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JSR’14 声明と雅楽/東欧の旅 ②

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ウィーン到着

2014年5月26日(月)PM 9:30ー オーストリア・ウィーンに到着

およそ15年ぶりのウィーンの空港。
ここで、今回の件でお世話をいただいた キンガさんとは日本で会って依頼一年ぶりの再会。
旦那さんのラツィも一緒に迎えにきてくれた。

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ドイツ経由でやってきた関西組3名もウィーンに5分違いで到着。
無事に全員が揃ったところで空港の駐車場へ。

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そこには、今回バックアップして下さった在スロバキア日本大使館が準備して下さったバス…
・・・我々のために最新鋭の中型バス(汗)。

さらにはキンガさん、我々が到着したらすぐに飲めるようにと、
キンキンに冷えたチェコビールが全員に配られる。・・・なんというおもてなし、、。

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そんなキンガさんの計らいで、有り難く駐車場にて、無事に到着できたことを乾杯!
そしてそこから1時間半かけて、キンガさんの住む街、スロバキアのシャモリーンへ向かった。

陸路での国境越えの際にはみんなで拍手。・・・自宅から出発して、すでに24時間が経過…

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ようやく現地時間PM11:15(日本時間AM6:15)、宿へ到着。

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大使館が手配して下さったカワイイホテルへ。

本当に有難い歓迎を頂き、我々一行はスロバキアに無事到着した。
部屋にチェックインするなり、全員そのまま泥のように眠ったー

 

2014年5月27日(火)ー

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スロバキア・シャモリーンの朝。
朝6:00、チュンチュンという小鳥のさえずりで目が覚めた。
昨日は時差ぼけ対策に、行きの24時間、一睡もせずスロバキアに着いた。
その後死んだように眠ったが、6時間後に気持ちよく目が覚めた。

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今日はプチホテルの目の前にある、
キンガさんの自宅で朝食を頂いた後、首都ブラチスラバへ移動する。

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朝7:00、朝食前にシャモリーンを一人散歩。

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僕が想っていた東欧の街の風景というより、観光地ではない、田舎町の日常の風景。

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元教会を再利用し、今は老人ホームとなっている建物。かつての教会のなごりはそのままにー

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街の教会ー

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シャモリーンの地元クラブチーム?創設をみると『1914』・・・(汗)
日本サッカーの歴史は浅いと言われる意味がよくわかった。

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ホテルから3分ほど歩くと所々に旧社会主義時代の公団住宅が建っていた。

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15年前、この国を訪れた時、社会主義時代に立てられた公団住宅は全て寂れたグレー色だった。

当時、はじめて旧共産圏を訪れ、その荒廃したような、無機質な公団住宅の雰囲気に、
何とも言えない思いを持ったが、現在その姿は健在ながら、明るく、
淡い色に塗り替えられて、明るい印象さえ感じた。

・・・ほんの数十分の散歩だったが、長旅の疲れが一気にリセットされた気分。

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am8:00ー 今からみんなでキンガさんの自宅へ向かう。

およそ15年ぶり、キンガさんの実家へ。

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昔はぶどう畑だった広いお庭は、タイルと芝生が張られ、プールやサッカーゴールまで。
キンガさんの息子ベンツェくんは、今もバルサでプレーするのを夢見てサッカーを続けているそう。

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そんな素晴らしいお庭に設置されたテーブルには、キンガさん一家が準備して下さった朝食が、食卓に並んでいた。

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ヤギのチーズや、日本ではみたことのない珍しいスモークチーズ、ハムやサラミ、自宅でとれた苺やチェリー、、

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パンはキンガさんママが焼いて下さったそう。焼きたてのパンは絶品でした。

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さらには、こちらの伝統的なデッカいパン(!)。

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朝食の席には、キンガさんから日本語を学んでいるというスロバキア人女性二人も加わり、みんなで朝食をいただいた

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今夜の大一番を前に、素晴らしい一日のスタートですー
朝食後には、みんなでシャモリーンの街を散歩。

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旧ユダヤ教の教会で、現在はギャラリーとして開放する施設ー

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当初はココでの演奏会を企画していたが、今回は首都ブラチスラバで。

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音響がものすごく素晴らしい、、。
もし次回、機会があればココで文化講演会ができたら面白いだろうな。

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今回初参加の深親くん。
たまたまカバンの中に入っていた篳篥を吹いてもらった。

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教会内に共鳴する篳篥の音色、、ため息が出るほど美しかった。
キンガさん:『皆さんが次回スロバキアに来た時は、ココで行いましょう!』
実現できたらいいな。

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その後、スロバキアはもとより、ヨーロッパ全土でも最古という町の教会へ。

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建てられたのは1000年も前というから驚き。

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短い時間ながら充実したシャモリーンの散歩だった。