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JSR CAMBODIA’18 ⑥ -サムボー村井戸建設プロジェクト-

チョムナンさん宅で昼食。

2018年2月21日、am10:30ー

サムボー村のお寺から車で5分、チョムナンさんのお宅に到着。

まずはチョムナンさん宅のお内仏にてみんなでお参り。

その後、今年もご厚意にあまえて昼食をいただいた。

チョムナンさんのお母さんが作る空芯菜炒め。本当に美味しい。
お店でいただく空心菜炒めよりフレッシュで、
また自家製のブラックペッパーソースが香り・味共に最高。まさにおふくろの味。

有り難く食事をいただいた後、しばし休憩していると、
村の村長さんがチョムナンさん宅にやってきた。

村長さんに今の井戸の現状を伺いながら、実際に井戸を見て回ることにー

 

井戸の現在ー

このプロジェクトを立ち上げて6年目。
これまでに設置された井戸は、サムボー村に20基+隣村に2基
井戸は6年間で22基となった。

村長:『 今、カンボジアは乾季のため、
一部の井戸では水が出ない状況が続いています。
しかしこれは乾季なので仕方ない。

8月にCNLの皆さんからお預かりした
井戸建設費もそのままプールしています。

井戸工事は4月に行う予定です。
なぜ4月かというと、井戸の掘削工事には適した季節があり、
それが雨が降り始める4月以降なのです。』と。

現在、支援金から井戸の修理・メンテナンスは行われており、
乾季のため一時的な枯渇状態の井戸はあるものの、
完全に使えなくなった井戸はゼロ、とのこと。

村長をはじめ、村の人たちは皆口々に、
『 皆さんの井戸によって生活はずいぶんと楽になった 』と嬉しい言葉。

村長:『 これまで往復30分かけて川に水を汲みに行っていましたが、
水瓶に貯めて使用していた水は必要最低限の生活水でした。
…この井戸ができたことによって、
農作物へも水をやれるようになり大変助かっています。…本当に有り難い。』と。

井戸は、現在物価の上昇に伴い、

・井戸一基 $300(31,894円)
・メンテナンス費 $50(5,316円)
・修理費 $15(1,594円)
・井戸の取っ手交換 $100(10,631円)
(※2018年3月現在)

とのことー

我々がこのプロジェクトを立ち上げた6年前は、
井戸が1基200ドルだった。…この6年で$100の値上がり。

・・・しかし、現在のプノンペン市内の急速な発展と勢い、
物価の上昇率を考えれば、当然と言えば当然かもしれない。

 

建設予定地めぐり

 

次に、サムボー村・時期井戸建設予定地を見てまわった。

まだ、このプロジェクトによる公共の井戸が届いていない土地へ。

お母さんに生活の状況を伺うー

お母さん曰く、『生活で使う水に関しては、
現在、隣のお宅が個人所有する井戸から 水を買って生活している』という。

お隣さんの井戸水を買わせてもらい、、
この水瓶をいっぱいにして一壺3,000リエル($1=4,000リエル)

金額にすれば、一壺ペットボトルの水一本分くらいだが、
…それでも毎日使うお水。
公共の井戸があった方が良いに決まっている。

お母さん:『もしここに井戸を設置してもらえたら、私たちを含め10世帯で使用できます』とのこと。

4月、ココに設置することが決まった。
設置場所も決定。

次なる場所へー

今回は新たな試みとして、
毎年【CANDLE NIGHT LIVE】でご協賛いただいている、
100円パオクレープの株式会社ミルクワークスさん、
そして【CANDLE NIGHT LIVE WEBSITE】を無償提供していただいている、
IT企業 株式会社マグネッツさんからも、各ご自身で製作していただいた
プレートとお金をお預かりし、井戸をそれぞれ一基ずつ提供していただきました。

おばちゃんのお家の前に、ミルクワークスさんの井戸ができます。

ミルクワークスさんからお預かりしたオリジナルデザインのプレート。
現地の人曰く、クメール語のスペルに少しミスがあったようですが、
でもそれはご愛敬。『…そんなことよりも、気持ちがありがたい』とのことでした。

同じく、株式会社マグネッツさんの井戸。

今後このようなダイレクトな形で、サムボー村との接点をとりもってあげられたら、、
そんなことも思っています。

マグネッツさんもオリジナルの可愛いプレート。
村の人たちはとても喜んでいました!

村の人たちと話をしていたら、

お父さん:『私はアナタ達のことを知っている。
前回8月にお寺でセレモニーをしましたね。
この村の人たちはみんなアナタ達の事を知っている』と。

…なんか少し照れくさかった。

 

 

サムボー村の病院へ

つづいて、サムボー村唯一の診療所へ。

診療所敷地内の東屋の隣に井戸はあるー

元々フランスのNGOがこの場所に井戸を設置していた。
しかし、我々が来た時にはすでに井戸は朽ち果て、ただのオブジェと化していた。

元々水脈も確保されているのに器具がダメなことで使えない井戸、、。

ここは病院。患者さんに水を提供する大切な場所なので、、
・・・大変申し訳ないながら、数年間放置されたフランスNGOの井戸、撤去。(笑)

新たに設置し直した井戸で、患者さんに再び安全な水を提供している。

この井戸はモーターを取り付け、強力なポンプで水を吸い上げるタイプ。

勢いよく水がでてきます。

 

続いて、サムボー村の学校

続いてサムボー村の学校へやって来た。

この学校の敷地内にある井戸。
現在はその井戸に柵が施されている。

これは二年前、何者かによって井戸が壊され、
器具のパッキン部分を盗まれたということがあった。

…ゴムでできたパッキン部分は、市場で$10で売れるのだという。

学校に通う子ども達が利用する大切な水ー

ということで、学校だけは下校時に施錠ができるよう、柵を設置。

その柵は我々JSRの仲間、三重県桑名の照順寺住職 YOSHITERU KUSANAGI氏が寄贈。

…サムボー村で唯一、個人名が記された井戸でもある(笑)

学校をのぞいてみると、子ども達が一生懸命勉強の真っ最中。

こちらの学校には、毎年伺っているので、
『ぜひ大切な机や椅子、本棚を購入してください』と寄附させていただきました。

今年も無事、サムボー村へ支援金を届けてくることができました。

今回はサムボー村訪問に際して、

①【サムボー村井戸建設プロジェクト】に、
CNL’17収益から 100,000円
株式会社ミルクワークス様 30,000円+プレート
株式会社マグネッツ様 30000円+プレート
川井様 30000円
合計190,000円を寄付。

②サムボー村の学校へは、
CNL’17収益から 50,000円
中嶋様 10,000円
合計60,000円を寄附させていただきました。

またJSRのメンバーもそれぞれにお預かりしてきた浄財をサムボー村へ寄付していました。

この場をお借りしてご報告させていただくと共に、
昨年CNLへお越しいただいた方々、CNLにご協力してくださる多くの皆さんに御礼申し上げます。

みなさん、ありがとうございました!