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カンボジアのお正月。

2018年4月15日(日)、
今日を含む4月13〜15日はカンボジア、タイ、ミャンマー、ラオスではお正月。

カンボジアでは『 A HAPPY NEW YEAR!』なのです。

さて、ココは一体どこでしょう?
現地カンボジア…ではなく、

仏旗と、祠の屋根と、『ゆ』ー

・・・そしてお寺の椅子(笑)。

・・・そう、ここは吉塚商店街(吉塚市場)内にある、
元銭湯の【カンボジア家庭料理 シェムリアップ】。

今日はここでカンボジアのお正月を祝うイベントがあるのです。

『女』の扉を開くと・・・

九州全域から集まったというカンボジア人達が大集合。
旧男風呂脱衣所もギュウギュウで皆御祝いムード、熱気ムンムンです(!)

日本領事館関係者や、地雷撤去団体、NGO関係者にボランティア、
さらには報道関係の方も集まっておられ、吉塚市場がすごいことになっていました。

『シェムリアップ』スロスさんの挨拶で、
カンボジアのお正月イベントが始まります。

カンボジアでは、このお正月を『チョール・チュナム・トメイ』といい、
タイでは『ソンクラーン』という名で、水掛祭りが有名。

ソンクラーンの語源であるサンスクリット語のSankrandhiは「変化・移動」を意味し、
太陽の軌道が12ヶ月の周期を終え、新たに白羊宮(おひつじ座)に入る時期を祝うのだそう。

東南アジア4カ国、カンボジア、タイ、ミャンマー、ラオスは、
一年でもっとも暑さが厳しくなる、この4月の中旬にお正月を迎え、
農民は農作業から解放され、一息できる時期。
人々は旧年の汚れを落とし、新年の幸せをいのって、誰かれかまわず水をかけ合います。

カンボジアでは、このお正月の三日間は家族で過ごし、お寺へお参りに行く。
夜になればお寺や学校などに集まって、日本の盆踊りのように踊り明かすー

お互いに水をかけ合い、老若男女、貧富を問わず、
新しい年を祝して喜び、まもなく到来する雨期の豊かな降雨を願うのだそうです。

スロスさんのカンパーイ!を合図にパーティーが始まった。

旧銭湯がこんなすし詰め状態(!)
すごい熱気。そして、お店にきているカンボジア人達と目が合えば、
『HAPPY NEW YEAR!』、『カンボジア料理ハ、オイシイデスカ?』と、
会話が始まる。・・・とっても良い雰囲気でした。

厨房は大忙し。

お店の外まで!!!

吉塚地蔵敷地内では、カンボジアのダンスが開かれたり、
みんな歌って、踊って、お正月をお祝いしていました。

・・・まさか、地元吉塚でこんな光景を目にする日がくるなんて・・・

最近元気がなくなってきてしまった吉塚商店街に新たな火が灯り、
それがまさか、私が幼少からお世話になっていた、思い出深い銭湯に、
今再びたくさんの人で賑わい、笑い声と笑顔が溢れている、、

とても感慨深いものがありますー

ブタさんの頭もお祝いのお供え。

これまでの吉塚商店街で見たことない光景も広がっていた。

嬉しく、そして色んな意味で衝撃的な地元吉塚での、カンボジアお正月体験でした。