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CAMBODIA ’12 ① — 旅の始まり ー

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6月6日(水)、今年のカンボジア旅がついに始まった。

今、機上から思いを綴っています。

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朝、キャンドルナイトのメンバーからたくさんの暖かいメールをもらい、

空港では妻に笑顔で見送られて、一路タイ・バンコクへ向かっている。

 

今朝、出発前には日頃お世話になっている先輩がわざわざ来られ、激励の言葉と有り難い志を頂戴し、、、

本当に、自分は様々な人たちに支えられて、今の自分があることを実感します。。。

あらためて家族や先輩方、友人、仲間たちに感謝です。

カンボジアプロジェクトに関わってくださった、たくさんの人たちの思いも一緒にカンボジアへ届けたいと思っています。
・・・それにしても、今年でカンボジアへ行き始めて10年目となった。

・・・よくもここまで行き続けることができたもんだ。

 

活動当初は、様々な方々からご批判、反対を頂いた。

 

『アナタの気持ちはわかるが、私は反対。もし、アナタの身に何かあったら、私たちは一体どうなるのか・・・立場を考えて頂きたい』

『偽善。』、『ボランティアがしたいなら日本ですればいい。』

『カンボジアへ行く費用があるなら、その費用を学校へ寄付した方がいい。』

 

他にも様々なご批判や叱咤激励を頂いた。

・・・それでも、”自分の生き甲斐”と”やり甲斐”、ある種の使命感さえ感じるようになったカンボジアとのご縁、、。

 

最初は単なる旅行で行ったカンボジアだったが、 人に魅了され、行き続けていく内、

カンボジアの学校との縁が生まれ、現地のお坊さんたちとの友情が芽生え、

政府関係者ともご縁ができ、僧王ともお会いできるようになった。

 

今では、僕の帰りを待ってくれるカンボジアの友人たちがたくさんいる。

そんなひとつひとつの経験が実績となって、昔、様々な苦言を言われた方も、今では賛同者となり、いつも暖かい目で見守ってくださっています。

これまでのカンボジア行きを、僕は決してボランティアだとは思っていない。

 

すべては、自分の経験と勉強のため。そして、一僧侶としての立場ではなく、

人間としての感度、、様々なカンボジアでの現実を通して、何もできないこの自分に、一体何が出来るのか、、、

 

それを考え続けてきた10年のように思います。さぁ、今年はどんな出会いや経験が待ってるんだろう、、。

考えただけでワクワクします。