『理屈ばっかり言っていないで
「行動せい!」と言いたい。大切なのは実行すること。』
佐治 信忠(サントリー代表取締役会長兼社長)
『とにかく思い立ったら今始める。』
勝間 和代
『とにかく行動してみなければ、何も始まらない!』
茂木健一郎(脳科学者)
『志あるなら実行あるのみ。』
吉田 松蔭
6月6日(水)から今年もカンボジアへ行くことが決定。 今回は、新しいプロジェクトも実験的に試みることにー
その名も、
【 『JSR』×『SARY CHAMNAN』 PROJECT 2012 】
【 『CANDLE NIGHT LIVE』×『SARY CHAMNAN』 PROJECT 】
ふたつの名義で予てより行ってみたかった、『 井戸掘りプロジェクト 』 敢行します。
6月8日、プノンペン・ボットンバッタイ寺での僧王謁見後、プノンペンから車で一時間、チョムナンさんの田舎へ遊びに行くことに。
聞けば、チョムナンさんの田舎は未だに電気は通っておらず、水道もないため、村の数カ所に設置されている井戸水で生活をしているという。
そんなチョムナンさんの“サムボー”村に初めて行く。
…先日チョムナンさんに、『井戸設置するのにいくらするんですか?』と聞くと、
チョムナン氏:『$200デス』。
・・・200ドル!?
…日本円にしておよそ16,000円程度。
…そういえば、以前シェムリアップの村でも、この井戸はいくらで掘ったの?と尋ねると『$200くらい』と言っていた。
…こうやってチョムナンさんと親しくなったもの何かの縁。
せっかく村に行く縁を頂くことだし、どれだけのことができるかわからないが…
『井戸を掘りプロジェクトやりましょうよ!』
ということになった。
今回行くメンバーで、 (今回は集大成と位置づけ、これまで活動を共にした純JSRメンバー)
お金を出し合って井戸を一つ、そして去年のキャンドルナイトの収益から井戸をもう一つ。
チョムナンさんと手を取り合い、『やりましょう!!』となった。
お金は先日チョムナンさんに託し、今頃、チョムナンさん陣頭指揮のもと、さっそくサムボー村に井戸を建設中。
チョムナン氏は、カンボジア仏教界では、僧王の側近として世界各国に随行したり、
王立仏教大学で学部長を務めるなど、村ではまさに英雄ー
その彼が陣頭指揮をとっていただくのであれば間違いないと思う。
設置場所は、チョムナンさんの提案で、不公平のないよう、村の小学校と山の上の公共広場に設置。
我々が行く6月8日には完成予定で、実際に自分たちが訪ねてみて、
本当に$200という金額で井戸が完成していれば、…今後、チョムナンさんの村に井戸を増やして行くー
そんなプロジェクト。
『井戸掘り』プロジェクトは、カンボジアに関わる上で予てからの夢だった。
数年前、プノンペン郊外のゴミ山集落に”井戸を設置しよう!”と、計画を立ち上げたことがあったが、その後ゴミ山の水質調査の結果、
ヒ素などの有害汚染物質で、たとえ30m掘ったところでも、きれいな水を汲み上げることは不可能と、計画を断念したことがある、、。
今回は、
①井戸を必要とする村がプノンペンから近いこと
②建設をする上で村の有力者(僧侶チョムナン氏)と縁があり、
不正などが極めて少ないこと。
③チョムナンさんの帰国後、すぐに建設プロジェクトを立ち上げ、
数週間後に我々も完成度を確認することができる好タイミング。
この3点でできることは大きい。
井戸掘りは、ゴールのない教育支援と違い、多くの人たちと少しずつでもお金を出し合えば、高額でなくても人々の生活を改善することができる。
目標達成が目に見えやすいというのもモチベーションとしてはいい。
今回は、水質調査なども含めた上で、20,000円×2でチョムナンさんに夢を託した。
8日、一体どんなことになっているのか、、、うまくいけばいいな。
キャンドルナイトでも、みんなでやってきたことが、 まさかこんな形で…ホントに現地に貢献できたなら、、、
…それはそれは、とても感慨深いものになると思います。
できるできないは、やってみないとわからない。
目の前の問題に、自分ならどう取り組めるかを考え、まずは行動に移してみる。大切なのはとにかく一歩、実行してみることです。
その後の問題は…またその時、直面した時に考えたいと思います。 まずはとにかくやってみる。
結果は8日、現地からお知らせします。