『 楽しむことを前提に、それをいいことにつなげるー 』
前日はスタッフで会場設営と最終の打ち合わせ。
『BAR』チームに分かれ、各々の持ち場でさっそく作業に取りかかる。
【CANDLE NIGHT LIVE】の代名詞であり、9年間変わらないアイコン的演出。
今年、家具最大の見本市・ミラノサローネにデビューした彼。
今回も不織布(ふしょくふ)を使って本堂を演出。どんな空間になるのか、みんなもワクワク。
そして建築事務所に勤務する下田くん。頼もしい布陣。
これまでの9年間で初の『パープル地』×『シルバー』の配色。
今年のゲストであるアンサリーの優しくて美しい、
そしてどこかしなやかな芯を感じるあの歌声を、
筆記体でシンプルに表現できないかと思いデザインしました。
Cを円に近づけることで、印象に残るアイコンとして「CNL」が成立するよう、
文字というよりも記号というニュアンスでデザインしました。
そのため「C」のみ大文字にしています。
キッズ用は、この「Cnl」表記をタテにし、線を面とすることで、
よくみると「Cnl」に見えるという、遊び心あるデザインとしました。
坂下和長[CRITIBA]
売り上げは経費を差し除き、すべてカンボジアの各支援先へ寄附。
カラーはいずれも、Ann Sallyサンをイメージしたナチュラルで優しい配色に。各種1,200円。
SHIHOサンのヘアアレンジブース制作開始。
毎年どこのチームよりも早く立ち上がり、準備をすすめていくBARチーム。
大将を中心に、チームとしてまとまっていく姿は本当に素晴らしい。
・・・仏さまのような顔面。
【お菓子の工房 OPERA】さんより今年も焼きドーナツが届いた。
オーナー濱田一郎さんのご厚意で、『このドーナツは来られた方に配って下さい!』と、
いつもありがたいお申し出。今年も先着順でお渡しさせていただくー
【GAB.COFFEE】の坂井さん、明日使用させていただくコーヒー豆を、
わざわざ東京から手渡しで持ってきていただいた(!)
しかも飛行機の時刻に合わせて、ギリギリで焙煎…(!)
・・・本当に有り難い限りです。
各グループ準備を一旦やめ、本堂に全員集合。これから全体の最終打ち合せー
ひとりになると、急に不安に押しつぶされそうになることがある。
いつも勇気と刺激を与えてくれる、魅力的で素晴らしい仲間達。
…そんなみんなと、今年もCNL、始まりますー
初めて加わるメンバーもいるのでまずは自己紹介、そして
イベント趣旨の共有、どういう姿勢で本番を迎えているかを再確認。
再び各グループに分かれて明日の準備ラストスパート!
不織布を使った本堂装飾が遂に完成(!)
羽毛に見立てた繊維をランダムに絡ませて作られる不織布は、
本堂を吹き抜ける風で時に優しく、時にダイナミックに動いたり、、
鳥が羽を広げて飛んでいるみたい。
その塩梅を調整しながら不織布の弛みを整えていく。
そして、会場演出の準備が一段落すると・・・
・・・廊下から威勢の良い男衆のかけ声。
Ann Sallyサンたっての希望で、今回は「生ピアノ」で行いたいとのこと。
しかし、レンタルすれば「調律」を含め10万円は下らない。
・・・そこでCNLの予算の兼ね合いもあり、
Ann Sallyサン側にご了解を得て「お寺のピアノ」で行ってもらうことに。
前日紹介していただいた調律師さんに来てもらい、ピアノを見てもらった。
…するとダンディな調律師さん、、
『このピアノはとても良いピアノです。
グランドピアノがポルシェなら、このピアノはルパン三世に出てくるFIAT。
馬力はスポーツカーに劣りますが、良いエンジンが搭載されています。
でも、悪く言えば「イモ臭い」ピアノです。
女性で言えば、本当の自分の美しさに気づいていないピアノです。
ドレスが似合うはずなのに、毎日ジャージで過ごしているピアノです。
私が当日、このピアノにアイシャドーを施して、
ライブ用に本来の良さ以上を引き出す調律を行います。』とー
・・・何やらわかったような、わからないような…(苦笑)
でもそんなピアノだったんですね、、ほぼお寺のオブジェになっていました。。。
そんなことを仰っていただき、一安心。
大の大人がこれだけ寄ってかかっても、腰を痛めそうな重量だった。
【BAROQUE】の大石サンのお花も届いた。
『チャリティで一番大事なのは、いくら寄付をしたかということではなく、
どれだけ多くの人と一緒に楽しみ、思いをひとつにできたかということ。 』
勝ち負けだけの挑戦じゃない、人生を豊かにする挑戦を!