6月8日(金)、僧院・仏教大学を跡にし、向かった先は、プノンペンから車で約二時間。
チョムナンさんの実家がある、サムボー村へ向かう。
車で走ること1時間半、メコン川で行き止まりの所までやって来た。
ここで渡し船がやって来るのを待つ。それまでしばしの休憩。
・・・しかしこの出で立ち・・・村人から注目の的、、。
至る所でワラが3m近く積み上げられ、まるでほこらのような存在感・・・
今まで見たことのない光景が広がっていた。さぞ家畜も太っているんだろうなと思っていたら・・・
・・・やはりこの通りで、、、 カンボジアの牛はどこへ行ってもこの痩せ具合、、。
炎天下のもと、みんなで木陰で待つこと20分ー
ようやく、渡し船が川岸にたどり着いた。
船ごと乗り込み、メコン川を渡り、さらに奥地を進むこと10分。
チョムナンさんの故郷、サムボー村へ到着。
たくさんの村人から歓待を受け、さっそくチョムナンさんのお家へ。
高床式の藁葺きのお家。
さすが南国の村。ワラで編んだ壁は、風通しもよく、お家の中へ入ると、結構涼しい。
お家のお内仏。ブッタの前でみんなでお参り。
おつとめ後、たくさんの料理が並ぶ。 今日のお昼は、ここサムボー村で戴くことに。
・・・日本人にとって、短期滞在者の超ローカルフードはハイリスクといわれますが、
チョムナン氏のご家族の手厚いおもてなし、みんなで有り難く戴きました。
お腹が弱いメンバーは、 使われている水や油でもあたってしまうこともあるので、
その辺は各自の意識で。 でもチョムナンさん家の空心菜炒めは絶品だった。
雷魚の丸揚げには、さすがに全身硬直してしまったが(汗)
食べてみると、日本で食べる魚の味とさほど変わらない。
・・・それにしても、まさかチョムナンさんの村に訪れることができるなんて、、。
彼は間違いなく村の英雄でした。
そのお家から出家者がでるだけでも名誉なことなのに、それが現在僧王の側近として、
まさにカンボジア仏教界の中心にいるとなれば・・・ チョムナン氏は村の誇り。