いざ、愛センターへ
2017年6月7日(水)am8:00ー
カンボジア滞在三日目。プノンペン郊外、愛センターへ。
宿から車を走らせること40分ー
愛センター到着。
愛センターは2005年に設立されたフリースクール。
プノンペンの郊外、旧ゴミ山のあるストゥンミエンチェイ地区にあり、
現在122人の子供達が、クメール語・算数・英語・日本語などを勉強している。
学校設立当初、公立の学校に通えない子供達への教育の機会として開かれたが、
現在では公立の学校に通いながら、愛センターでも勉強している子供達がほとんどだそう。
am8:15ー
すでに学校の授業は始まっていた。
授業を学ぶ姿は、みな一生懸命。
隣のクラスでは、高学年のお姉さんが、
低学年の子ども達にクメール語の発音を教えていた。
授業を教える側も、教わる方もみな真剣そのもの。
高学年のお姉さん達がみな年長者としての
「自覚」をもっているところが本当に素晴らしい。
授業中、『ここの学校へ通わせて欲しい』と、
お父さんが2人の娘を連れてやって来ていた。
1校目の授業が終わると、子ども達が駆け寄ってきた。
みんなわざわざ正面まで接近して日本語で『コンニチハ』と合掌のポーズ。
そして最後にハイタッチ。これをひとりひとり、60人全員と行った。
ここに来ていつも思うのは『挨拶』の素晴らしさ。
それは私が初めてこの愛センターにやって来た2009年以来から変わらない光景。
挨拶はきちんと相手の目の前まで行って合掌の姿をつくり、
相手の目を見て、大きな声でご挨拶。
・・・これが伝統として次の世代に受け継がれているのだろう。
カンボジアの子ども達から学ばせてもらうことが多い。
JSRワークショップのはじまり〜
pm8:25ー
チームJSRで、ワークショップの進め方、最終調整。
前半は、橋本健人くんと冷泉康正くんの次世代ホープによるゲームの時間。
最後にどのタイミングで『ロォム・ジェ』のダンスを踊るかも打ち合わせ(笑)
pm8:30−
『チョムリアップ・スォ〜!!!(コンニチハ〜!)』と大きな声でご挨拶から、
JSRの「授業」、はじまりはじまり〜。まずは自己紹介から。
『私のこと、覚えてる人〜!?』
というと、新入生以外の子達からパパパッっと手が挙がった…
…超感動。(笑)
『では!はじめにグループに分かれてゲームをしたいと思います!
優勝したらプレゼントがあるかもよ〜?(笑)その後、教室でみんなに絵を描いてもらいます!
今日は短い時間ですが、みんなで楽しい時間を過ごしたいと思います!よろしくお願いしまーす!』(拍手)
ますはカラダを動かす『レクレーション』の時間
まず各グループ4つに別れて整列。
ゲームを通してカラダを動かし、
チームで団結して目標達成することの面白さを伝える事を目的に行う。
今年から愛センターに入学し、
まだ数日という子ども達は若干緊張気味で整列。(苦笑)
まずはゲームその1、START
はじめに、赤いリボンチーム、青いリボンチームに別れて、
各自お尻に引っかける。「よーいドン!」で時間内に相手のお尻のリボンを奪う。
日本ではオーソドックスなゲーム。
じゃあ行くよー!!!
START!!!
お尻のリボン取りゲーム、予想以上に大盛り上がり。(笑)
ピンポン球運び競争
最後はグループ対抗、卓球ラケットでピンポン球運び競争。
これが想像をはるかに超えて大盛り上がりー
本当にシンプルなゲームだけれど、
こんなにも感情豊かに、そして活き活きと、真剣にゲームに向き合う子ども達、、
その表情を見ているだけで、あたたかい気持ちになる。
日本の子ども達は、ここまで熱くなるだろうか、、
まるで大きな大会で優勝したかのような喜びよう。
彼らのその抜けに明るく、純粋なその姿に心打たれます。
最後はみんなで流行ダンス!
みんなで楽しくレクレーションを終えた後、
最後はカンボジア人の誰もが知ってるこのダンスで・・・
https://youtu.be/ax7W2iKGJOw
現在国内大流行中のカンボジアン POPダンス『ロォム・ジェ』(笑)
踊りもわかりやすく、そしてなんか面白い。(笑)
みんなが笑顔になるダンス。
そのまま、ハイポーズ!!!
ダンス終了後は、みんなにゲームの参加賞。
私が小学生の頃大好きだった『キャベツ太郎』と『うまい棒』のお菓子。
前半のレクレーションは、
予想をはるかに超えて大盛り上がりで幕を閉じたー