『楽しむことを前提として、それをいいことにつなげるー』
朝の愛センターでのワークショップを無事に終え、これからサムボー村を目指す。
その前に、プノンペン市内のガソリンスタンドで、ある人と待ち合わせ。
カンボジアの法友、サリー・チョムナン。
お坊さん時代はカンボジアのボンキリ僧王の秘書を務められ、
お坊さんをやめられた後は宗教省、そして現在内務省勤務。
彼の夢は『弁護士』ということで、現在も働きながら勉強を続けているー
本当に頭の下がる、素晴らしい人格者です。
お坊さん時代の頃から性格が何ひとつ変わっていない。
たとえ僧侶をやめても、「和顔愛語」そのままな、敬虔な仏教徒です。
これから行くサムボー村は、そんな彼の故郷の村ー
電気も水道も通っていなかった彼の村に、
『井戸』を設置するプロジェクトを立ち上げ、今年で4年目となった。
サムボー村へ行くための渡船場に到着。
目の前のメコン川を渡れば、そこはもうサムボー村だ。
・・・これが何なのか気になる、、。
渡船場から車でさらに進むこと10分ー
サリー家のお内仏にて三帰依文と、讃仏偈のおつとめ。
チョムナンさんのお母さんが腕によりをかけ、私達を迎える食事の準備。
・・・本当に有り難いです。
絶品チャー・トゥロックォ〜ン[空心菜炒め]。お店で食べるより新鮮で美味しい。
外は暑いけど、中は爽やかな風が吹き抜け、とっても気持ちがいい。
チョムナンさん宅に、サムボー村の区長さんがやって来た。
今からこの村の井戸の現状を聞くー
(つづく・・・)