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『カンボジアにおけるコロナの現状』

昨日は初の試み、CNLスタッフで【CNL zoom 研修会】を開催。
プノンペン、東京、大阪、岡山、福岡とつながって
カンボジアのリアルな近況を直接現地から聞かせてもらった。

第1回講師は、現地カンボジアより【在カンボジア日本大使館職員】のヌットさん。

テーマ:『 カンボジアにおけるコロナの現状 』

カンボジアにおけるコロナウィルス感染症の現状

昨日までのカンボジア国内感染者数は139人。内回復者数は129人。
死者はまだ報告されていないとのこと(!)
ちなみにプノンペンに至っては感染者37人。シェムリアップは7人。

カンボジアの感染者の大半は、海外から戻ってきたカンボジア人と外国人で、
国内感染者はほとんどいないとのこと。

[ ※ 詳しいコロナ関連の情報は在カンボジア日本大使館HP

現在、外国人がカンボジアへ渡航する場合、
入国者は必ず14日間の防疫措置が必要で、カンボジア到着時に指定された銀行へ
最低3,000米ドル(日本円で約32万円)をデポジットとして預けなければいけない。

ちなみに14日間のホテル滞在費・食費は、預けたデポジットから引かれていくとのこと…(汗)

現在のカンボジア国内の状況はというと、
国の要請で学校等の教育機関は年内いっぱい閉鎖
それによって特に私立学校の先生は、生計を立てられず大変厳しい状況だそう。

そして一番大変なのは観光業に関わる人々。ホテル等や、ガイド、マーサージ師など。

現在、飲食店などの営業は認められているが、
映画館やナイトクラブ、カジノ、そして各種の工場などは稼働をしていないとのことー

愛センターやカンボジアNGOスクール、サムボー村の学校など、
支援先の学校も全て今年いっぱい閉鎖されているそうだ。

…今頃子ども達はどんな暮らしをしているんだろう、、
先生のお給料や学校の家賃など大丈夫だろうか、、。

行きたくても行けないのがもどかしい、、。

今回の【第1回CNL zoom 研修会】は、
スタッフでカンボジアの「今」を知る貴重な機会となった。

今年は様々ことが「できない」状況の中で何ができるのか、、

またこういう機会をつくっていきたい。