(つづき)第一部レクレーションを終えると、
しばしの休憩をとってam9:00、二時間目の授業開始。
来月西林寺で行う『こどもキャンドルナイト』とのジョイント企画を、
カンボジアの子ども達にも手伝ってもらうことにー
今年は『大切なものはなに?』というテーマのもと、
日本で暮らす子ども達に、カンボジアの現状、今回の熊本地震についても触れながら、
あらためて私たちにとって『大切なもの』は何か?について考えるきっかけ、
日常生活の「ありがたさ」を、子ども達に伝えるご縁にしたいと考えている。
大きな段ボールをキャンバスにして、『大切なもののなる木』オブジェを制作。
日本の子ども達と、カンボジアの子どもたちが描く木の実『大切なものの実』が、
木の枝にどんどん実をつけ、撓わになっていくという、、
そんな共同作品づくりを準備中。(なかなか言葉で説明しづらいですね・苦笑)
・・・詳しくはまた後ほどに…
5歳の女のコも一生懸命描いてくれた。
・・・日本では書かれることのない、南国特有の珍しい『大切なもの実』たち。
国が違うと木の実の発想も色使いも、、本当に面白い。
お絵かきワークショップを終えたら、
最後は教室の後に全員集まってー
我々、京都・西本願寺内にある【勤式指導所】という、
浄土真宗の「声明」(お経に節の付いたもの)と「雅楽」を専門的に学んできた同志。
これまで様々な場所で、
ご本山で学んだ「声明と雅楽」を活かし、国際交流や仏教交流を行ってきた。
愛センターに通い始めてもう10年になるが、学校ではこれが初めて。
この東南アジアにあるという話しに触れながらの雅楽説明。
曲目は、雅楽の中でも最もポピュラーな『越天楽』。
宗教省大臣もご出席いただいた仏教交流以来、10年ぶりだった。
・・・ちなみに私自身は、雅楽は「たしなむ」程度なので、
実演メインは本派のスペシャリスト達にお任せ。私は企画専門です(笑)。
・・・それにしても、今回は初の短パン&お揃いTシャツ(笑)。
これはこれでとても新鮮だった。
『みんな!日本の伝統音楽を実際に聴いてみてどうだった!?』と聞いてみると、、
皆、口々に声を揃え、
『・・・悲しい気持ちになった。』と。
どこかションボリ(笑)。
・・・。(苦笑)
主にお葬式の際にこのような音楽を演奏するのだという、、。
・・・さすがルーツです(苦笑)。
カンボジアでは現代音楽よりも、むしろこういった伝統楽器の方が身近に感じていて、
目新しさでいえば、カンボジアの若い子よりも、むしろ日本の若者の方が新鮮さを感じるのかも、、
・・・またひとつ学んだ事でした。
篳篥を現代風にアレンジし、最近ではソリストとして様々な場で活躍中の彼。
最後に一青窈の「ハナミズキ」を演奏してもらったー
想像以上に高いクオリティー。・・・さすが深親くん。
そしていつもと違う愛センターでの交流会でした。
大成功!!!
今年新しく愛センターに入学した子どもたちを集め、
昨年のCNL’15収益 280,000円の中から、
以前「デザインの寄付」として学校へ納めた、
『愛センター・トートバック』を新たに50枚寄贈。
” スクールバック ”としてプレゼントしてきました。
愛センターへ今後ボランティアで訪れる方々も、このトートバックを現地でお求めいただけます。
売り上げは、そのまま愛センターへの運営費となります。ぜひ買ってください(笑)
今回CNL’15収益の中からEPSONのプロジェクターを購入・寄贈してきました。
今後、映像教材を使っての授業や、日本文化を紹介する授業などに使ってもらえたら。
さらには、これまでこの学校に訪れたボランティア先生OB方と、
ネット中継をつないでの授業なんかもできるのではないかと・・・可能性は無限大です。
『妖怪ウォッチ』DVDセットも寄贈してきました(笑)
現在福岡に留学している私の友人で、カンボジアやタイの学生達は、
日本語を学ぶキッカケとして、『日本のアニメ』を挙げることが多いのです。
『何を言ってるか意味がわからないので、
日本語をもっと勉強して、アニメで言ってる意味を理解したい!』とー
この中から一人でも現れてくれてら嬉しいですー
各お寺から持ってきた物資や寄付を届けていました。
この学校の校長である渡辺藍さん、本当にありがとうございました!