『やってみなはれ。やらなわからしまへんで。』
鳥井信治郎(サントリー創業者)
いざ、熊本へ ー
2016年5月14日(日)am8:00@ 西林寺ー
今日は熊本・益城にて、【みんなのっけて 皆乗寺まつり】当日。
遂にこの日がやって来た。
CANDLE NIGHT LIVE(CNL)のスタッフ、続々と集合。
今日はバス一台を貸し切って、みんなで熊本入りします。
運転手はCNL BARチームの大将であり、
本日、 『健康体操家』として、” 第二戦目 ” を控える松田一郎氏。
“オトナの大遠足”を前に注意事項タイム。
am8:10ー
CNLスタッフ総勢22名、いざ熊本へ向けて、出発!
松田一郎氏、久々のバス運転。彼に21名のいのちを託す。
後ろから見るととても姿勢がいいので、
『緊張しているのか?』彼に聞いてみると、、
松田:『 緊張より興奮。』
と謎の名言。
今、被災地に必要なものは、『 娯楽 』。
と、ある方から聞いた。
この一年間、微力ながら皆乗寺さんでお手伝いをさせていただきながら、
自分たちに何ができるのか?…ずっと考え続けてきた。
その結果、僕らが一番力を発揮できる方法、得意な方法 =『娯楽の提供』だった。
【CANDLE NIGHT LIVE】は今年でいよいよ10周年ー
これまでに培ってきた経験とチームワークを活かして、
どれだけのことができるかはわからないけれど、今日はみんなで楽しい一日を創りたいと思う。
ボランティアではなく、応援。
困った時は、お互い様。
今回の【皆乗寺まつり】にあたって、
「地震」や「復興」など、そんな大それた言葉はいらない。
もっとシンプルに、今日は益城の皆さん、皆乗寺さんを取り巻く方々へ『娯楽』の提供です。
解体前の美しいご本堂を目に焼き付けながら、みんなで楽しめたらと思う。
益城町 到着
am10:10ー
皆乗寺さんまでこれから道が狭くなるため、バスはここまで。
全員で荷物を持って降り、ここから徒歩でお寺入り。
キッズスタッフも、率先してお手伝い。
皆乗寺 ー
am10:30ー
震災以来、ずっとブルーシートで覆われていた皆乗寺さんのご本堂。
Quilts in the forestさんのキルティングでデコレーションされ、
再びその美しい姿を現していましたー
今日のこの日に至るまでの歩みは、
私たちには到底計り知れない、大変な道のりだったと思います。
震災当初の本堂や庫裏は、大変なことになっていました、、
かなり危険な角度で傾いていた鐘楼堂は現在解体され、今は更地となってしまった。
皆乗寺さんのご本堂は、『建っているだけの全壊』と認定されー
正面の屋根の重みで前のめりに傾き始めていたことから、
正面の屋根のみが切り取られ、
現在の姿となりましたー
痛々しくも、でもやっぱり美しい皆乗寺さんのご本堂。
200年の歴史を持つ立派な「聞法の道場」ですが、
…残念ながら今年の10月に解体が決まっている。
益城町の倒壊家屋撤去作業がいよいよ9月、10月には大詰めを迎えるとのこと。
…その一番最後の解体作業が、この皆乗寺さんになるとのこと。
解体前に 、みんなでこのご本堂を目に焼き付け、
“ 楽しい思い出 ” を最後に残すことができたらー
舞台に華を添えるのは、我々が支援させてもらってる
カンボジア・愛センターの子ども達が描いたお花の絵。
…カンボジアの子ども達も、間接的に関わってもらいます。
お店の設営も急ピッチで進められー
pm11:00ー
CNLの仲間であり、FM FUKUOKA 人気番組『モーニングジャム』
パーソナリティーを務める上野奈生ちゃんにMCをお願いし、ご住職のごあいさつ。
それを皮切りにー
【みんなのっけて 皆乗寺まつり】、いよいよSTARTです!