キャンドルナイトライブ

CANDLE NIGHT LIVE ’17 – 本番前夜 –

チャリティに関わる良さとは、
『自分が世界とつながっている感覚』を得られること。
渋谷弘延(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン専務理事)

本番前夜/会場設営

2017年10月7日(土)PM7:00、本番前夜ー

CNL’17スタッフ、続々と集合。

今年もいよいよこの日がやって来た。
これから会場設営と最終の打ち合わせ。

皆、それぞれお寺に到着するや、『会場』、『受付』、『物販』、
『BAR』チームに分かれ、各々の持ち場でさっそく作業に取りかかる。

会場設営は竹キャンドルをグルッと柱に巻くようにレイアウトすることから。
【CANDLE NIGHT LIVE】の代名詞であり、
10年間敢えて変わらないCNLのアイコン的存在。



CNLの立ち上げメンバーのひとりanくん。
現在は転勤で大阪で暮らしているものの、こうしてCNLの時には帰ってきてくれる。
…本当に頼もしく、心強い。

会場演出は、今年も【CRITIBA】プロダクト・デザイナー 坂下和長くん。
今年は、イタリアのデザイン賞「A’DESIGN AWARD & COMPETITION」において、金賞・銀賞をダブル受賞。
彼のプロダクトは今年ロンドンやブダペストで開催されたデザインフェアなどにも出展されている。

そんな彼が一年前からあたためていた演出を今回行うとのこと。
本堂の演出・設計図は彼の頭にしか入っていない。
…どんなことになるのか、とても楽しみ。

その彼をサポートするのは、北欧家具【Lille Nordic】の山﨑くん。



師弟関係のようで、息がピッタリ。

受付チーム

毎年手薄となっていた受付チームは今年、大型補強。

頼もしいメンバーも加わって着々と準備進行中。

子ども達は今夏自分が描いた絵や、
カンボジアの子ども達が描いた絵を見て品評会。

カンボジアと日本の子ども達が描いた「おすそ分けのひかり」。
どんな演出になるか楽しみ。

大忙し物販チーム

一方、『物販』チーム、

CNL’17 Tシャツを箱から取り出し、
各サイズごとに仕分けする作業が急ピッチで進む。

10周年ということで王道ネイビー×ゴールド。
CNLのロゴデザインを担当する大山光二郎デザイン。
「10周年」ということでロゴを大胆にプリント。

一枚各サイズ2,000円
売り上げは経費を差し除き、すべてカンボジアの各支援先へ寄附。

今年もとっても素敵なTシャツになりました。

手ぬぐいも、本当にカワイイものが出来上がった。
カンボジア「愛センター」の子ども達がCNL10周年のために、
「MUSIC」をテーマにした可愛い絵を描いてくれた。
Nannyサンがこれをコラージュしてリデザイン。

1枚1000円。売り上げはカンボジアの愛センターへ寄附。

門徒会館では『BARチーム』が始動

一方、会館ではー

『BARチーム』が会場準備中。
毎年どこのチームよりも早く立ち上がり、準備をすすめていくBARチーム。

今年の飲食・物販では、『朝倉フェア』として
【三連水車の里あさくら】さんより直接買い付けてきた、
とれたて野菜や果物、朝倉の新米を販売。

飲食ブースでご提供するフードも、
朝倉産のお米やお野菜、お肉を使ったメニューを準備。

CNL’17は『楽しむことを前提にそれをいいことにつなげる』イベント。
みんなで、買って、食べて、朝倉を応援しよう!という試み。

スゴい笑顔。

ヘアアップブース

同じ会館ではSHIHOサンの「ヘアアレンジブース」も着々と準備進行中。

今年は何やら仮装グッズ?

ヘアアレンジブース空間デザインを担当するのは大山光二郎。
昨年同様、オーガンジーと細い棒を使い、
社寺建築を意識したミニマムな空間をつくり出した。

さらには、何やらボードに金色のシートを貼る作業。
何を造っているかと思いきや、、、

インスタ用フォトフレーム(!!)

今年10周年ということでゴールド仕様(笑)
…なるほど、そのための仮装グッズ。

とりあえず男衆もフレームにおさまってみる。

…でもやっぱり女性だけで撮った方が映えますな。

・・・息ピッタリのおふたりもフレームイン。(笑)

pm9:00、全体会議

pm9:30ー
各グループ準備を一旦やめ、本堂に全員集合。

これから全体の最終打ち合せ。

今年も遂にここまでやってきた。
この独特な緊張感と胸の高鳴り…
みんなで集まると改めて身が引き締まる。

この日に至るまでは楽しみよりも不安や恐怖の連続。

ちゃんと挨拶できるだろうか、
お客さんは来てくれるだろうか、
みんな怪我もなくトラブルもなく、
無事に終えることができるだろうか、等々…

そんなことが頭の中でグルグル回り続ける。
一週間前はいつも決まって胃がキリキリ、ヒリヒリする。
・・・10年経っても全く慣れない感覚。…まだまだダメだな、俺は。

でも、みんなと前日準備で顔を合わせて、
この最終打ち合わせをもって、改めて”腹が据わる”感覚になる。
…ここでようやく「不安」から『楽しみ』に変わる。

…ここまできたら、あとは楽しむだけです。

今年のCNL’17スタッフは58名。
前回に比べ13名も新しいスタッフが増えた。

初めて加わるメンバーもいる為、
各ブースのスタッフの顔と名前が一致できるよう、
毎年顔写真付きの「CNL’17スタッフ一覧表」を配布する。

メンバー表制作にあたって、個々の顔写真は、
毎年”現行の顔”にアップデートするこだわり様。(笑)
昨夜も夜10:00から制作しはじめ、完成したのが朝5:00だった。(苦笑)

しかしみんなが喜んでくれることがまた嬉しい。
顔写真の中には飽きさせない仕掛けも散りばめて…

スタッフメンバー表を配った後は、
このイベント趣旨を今一度みんなで共有。
どういう姿勢で本番に備えるか、あらためて確認。

全体会議で当日の動きを確認したあとは、
再び各グループに今一度分かれて最後の準備ラストスパート。

ピアノ搬入作業

pm10:00ー
会場メンバーでお寺のアップライト・ピアノを搬入する。

…これが毎回重労働(汗)。
ピアノが重すぎて大の大人8人でも運ぶのに一苦労。

謎のオブジェも搬入。

昨年のAnn SallyサンのLIVEで使用してから、
春のはなまつり・二階堂さんのLIVE、
そして今回の畠山さんと三度目の西林寺ピアノ。
お寺のピアノもきっと喜んでいることでしょう。

「宙に舞う一輪挿し」

pm11:00ー
作業を終え、全員解散。

・・・のつもりだったが、
会場演出組と数人は残ってそのまま会場準備続行。

今回は会場演出の坂下くん発案により、
試験管を不織布で覆った一輪挿し200本が宙を舞う演出。

新しい挑戦。その準備は予想以上に時間を要した。

ちなみに不織布の形のイメージは、、

食虫植物ウツボカズラ。

型紙通りに裁断した不織布は、みんなで手分けして手縫いで行った。

今回は、ご縁のある木村病院さんのご協力も戴き、
「通所リハビリテーション」という、退院後も、
継続して身体機能の維持・改善を目的にリハビリのみ受けに来られている方に、
”リハビリ訓練の一環として”この不織布の手縫い作業を手伝っていただいたのでした。

患者さん・スタッフの方合わせて10名で約80個も(!)
・・・本当に有り難い事です。
木村病院スタッフの皆さま、来院の皆さま、本当にありがとうございました。

そんな沢山の方が関わって下さった不織布に穴を開け、
釣り糸を通して上から吊っていくー

一つ一つ数が増えていく内に、
坂下氏の頭の中で描かれた設計図、
その全貌がだんだんと明らかになってきたー

はじめは、今回のアーティスト、畠山美由紀さんからイメージ。
本人曰く、初めはウツボカズラをイメージしたデザインだったが、
不織布を折り返した形、これはクリオネだとー

時折外から吹く風によって、宙に浮いた花たちが、
まるで水中を泳ぐクリオネのように揺らいでいたー

…なんて幻想的。そして、面白い発想、、。

am3:00−
最後は両脇にオーガンジーを垂らすー

am3:30−
今年も素晴らしい空間が、遂に完成しました。
みんなで創り上げたCNLの世界観ー

・・・やりきった男は、
ありえない体勢で気絶していた。

さぁ、いよいよ本番です!

勝ち負けだけの挑戦じゃない、人生を豊かにする挑戦を!

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