キャンドルナイトライブ

チームCNL 熊本へ①

ボランティアは奉仕ではなく恩返し。困ったときは「お互い様」。

2016年5月1日(日)、
キャンドルナイトLIVE(CNL)のスタッフに呼びかけ、
熊本市内の小峯町、そして被害の大きかった益城町へ行ってきました。

一週間前に急遽お休みをとり、
CNLのスタッフメンバーにダメ元で突然のお誘い・案内メールをしたところ、

福岡から3名、そして大阪から2名がそれぞれ飛行機・新幹線に乗って駆け付け、
さらには熊本中央区在住のスタッフも1名、
現地から直接益城町へ駆け付けてくれ、合計6名で行ってきました。

出発、いざ熊本へー

am6:40- 熊本へ出発。
途中コンビニ、広川SAへ立ち寄りながらゆっくり熊本へ向かうも、おそよ2時間で熊本ICに到着。
つい2日前に、通行止めが解除された熊本IC。
しかし、到着するなり異変に気づく。…料金所のゲートが無い、、。
車のお店のショーウィンドはどこもブルーシートで覆われていた。

・・・車内一同、沈黙。
am8:30ー
当初は交通渋滞を考慮して予定到着時刻をam11:00くらいとみていた。
しかし予想以上に早く着いた為、Aくんの知人を訪ね、急遽小峯町へ行くことに。
市内で車を走らせること15分、小峯町へ到着。
A氏の知人宅へ。お宅からおばちゃんが出てきて、地震発生からこれまでの体験談とこの町の状況を伺う。

・・・被災当時からこの町の公民館には物資が届かず、とても苦労されたそうだ。

『よかったら公民館にも行って欲しい。もし時間があれば手伝って欲しい。』
『モチロンです!』

行き先を教えてもらい、いざ公民館へ。

お宅から目と鼻の先にあった公民館。
到着すると、中から自治会長さんが出てこられ、

『ご苦労様です!ボランティアの方ですか?それはありがとうございます!
では、屋根瓦とブロック塀の撤去作業をお願いします!』

自治会長さんに案内され、間を置かず、そのままお家へ向かった。

道中、ボランティアセンターで派遣されてこられた団体と何組もすれ違う。

歩きながら、自治会長さんから色々話を伺った。

自治会長さんご自身のお宅も被災し、自宅が大変な状況であるにもかかわらず、
お家のことはそのままに町内のために日々奔走しておられた。

・・・本当に頭が下がる。

am9:00ー 作業開始。
作業内容は、崩壊したブッロク塀を一カ所にまとめて積み上げる、
頑丈なビニール袋に散乱した屋根瓦を入れ、道脇にまとめるという作業。
チームCNL、黙々と作業開始。

瓦を袋詰めしながらも、上が気になってしまう、、
次の余震で確実に落ちてきそうな瓦達、、。


作業を行うこと1時間ー
3軒のお宅の落ちた屋根瓦撤去作業、完了。

作業を終え、公民館へ戻ろうとすると、
お宅からおじいちゃんとおばあちゃんが出てこられた。

『スミマセン、よかったら家の中も手伝ってもらえないでしょうか?』
『モチロンです!』

急遽お宅へ上がり込み、今度は散乱した家財道具一式を外へ出すお手伝い。

『すべて要りませんから外にお願いします。』
『わかりました!』

・・・とは言いながらも、
散乱した家財道具を片付ける中で、おじいちゃんおばあちゃんの沢山の思い出の品が出てきたー

お孫さんから「おばあちゃんへ♡」と書かれたお手紙、
ご夫婦で香港旅行へ行かれた時の写真が焼き付けられたお皿、
お念珠にお経本をまとめた箱などなど、、。

『これはどうしましょうか?』

おばあちゃんにとって大切なものがでてくる度に、
『あぁ!これはとっておきます!』と、時折笑顔が溢れる。

中には、おばあちゃんがまだお若い頃のドレス姿の写真が出てきた。

『おばあちゃん、これも大事じゃないですか?』

『あぁ!これは私が45歳の時に資生堂さんから撮ってもらったんですよ〜』
『おキレイですね!』
『あの時はー 』

・・・短い時間ながら、写真にまつわる思い出話をしていただいた。
・・・他人がみれば瓦礫の山かもしれない。
でもご本人にとっては思い出がたくさん詰まった大切なもの。

・・・それが一夜にしてこんなにも変わり果ててしまう、、

本当に様々なことを考えさせられた。

作業を終えて、
『これから私たちは益城町の方へ行きます。これで失礼します。』

『・・・ありがとうございます、、本当にありがとうございます、、』

『・・・大変だと思いますが、お身体、お大事にされて下さいね、、』

涙を流しながら仰られるおばあちゃんと握手をかわして、小峯町を後にした。
おそらく、あのおばあちゃんご夫婦とは、もう会うことはできないと思う。

おばあちゃんの手のぬくもりが忘れられない。

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