帰る前に、「つばさ橋」へ
2017年6月6日(火)pm3:00ー
サムボー村を出発。宿へ帰る前に以前から一度みておきたかった場所へ。
プノンペンとは逆方向、メコン川沿いの国道1号線を30分ほど車で走ると、
突然姿をあらわす ” 日本風 ”な巨大な橋、、。
日本の協によって10年以上の歳月をかけて造られた、
全長2,215メートル、カンボジア最大の橋【つばさ橋】(スピエン・ツバサ)。
2羽の鳥が手を取り合い、翼を広げて見えること、
カンボジアとさらなる日本の関係発展、友好の象徴として命名されたそうだ。
この「つばさ橋」と同じく、日本のODA(政府開発援助)
によって架けられたコンポンチャム地区にある「きずな橋」の両橋は、
カンボジアの500リエル紙幣にも描かれている。
左には「つばさ橋」、中央に「きづな橋」、右の記念碑にはなんと「日本の国旗」も。
一国の紙幣に外国の国旗が描かれているのはとても珍しいこと。
カンボジアの人々の、日本への感謝の思いが込められているのだそう。
この橋はカンボジアで最も重要な幹線道路。
これまでこの道路は、メコン川により分断され、
川を渡るにはフェリーを利用するしかなかった。
その待ち時間が30分、繁忙期には5〜6時間かかることもあったそうだ。
それが橋が架かったことにより、カンボジアを中心として
タイ、ベトナムをつなぐ南部経済回廊の要衝、経済成長を支える大動脈となった。
近隣住民にとっては、病院、学校、職場などへのアクセスなど大きく改善されたそうだ。
サムボー村の目と鼻の先にありながら、まだ一度も訪れていなかったつばさ橋。
激しいスコールで、外へ出てゆっくり眺められなかったのは残念だったが、
あの500リエル紙幣に描かれていた日本の橋をこの目で実際に見られて本当に良かった。
プノンペンへ戻り、みんなで交流会
つばさ橋から車を走らせることに2時間、ようやくプノンペンに到着。
街は仕事が終わり、帰宅するラッシュで大渋滞。
つばさ橋から2時間半かけてようやく無事宿に到着。
そしてPM8:00ー
一緒にサムボー村へ行ったスタッフ、
一年ぶりに再会のカンボジアの友人達も集まって、みんなで乾杯!
元カンボジアNGO学校の優秀な先生だったキムタウは家族で駆けつけてくれた。
一年に一度の再会。
みんなで楽しい時間だった。
会も終盤に差し掛かっ頃、お店の店員さんに頼んでサプライズ。
今日はキムタウの奥さんの誕生日ということで、ケーキ登場!
ママの誕生日、一番喜んでいたのは娘ちゃんだった。
最後はキムタウ夫婦を囲んで。
カンボジアでの活動は、日本の皆さん、カンボジアの皆さん、
本当にたくさんの人たちによって支えられています。
今日も一日、本当にありがとうございました。
こうして、長く充実したカンボジア滞在2日目を終えたー