キャンドルナイトライブ

JSR CAMBODIA’19 ⑤ – カンボジアNGOスクール –

2019年2月20日(水)、
愛センターのあと向かった先は、
【INTER NATIONAL CAMBODIA NGO SCHOOL】。

カンボジアへ行き続けて17年目。カンボジアでの活動の原点。

カンボジアとの最初の接点であり、今も応援させてもらっている学校、
インターナショナル・カンボジアNGOスクール。

かつてこの学校はプノンペンで一番有名な日本語の専門学校だった。

優秀な人材を多く輩出し、現在も
日本とカンボジアを股にかけて活躍している卒業生も多い。

…しかし、それは今は昔。

生徒に安価な授業料で日本語を教えているものの、
先生のお給料も安いことで有名なこの学校では、
その後優秀な人材(先生)が次々と他校へ流出。

日本のNGOとの協力体制も、
カンボジア人の手による自立運営によって目的は達成されたことで円満に協力体制が解消。

しかし、その後大きな後ろ盾をなくしたNGO校は運営に苦戦が続いた。

さらに追い打ちをかけるように、校舎の大家さんの都合により、
学校は引っ越しを余儀なくされ、様々な紆余曲折を経て、
4度目の移転でようやく今の地に落ち着いたのだった。

カンボジアNGOスクール、移転の歴史

 

最初のインターナショナル・カンボジアNGOスクール。

2015年、二度目の移転。
学校の問題というより、ここでも建物オーナーの家庭の諸事情で、
わずか1年でこの物件から退去せなばならず、、、

三度目の移転先。家賃は一棟借り月800ドル。
二度目の移転先よりは 家賃が安くなったそうだが、それでも月800ドルは高く…
縮小傾向にある学校のサイズ感と、月々の出費のバランスに無理が生じていることを指摘。

…そして2017年、この地に落ち着いた。
Address: #10 C7 St.271 Phum Ⅱ Sangkat Teuk Leak 3 Khan Toul Kork Phnom Penh

静かな住宅エリア。珍しく車の往来もあまりない。

現在も頑張ってます!カンボジアNGOスクール

 

カンボジアNGOスクールは、4度の移転によって生徒数は激減。
最盛期1,000人が通っていた学校も、現在は生徒数が10名程度。
日本へ働きに行くことを希望する生徒10数名の『特別クラス』のみが運営されている。

学校は8:00~11:00/13:00~16:00まで開講し、
生徒のほとんどは田舎から出てきた若者だそうだ。

カンボジアNGOスクールは現在、
人材派遣会社<STAND POWER CORPORATION LIMITED>社(SPCL)と提携し、
この学校で仕事に必要な日本語や日本式ビジネスマナーなど実践的な事を学び、
その後生徒を日本へ送り出すのだそう。

学校はTydy校長をはじめ6名のローカルチーム
(日本語のカンボジア人教師2名+運営スタッフ3名+Tydy)で運営され、学校の家賃は月$400。
運営費用は、Tydy校長のポケットマネーと、人材派遣会社(SPCL)、そして我々CNLやお寺での支援金が主とのこと。

現在、この校舎の家賃、光熱費、スタッフなどのお給料はすべてSPCLがサポートしているという。
そして、学校の先生へのお給料についてのみ、NGO校から直接支払われている。

ちなみにこの学校のホワイトボード、机、椅子等はすべて、CNLの寄付金によって揃えられている。

せっかくなので日本語で自己紹介してもらう

調度良い機会だったので、覚え立ての日本語で勉強中の皆さんに自己紹介してもらった。

生徒:『社長サン、オハヨウゴザイマス。
私ハ〇〇デス。〇〇県ノ出身デス。ヨロシクオネガイシマス!』

…社長サン(汗)。。

さすがビジネス用語を学んでるだけはある。(笑)

 

学校の「今」について聞くー

 

まず、現在の場所へ移って二年が経過したことについて、

TyDyさん:『以前、安武サングループと話し合った時、
皆さんから、学校運営が身の丈に合っていないとの指摘を受け、
この地へ引っ越すことを決断しました。
前回の校舎の家賃は月800ドルでした。
ここはその半額の400ドルです。
現在、生徒数は十数名ですが、ここの近所の子ども達にも呼びかけて
日本語やクメール語を教えていき、最終的には昔のような学校に戻していきたい』と。

日本からの支援について、
『カンボジアNGO学校は、日本からの支援を離れ数年が経ちましたが、
学校の移転問題なども重なり、現在難しい状況は続いています。
今、日本からの支援は安武さん達グループのみです。

日本の皆さんにはもし可能であれば、
私ではなく、カンボジアの子ども達をサポートして欲しいです。

私は、この『インターナショナル・カンボジアNGOスクール』の名を永遠に残したいと思っています。
芹澤先生(NGO校創設者 初代校長)がつくった学校を残したい。』

『学校運営費については、私の仕事(公務員)の給料から捻出し、
時には友人達から借金をすることもあります。

ある友人からは、「無理しない方が良いじゃないか」、
「もう学校を終わらせた方がいいんじゃないか」と言われます。

…確かに、私もつらいと思うことは色々あります。
この学校を続けて私に(金銭的な)利益があるわけでもありません。

でも、私はやめない。

このNGO校から巣立っていった生徒達は今、みんな社会で活躍しています。
私はそのようなNGO校を誇りに思っているし、
みんなの学校だから。私は『カンボジアNGO』の名を永遠に残したい、守っていきたいー 』

…Tydyさんは、よどみない、内に秘めた熱い気持ちを私に話してくれました。

私は、そんなTydyさんの真っ直ぐな気持ちが大好きで、
日本のNGO団体の支援が離れた今も、個人的にこの学校を応援し続けています。

…正直、彼の少し古風で頑固な考え方は、
今のカンボジアの若者にはフィットしていないようにも見えます。

しかし彼の真っ直ぐな思い、
古き良き時代を復活させたいと孤軍奮闘する彼を応援せずにいられないのです。

昨年のCNL’18の浄財は今年8月に改めてCNLスタッフと共にこの学校へ寄付をしに訪れます。
とりあえず、今回は西林寺のお賽銭より50,000円寄付させていただきました。

かつてのNGOスクール・ボランティアOBの皆さん、学校卒業生の皆さん、
『インターナショナル・カンボジアNGOスクール』は頑張っています!

かつてのOB関係者の皆さま、そして初めてNGOスクールを知った方、
この学校を再生すべく、お力を貸していただけないでしょうか?

私も再度日本でバックアップ体制が整えられないかなど、
かつてのNGO関係者の皆さまに声を掛けて学校再生を考えていきたいと思います。

お知らせー

カンボジアに興味ご関心ある方、この学校の「救世主」となって
日本語のボランティア教師として教えて下さる方(長期短期問わず)を募集しています。

日本の学生の方は、「今だからこそできる経験」があると思います。
もし渡航を検討しておられる方がいましたら、一度覗いてみられるのはいかがでしょう?
よろしくご検討ください。

※ 学校内にボランティアが泊まれる部屋も完備しています。
※ ご訪問の折は、事前にカンボジアNGOスクールへ直接ご一報下さい。

詳しいお問い合わせ・情報は、
【インターナショナル・カンボジア・NGOスクール】
住所:#10 C7 St.271 Phum Ⅱ Sangkat Teuk Leak 3 Khan Toul Kork Phnom Penh
スクールOFFICE : 096-7347-634

 

 

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