井戸プロジェクト大成功の後、プノンペンへ戻り、一路カンボジアNGOスクールへ。
今年一年間のお寺のお賽銭と、有志の方よりお預かりした浄財、そしてキャンドルナイト収益を学校教材に変えて学校に寄付。
(※詳細は後ほどご報告します。)
JSRメンバー、それぞれに学校へ寄付させていただいた後、
学校長TYDYさんとU田氏を含むメンバーで、近くのカフェへ移動。
現在の学校の問題点や現状、これからの展望などを話し合うミーティングを今年も行った。
同時進行で、今回同行していただいた宮大工であり、平安社寺建築の若き社長 石渕さんは、
カンボジアNGO校にて、ワークショップを敢行。
テーマは、『日本建築について、”宮大工”というお仕事について』
この日のためにNGO校では、
『日本の建築・日本の宮大工の仕事に興味がある方は、8日15:30に教室に集まって下さい』
と、事前に校内放送で呼びかけてもらっていた。
学校側では当初、5~6名くらいだと思うので、少人数で交流会的な形をと進めていた。
・・・しかし、いざ集まった人数は軽く20人を超え、、、大盛況。
石渕さん、日本伝統建築の特徴や、
東南アジアと日本寺院の「屋根」の構造の違いなど、実演と写真も交えてワークショップ。
ときには、木槌でコン!コン!コン!と現場さながらの実演。生徒はその一つ一つを興味津々に見つめた。
学生たちはみな熱心に話に耳を傾けていた。
石渕さんの話は『わかりやすくてとてもよかった!』と好評。
最後には学生から、『また来年も来て話をしてもらえますか?』との問いに、
石渕さん:『はい!・・・あー!言ってもうた~っっw!』
・・・約束したからには、また来年行かねばなりません、、。(笑)
とりあえず今回は、日本が誇る”宮大工”という職業についてのお話。
行く先は、この学生の中から、日本で棟梁のもとで技術を学び、それを活かす学生がひとりでもでてくれたら、、。
NGO校での石渕さんワークショップは大成功。
お仕事の都合で石渕さん、ワークショップ後慌ただしく帰国された、、
宮大工のプロフェッショナルとして石渕さん、カンボジアに確かな一歩。
石渕さん、本当にありがとうございました!