キャンドルナイトライブ

カンボジア・アドバイザー。

先日、大学の剣道部の大先輩より電話を頂いた。

M県の各地域の寺院組織をまとめる『組長』方で形成される『組長会長会』で、今月28日からカンボジアへ旅行にへ行かれるそうで、『ただの旅行ではなく視察的要素も含めたいので意見を聞きたい』との電話だった。

・・・なんと恐れ多きこと。

『とりあえずFAXで行程表を送るので、まずは目を通して欲しい。』とのこと。

 

さっそく送られてきた行程表に目を通すと、アンコールワットのあるシェムリアップへ4泊5日の旅。
『…この行程だと観光はできても” 視察 ”は難しいので,プノンペンへ行かれた方が良いですよ』と、ご提案。
…しかし旅行会社との兼ね合いもあるので、たぶんキビシいだろう、、、と思っていたら…

なぜかすんなり通ってしまった。(汗)

 

旅行会社も急遽行程を変更。4泊のシェムリアップから、2泊シェムリ、2泊プノンペンという形に変更された。

プノンペンでの行程は自分にすべて任された。

 

プノンペン・トータルプロデュ−サー就任。

さっそく、現地学校スタッフと連絡を取り合い、ミニバスの手配、現地ガイドもNGOスタッフから2人お願いし、

現在ご一行のプノンペンでの行程アレンジを行っている。

 

シェムリアップは、カンボジアの「古代」を見て回られるので、プノンペンでは、ポルポト時代の「過去」、

そして、カンボジアの「今」を見ていただく行程を準備している。

・・・そんな準備を勧めていたら、「ピンポーン」と来客が。出てみると、いつも研修会などでご講師をされている先生だった。

 

私:『あ!せんせい!!どうされたんですか?』

先:『今度いつカンボジアへ行きますか?私も一緒に連れて行って下さい。』

私:『・・・え!?』

…わざわざ先生が、その用件だけを言いに来られるなんて。。

これまた恐れ多きこと、、。
カンボジアへ行き始めて10年目。

…ここにきてようやく活動が認知され始めてきたのかな。

 

カンボジアへ行き始めた10年前ー

様々な方に『行ってきます!』と言えば、あきれ顔で『また行くの?』、『危ないよ』、

『行って何ができるの?』、『変わってるねぇ』、『やりたいことはわかるが立場を考えなさい』…

 

本当に逆風の中をひたすら走ってきた。
…それでも信念を持ち続け、地道に活動し続けることで、今では反対者が賛同者に変わり、

同志や仲間たちがたくさんいる。現地で温かく迎えてくれる人も、力を必要としている人々も、、。
無理をしない程度に、自分が出来る範囲で、継続した活動ー
『続ける』ことの大切さを改めて実感します。

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