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【吉塚市場リトルアジアマーケット】新店舗のご紹介

高度経済成長が生み落とした時代の遺物たちは、絶滅寸前で再び輝き始めた。
商店街、銭湯、・・・。人それぞれに思い入れがある昭和の情景が存在する。
そしてそこには、肝っ玉母さんや頑固オヤジがいて、濃密な人付き合いがあった。

スマホの便利さに取りつかれ、
SNSに翻弄されるギスギスした令和時代とは異なる、
大らかで人情あふれる世界へ。
さぁ、タイムトリップ!古き良き「昭和」を感じて欲しい。
pen『昭和レトロに癒されて。』より

生まれ変わった『吉塚市場リトルアジアマーケット』

昭和25年頃、戦後の闇市から始まった吉塚市場。
そのルーツを大事にしようと昨年12月1日、
「吉塚商店街」改め「吉塚市場」へ原点回帰。

昭和ノスタルジーとアジアが融合した他に類を見ない商店街へ、
『なんでも揃う商店街』から『振り切った商店街』、『尖った商店街』へ。

外国人と共に暮らす街。外国人と地域の人々が『共生』と『共修』を目指す、
吉塚市場リトルアジアマーケット』として生まれ変わりました。

OPENして数ヶ月が経過しました。
緊急事態宣言の逆風が再び吹き荒れる中、今日も新生吉塚市場は頑張っています。

CANDLE NIGHT LIVEのメンバーも直接的、間接的に
多くのメンバーもこのプロジェクトに関わらせてもらいました。
そんな新しい吉塚市場の魅力をご紹介。

お店をご紹介!

リトルアジアマーケットの玄関口にはベトナム食品のお店【Vimart】。

OPEN当初から在住ベトナム人達の生活の一部に欠かせないお店となり、
ベトナムっ子がこぞって訪れる人気店。

「アジア化」を加速させる発端となった震源地でもあります。

吉塚市場を不定期で走るトゥクトゥクともインスタ映え相性抜群。

140年の歴史を持つ銭湯も再び・・・

吉塚商店街のランドマーク的元銭湯『若桜湯』も、再び形態を変えて復活!
去年まで『カンボジア家庭料理シェムリアップ』として、全国的にも有名になりましたが、
今回は・・・

女湯の扉を開けると・・・

タイ料理『サワディカップ』!!

男湯の扉を開ければ、ミャンマー料理『チョウゼヤ』!

これまた必見の居抜き店が登場。
中に入れば、メニューも会計も一緒です(笑)

今回はなんと、旧女湯サイドでは浴場でトムヤムクンやパッタイが食べられます!

・・・元女湯浴場での食事は異次元。

日本ではなかなかお目にかかれないミャンマービールはオススメ。
アジアンビールの中でも最もクセがない、飲みやすいビール。

吉塚周辺にはミャンマー人が約100人も住んでいるとのこと。
そんなミャンマー人にとっても待望のお店とあって、連日ミャンマー人で賑わっています。

福岡を代表するベトナム料理の名店が吉塚へ移転!

今回の【吉塚市場リトルアジアマーケット】で話題のお店の一つ、
ベトナム料理店『ミス・サイゴン』が東区土井から移転!

福岡在住ベトナム人に「福岡で美味しいベトナム料理屋さんはどこ?」と聞くと、
口を揃えて出てくる名前が『ミス・サイゴン』さん。

オープ二ング・レセプション時には在福岡ベトナム総領事館、総領事も同席。
華々しいOPENからずっと客足が常に絶えず。連日朝から晩まで賑わっています。

ちなみに現在福岡市には25,000人のベトナム人が生活していて、
一番多く住んでいるエリアが吉塚なのだそう。

まだ東区土井にあった頃は、吉塚・箱崎在住のベトナム人は、
みんなこぞって自転車に乗り、40分かけて土井のミス・サイゴンさんに食べに行っていたそう。

ベトナム人はみな『近くにできて嬉しい』と喜んでいます。

ベトナム人が認める美味しさ。本場の味を吉塚で!

カンボジア家庭料理シェムリアップも復活!

前回、元銭湯の居抜きで全国的に有名となった、
あの【カンボジア家庭料理シェムリアップ】が
一年の充電期間を経て再び吉塚市場に移転OPEN。

日本中探しても、カンボジア・クメール料理を食べることができるのは数店だけ。
その中でも確かな味、かつ最も有名なお店が再び復活。

12月1日のオープニングでは、クメール王朝の伝統舞踊も披露された。

日本で滅多にお目にかかることのないアンコールビールが飲めるお店。

根強いファンを持つ店主スロスさんの美味しいカンボジア料理が再び。

あの吉塚の韓国料理屋さんも復活!

数年前、惜しまれつつ閉店していた【火の村】さんも、
今回の吉塚市場リニューアルを機に大復活!

サムギョプサル、ヤムニョムチキン、海鮮チヂミなど、本場韓国の普段使いな焼肉屋さんが復活!
個人的にはチーズチヂミが絶品!

隣では火の村オーナー、カンさんの【キムチスタジオ】も併設!!
激辛トッポッキ、チヂミ、キンパが美味い!!

テイクアウトしたい時にオススメです。韓国食材や調味料もアリ。

絶品バインミーの専門店!

今回の【吉塚市場リトルアジアマーケット】の先陣を切ってOPENしたのが、
ベトナム風サンドウィッチ「バインミー」専門店の【カムオン】さん。

「バインミー」とは、ベトナムのファストフード。
自家製フランスパンに、チキンやエビマヨ、
スパイシーミードに、パクチーなどを挟んだベトナムスタイルのサンドイッチ。
東京ではバインミー専門店も増えており、流行に敏感な女子が急増中。

ベトナムは昔フランスの統治下にあり、
その時代の産物としてフランスパンを食する文化なのです。
(かつてフランスの統治下にあったカンボジアやラオスでもフランスパンが美味しい。)

そんなベトナム・スタイルのサンドウィッチ、バインミーは食べてみる価値アリです。

早くも地元の皆さんの胃袋を鷲掴み。リピーター多し。
オススメは超絶美味しいスパイシーミートです!

本格四川料理店も登場!

まるで中国の路地裏にあるかのようなお店。

コチラは中国点心のお店『小重慶』さん!

オススメは、本格四川坦々麺と本格四川麻婆豆腐麺!
調味料がまさに中国!そして辛い!美味い!!!

中国から取り寄せた「扉」もついて最近リニューアル!
こじんまり感が現地のお店のようで大好きです!!!

発祥の地、とり善さんも復活!

そして、吉塚商店街で数年前、惜しまれながらその歴史を一度閉じた
あの【とり善】さんが、【復刻 とり善】として待望の大復活っっ!!!!

戦後まもない1949年 創業者河津善陽さんが
吉塚商店街で鶏肉販売を始めたのが「博多華味鳥」の漸進、「とり善」さん。

今や全国区に名が轟く博多華味鳥。その発祥の地に再び帰ってきたのです!
創業当時から根強い人気の「オイル焼」も第復活!インスタ映え必至!!

今後、復刻とり善さんのお店には、ネパール料理とスリランカ料理も扱うとのこと!
今後の動向に目が離せません。

40年ぶり?に駄菓子屋が戻ってきた!

吉塚市場の中央部の一角にも、新たなお店が!

吉塚市場、40年ぶりに駄菓子屋さんが復活(!)

その昔、吉塚校区には駄菓子屋が6、7軒もある駄菓子屋の激戦区でした。
それと同時に学校帰りに子ども達が集まる、小さな社交の場でもありました。

今回のアジア化プロジェクトとは一線を画す日本の駄菓子屋さん。
ですが、今回奥村商店さんのご協力を得て吉塚の歴史と
子どもからお年寄りまで、地元の方や外国人にも嬉しい
「駄菓子屋さん」が復活したのでした。・・・子ども達の笑い声が帰ってきました。

今後可能性を秘めたアジアンプラザ

旧マルショク、長らくシャッターが閉まっていた場所に、
今回、地域の皆さんが集えるコミュニティースペースも登場。

現在コロナ禍により、人の集まりがなかなかできませんが、
今後は外国人や地域の方との交流の場として大きな可能性を秘めています!

3月4日(木)には、ついに吉塚御堂もOPENします!
今後目が離せない、吉塚市場リトルアジアマーケットへ、ぜひ一度足を運ばれてみてください!