2019年2月20日(水)朝6:30起床。
朝食を済ませam7:30、向かった先はー
AI Childlen Center of Education – 愛センター
【愛センター】へ到着。
2005年に設立されたフリースクール。
プノンペンの郊外、旧ゴミ山のあるストゥンミエンチェイ地区にあり、
現在120人の子ども達が、クメール語・算数・英語・日本語などを勉強している。
CNLメンバーで2013年につくった愛センターの学校看板。
学校設立当初、公立学校に通えない子ども達への教育機会として開校されたが、
現在では公立学校に通いながら、愛センターで勉強している子ども達がほとんど。
ちょうど今日は、愛センターの期末テストの日だった。
大事な日にお邪魔してしまった。
…そういえばウチの中学生の息子も今日は期末テストだと言っていた。
日本もカンボジアも、学校でのテストは同じ時期なんですね、、。
とりあえず、テストが終わるまで静かに待つことにー
仕事の合間を縫って、キムタウが今回のお手伝いに駆け付けてくれた。
am8:30過ぎー
授業を終えた低学年の子ども達が校庭に集まってきた。
まずはアイスブレイクの時間として、
恵我さんがバルーンアートで遊ぶことを企画。
子ども達も手伝ってくれた。
テストを終えた子ども達が次々に校庭へ。
みんな日本語で『コンニチハー!』と合掌の姿で気持ち良い挨拶が笑顔と一緒に飛んでくる。
これぞ愛センターの「伝統」として息づく素晴らしい“ 校風 ”。
相変わらず、子ども達の屈託のない笑顔。
・・・当初の予定では、バルーンアートでプードルを作って遊ぶ予定だったが、
みんなそのまま、剣のようにして遊ぶのが好きみたい。(笑)
子ども達の一斉攻撃に悶絶する深親氏。
…その姿を冷静に見つめる少女。(笑)
企画としては当初の予定と違ったけれど(笑)
それでもシンプル・イズ・ベスト。
なぜか盛り上がったー
休憩時間、なぞの遊び。
クラスによって、通常授業/テストと分かれていたため、
これまでの時間は全部のクラスが終わるまでの暇つぶしレクレーション。
ようやく全員の授業が終わったあと、しばしの休憩時間ー
子ども達がなぞのゲームを始めだした。
「鬼」になった子どもは、砂の入った、立ったペットボトルを死守する。
それを四方八方から自分のサンダルを投げて倒すゲーム。
鬼が一方に気を取られたところをすかさず蹴り上げる(!)
ルールはよくわからないが、笑顔の中にもどこか殺伐としていて、
立場の弱い子がペットボトルを倒そうものなら、ちょっとしたイザコザがおこるのだ(笑)
ちなみに写真一番右の子は、お兄ちゃんに泣かされた。
どんなルールかよくわからないが、一緒に仲間に入れてもらう。
・・・やっぱり、ルールがよくわからなかった。
サンダルをひどくなげつけすぎて、みんなのサンダルはボロボロ。
…帰ってお母さんに怒られるパターンです。
まずは、みんなで体を動かそう!
ようやく全員が揃ったところでー
みんなにご挨拶をしたあと、『まずは、体を動かそう!』のコーナー。
『<』の字になった長縄の上を飛んで行くゲームから。
どんどん間隔が大きくなっていくのでジャンプの難易度が上がっていく。
シンプルなゲームひとつでみんなこの表情。
キラキラした笑顔が眩しい。
つづいて、『長縄を飛んでみよう』
場があたたまったところで次のゲームへ。
今度は長縄に入って三回飛んだらそのまま出て行くゲーム。
見事クリアできると『うまい棒』が3つもらえる(笑)
最初はみんなビビって入らないのだが、、
『行きまーす!』と次々手挙がる。そして・・・
入った!
ひとりのコをきっかけに、そこからみんな立て続けに入って行くー
『できたっっ!!』という表情がとても素敵。
・・・みんなとっても良い表情。
シンプルながら、大縄飛びゲームも大盛り上がり。
ロープは愛センターに寄贈したので、今後、大縄跳び大会が学校内で生まれるといいな。
後半は、『みんなで絵を描いてみよう!』のコーナー
最後は、毎回テーマを決めて、子ども達に絵を描いてもらう時間。
今回のテーマは『ほとけさまを描いてみよう!』。
学校の先生によれば、この学校に通ってる生徒全員が敬虔な仏教徒のお家だそう。
…というわけで、今回はみんなの思う『ほとけさま』や『お坊さん』、あるいは『お寺』など、
仏教にまつわる絵を描いてみよう、と。
・・・しかし、年齢的にちょっと難しすぎた、、
なかなか頭には思い描いても、それを絵に表すことが難しい、、。
・・・それでもみんな頑張って、頭に思い描いたことを、一生懸命、絵に表してくれました。
カンボジアのお坊さん。
カンボジアのお寺。
そして、お釈迦さま。
テーマが難しすぎたことに反省しながら(汗)、また次回につなげて行きたい、。
それでもみんな素敵な絵を描いてくれました。どうもありがとう。
最後は御礼に、くじ引きコーナー
最後は、今日、僕らと遊んでくれた御礼に、
日本から買ってきた駄菓子と、子ども達が大好き『くじ引き』のコーナー。
駄菓子の卸店で買った今回のくじは、ホンモノそっくりのはパンのキーホルダーなど。
子どもにとってはたまらない感じ。
絵を描き終えた順にくじを引いてもらう。
これだけ喜んでもらえたら、こちらまで嬉しくなる。(笑)
中には、はずれくじにちょっとガッカリ(笑)
ハズレ景品を非情なまでに渡す池田氏。
なにはともあれ、今年も短い時間ながら、
子ども達と楽しい交流を行うことができました。
次回は8月、今度はキャンドルナイトLIVEスタッフで訪問予定。
お寺のご門徒さんからお預かりしたお金も愛センターへ渡してきました。
最後に今、愛センターで困っている事、あると助かるものなど、
次回への支援に繋がる事を色々伺いました。
日本での災害支援同様、学校運営においても、その時々によって必要なモノは変わってきます。
できるだけ学校が「今」必要としているものダイレクトに届けたい。
…ちなみに、以前、CNLの収益で寄贈したEPSONのプロジェクターは、
今も授業等で非常に役立っているとのこと。
8月また来る時は、今回リサーチした「今必要としている物リスト」から、僕ららしいものを送りたいと思っています!
今回も短い時間ながら、有意義な交流のひとときでした。
愛センターの皆さん、一緒に遊んでくれてありがとう!!!