ワークショップ開始!
2017年7月29日(土)pm5:25ー
絵本の読みきかせLIVEがおわり、ワークショップ開始。


はじめにNannyさんによる説明ー
【こどもキャンドルナイト】で制作した作品たち
これまで、こどもキャンドルナイトに参加の子ども達と、
カンボジアの子ども達で「共同制作」をテーマに様々な作品を創ってきました。

2011年、【CANDLE NIGHT LIVE】の看板づくり。

2012年、両国の子ども達が自由に積み木に色を塗って表現した『夢の街』。

2013年、カンボジア・愛センターの『学校看板をつくろう!』。
立体的な木型文字は、日本の子ども達が担当。

2014年、構想から3年かけて制作した、両国の子ども達で制作したトートバック。

現在も、現地愛センターでは、”スクールバック”として使用されています。

2015年、『平和の花を咲かせよう!』。
日本の戦後70年の年に、『平和』の象徴を「花」に見立て、
平和について考えながら、想い想い『平和の花』を表現してもらった。

そして2016年は、『大切なモノの木』。
熊本地震やカンボジアの同じ世代の子ども達の様子を通して、
あらためて、私たちにって「大切なモノ」を今一度考えることテーマに掲げ、
両国の子ども達が思い思いに『大切なモノの実』を表現してくれた。
そして2017年 ー
『平和の花』が咲き、『実』なって、

両国の子ども達の「夢」や「希望」、「平和」、、
…そんな願いをそれぞれ1本のローソク に表現してもらい、
『おすそわけの光』を増やしていきます。

まずはNannyさんによるワークショップの説明。

それぞれ子ども達を5班に班分け。
各班に担当のお姉さん、お兄さんがついていくー



いざ、制作。
各班に分かれると制作開始!





初めに下絵を描いてもらい、
その後透明のアクリルボードにトレース、色付けしていきます。

独創的なキャンドル!


トレースして色付けすると、、
かわいい『おすそ分けの光』ができていくー


みんな一生懸命です







子ども達の真剣な表情、みんなとってもいい顔。

姉妹愛が眩しい、、

そして親子愛も眩しい、。


『おすそわけの光』が続々と完成!!!


もう一方のブースでは ー
『おすそ分けの光』制作と同時進行、もうひとつのブースでは、、

革職人【Fleur de Lis Leatherworks】の野上氏による、
【CANDLE NIGHT LIVE】のレザーキーホルダーづくり。

・・・これがなかなか本格的ワークショップで、、

子ども達には、レザーの型抜き作業から行ってもらう。

型を抜いたら今度は焼印押し。

小学生以上のお友達は、実際に焼印を押してもらう。

ジュッー!と押すと、、

できたっっ!!

最後の仕上げは、
型抜きレザーの先端に木槌で穴をあけー

金具をつけたら・・・

完成(!!!)
『ものづくり』の工程を一から体験してもらい、
お土産として持って帰ってもらいます。
子ども達には大人すぎる本格クオリティ。(笑)


だんだんと境内が涼しくなってきた頃ー
『おすそわけの光』、完成!
本堂では続々と『おすそわけの光』が完成!!!


とってもいい表情!

みんな創造豊かで、
色鮮やかな『おすそわけの光』がたくさん!



お釈迦さまが説かれた【仏説阿弥陀経】という教典の中に、
『 青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光 』という言葉がでてきます、

お浄土の様子を表現する中で、
お浄土の蓮の花は、
青色は青い輝きを放ち、黄色は黄色い光りを放つ。
赤色は赤く輝きを放ち、白色は白い光りを放つ。
…それぞれに光輝いていてみんな美しいと説かれています。

それぞれ色や形は違ってもその違いを認め合い、
それぞれに違うからこそ素晴らしいのだ、とー
…お釈迦さまの言葉が、胸に響いてきました。

キラキラと輝いたおすそわけの光は、
まるでお浄土の蓮の花のように、お寺の本堂をさらに輝かせていましたー


重なりあう ひかり ー
今回のアクリルボードとこれらの作品を飾る台はー


人気のインテリア家具屋さん【NEU+STYLE】の山口サンが制作。
今回はお仕事の都合で参加できませんでしたが、
子ども達の為にと、忙しい合間を縫って制作してくれました。

一本の材木につき、深さ4cmの溝を三層入れて、
作品が立つような形で、自由にレイアウトが可能。
また、三層に重ねることにより・・・

子ども達の『おすそわけの光』が何重にも重なって、
より鮮やかで大きな輝きを放ちますー

CNLは今年で10周年。『MUSIC』をテーマに、
カンボジアの子ども達が描いてくれた作品を背景として、日本の子ども達の光が輝きます。


今年も素敵な作品が完成。
今月19日(土)には、再びカンボジア・プノンペンの愛センターにて、
今度はカンボジアの子ども達にも『おすそわけの光』を描いてもらう予定ですー

