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東峰村へ。

2017年7月17日(祝)am9:30ー
東峰村にボランティアセンターが立ち上がって三日目。
今日、チームCNLの野上氏とふたり、初めて被災地へ足を運んだ。

未だ至るところが通行止めの東峰村宝珠山。
朝倉IC〜吉井町〜日田方面をぐるっと迂回して東峰村入り。

東峰村に入ると、手つかずの状況が至るところに。

川を中心として山間にある東峰村ー
360度景色を見渡すと、
至るところで山が地滑りを起こし、
山肌が剥き出しになっていた。

ボランティアセンターの基地となっている
東峰学園にてボランティア手続きを済ますと、
直ちに指定されたお宅へ向かった。

午前中はお宅の土砂を屋外へ書き出す作業。
家屋の異常な温度、また、
この地域ではまだお手洗いが
水洗ではなく汲み取り式の為、
土砂とトイレから上がってきた糞尿の臭い、
食べ物が腐ったような”すえた臭い”も相俟って、
震災時とはまた違った状況が目の前にあった。

そんな中皆黙々と土砂撤去作業ー
水分をたっぷり含んだ粘土質の土砂はとにかく重い、、。

30分作業を行っては、必ず10分の休憩をとる。
その繰り返し。

お家の方に聞くと、今日になって初めて
ボランティアが来てくれたとのこと。

午後はトラックで廃棄物運搬

 

午後からは軽トラックで
お家で出た廃棄物を町のグランドまで運ぶ作業。

グランドまで向かう道の途中、このような道も横切っていくー

自然の脅威をまざまざとみせつけられた。

熊本震災の時と同様、廃棄場では
プラスチック/畳/木材/家電製品/ガラス/ブロック塀/屋根/煉瓦等、、
それぞれ分別して廃棄しなければならない。

…細かく仕分けしながらの廃棄作業は、本当に根気がいる作業だ。

今回の三連休で全国各地から
沢山のボランティアが朝倉を東峰村を訪れたそうだが、
まだまだ多くの人手と長い支援が必要だということを身を持って感じた。

…そしてこの異常な暑さ、、、
心が折れそうなほどの暑さはこれから一番の敵となりそう。

また時間があった時には、お手伝いへ行きたいと思います。