キャンドルナイトライブ

CNL’17 CAMBODIA ⑥ – スタジアムでサッカー交流 –

2016年8月19日(土)、PM4:00-
キリング・フィールドでカンボジアの歴史を学び、
少しどんよりしてしまった後は、気分を変えてー

プノンペン郊外のサッカースタジアム
【プノンペン・ウェスタンスタジアム】へー

2年ぶり4度目となる伝説の企画、再び。
CNLで支援している
【INTERNATIONAL CAMBODIA NGO SCHOOL】と、
【愛センター】両校の生徒・先生を、
スタジアムに招待して行うサッカー交流ー

これまでの歴史 ー

2009年の第一回と、2013年の第二回は、
カンボジア代表の聖地、
【プノンペン・オリンピックスタジアム】を貸し切って行っていた。



昔は、NGO校長 TyDyサンの口利きで
オリンピックスタジアムを
押さえることができていたのだが、

カンボジアのサッカー熱の高まり、
あるいはW杯予選で日本代表をはじめ、
各国代表を迎えてのホームゲーム開催によって、
「国の権威を高めよう」と、人工芝へ張り替え、
改修工事などによって、コネクションがあってもなかなか
スタジアムを貸し切ることはできなくなってしまった。
(当然と言えば、当然な事なのだが…)



・・・と言うことで、
前回2015年から場所を変更。
プノンペン市内にあるもうひとつのスタジアム
【プノンペン・ウェスタン・スタジアム】へ。

カンボジア・プロリーグで、
首都プノンペンには2つのクラブチームがある。

一つは『オリンピックスタジアム』を
本拠地とする【プノンペン・クラウンFC】。


もう一つは街のライバル【ウェスタンプノンペンFC】、
その本拠地が『ウェスタン・スタジアム』だ。

支援先である、NGO校のチーム、
愛センターのチームも続々とスタジアムへ。

大人にとっても子どもにとっても、
こうしてスタジアム自体で
サッカーできるのは滅多にないこと。
みんなとっても楽しみにしているのです。

チームCNLでカンボジアへ来た時には、
必ずこうして支援先の学校を一同に介し、
「サッカー交流」を行っています。

ウォーミングアップ

愛センターで育ったOBで構成された愛センターチーム。
精悍でシュッとした体つき。・・・なんか強そう。

混ぜてもらって一緒にウォーミングアップ。

カンボジア代表のスター(?)。

NGO校のOBメンバーも応援に駆け付けてくれた。
彼らはNGO校で日本語を学び、
現在各方面で日本語を活かして活躍中。
彼らはNGO校の誇り。

フットサルでGK経験はあるものの、
サッカーは今回が初の松田一郎氏。鼻息は荒い。

人生初のサッカー・デビュー戦がこのスタジアム。

…なんか、東京ドームでデビューした北尾光司みたい。

長州ばりに意気込む松田一郎氏。

第一戦【 チームCNL 】×【 カンボジアNGOスクール 】

pm4:15ー
ますは【 チームCNL 】×【 カンボジアNGOスクール 】の試合から。

【 チームCNL 】は、愛センターの子供も「助っ人外国人」として仲間入り。

NGO学校チームにはなんと、
U-13、U-15の各年代のカンボジア代表もいるという…
(オイオイ、まじか・汗)

いざ、KICK OFF!
即席のチームCNLに対して、週に2〜3回は練習しているという、
チームとして完成された【カンボジアNGOスクール】。

スコールが降り出してきたー

30分1本勝負。
……当然のごとく相手にパスをまわされ、走らされ、、

0−2、完敗(チーン)。

勝負はさておき、雨の中楽しいゲーム。

久遠も、年齢の近いU-13、U-15、
カンボジア代表もいたスタジアムでの試合。
とても良い刺激と経験になったに違いない。

続いて、カンボジアNGOスクール × 愛センター

続いて、カンボジアNGOスクール × 愛センター。
ドシャ降りの中、激しい試合。

近年、カンボジアには
人工芝のサッカーコートや
フットサル場が増え始めており、
両チームとも週2〜3のペースで
練習を行っているそうだが、
さすがにスタジアムで、
フルコート使いは滅多にないとのこと。

ゴーーーーール!!!!

愛センターの子ども達も興奮。

その頃、ゴール裏では・・・

久遠や愛センターの子ども達が遊んでいたー

『名前は何?』
『My name is Kuon.』

時折、片言の英語が飛びだしながら遊んでいた。

・・・子どもの順応力、、
これだけをとっても、
連れて来た甲斐が本当にあった。

チームCNL、後半戦

pm5:15−
雨もおさまり、いざ、後半戦。

愛センターチーム戦。
チームCNLは、さらに子ども達を補強(笑)

同じ愛センターの、お兄ちゃん達を応援に来たキッズ達。
久遠もいることなのでせっかくならと混成キッズチームで構成。

いざ、KICK OFF!

ピッチは水たまりでビッチャビチャ。

パスを出しても、
ボールがピタッ!と止まってしまう。

GK松田、決定的場面で好セーブ連発!

そんな中、開始7分、
自陣からボールを運んで一気に前線へ。

最後はチビッ子からの好パスを
大山が押し込んだ!

ゴーーーーーール!!!!!

今回のサッカーでやりたかったこと・・・

念願成就。

大満足。(笑)

試合は2−2の引き分けで終えた。

試合終了後、みんなそれぞれに、
合掌のポーズでひとりひとりにご挨拶。

終わりにー

 

今日は愛センターで、スタジアムでと、
子ども達同士の交流もできて本当に良かった。

スパイクを持っておらず、
裸足で奮闘してくれた彼。

大山が『点をアシストしてくれたあの子に、
自分のシューズをあげても良いですか?
おかげで良い思い出ができたから。』

と、スパイクをあげた。
彼はとっても喜んでいた。

普段交流のない両校が集まっての交流戦。
二年に一度、こうして集まることが恒例となってきた。

いつも学校で行う交流と違い、
先生や生徒と楽しく汗を流すことによって生まれる絆。

普段、一般に借りることの出来ない特別な場所で、
こうして一緒にサッカーができたことは、
学校にとっても、我々にとっても、
本当に素晴らしい思い出となりました。

尽力下さったTyDyさんには心から感謝。



『また2年後、一緒にサッカーをしましょう!!』

今年も大成功にて、無事終了です!

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