お釈迦さまをお迎えした一日
2021年3月4日(木)AM8:30ー
【吉塚市場リトルアジアマーケット】内に誕生した『吉塚御堂(よしづかみどう)』。
そのお御堂にいよいよ今日、お釈迦様をご安置する。
11月末、ミャンマーで製作され、その後1ヶ月をかけて船でやって来られたお釈迦様。
その後3ヶ月間、博多港の倉庫で“隔離生活”をされ、本日いよいよ御遷仏です。
今回様々なことで関わってくださった皆さんと、ミャンマー人も駆けつけて、皆固唾飲んでお出迎え。
遂に吉塚の地へ!
台車でご移動
坐像で1.7m、重量400kgのお釈迦様。
ご移動にも一苦労。
まるで山笠のように、狭い道を迫力と緊迫感をもって走る、、
ついに吉塚市場内へ
『吉塚御堂』御到着
お御堂のドアを外し、御入仏の準備へ。
・・・しかし、ここで問題が生じる、、
・・・お釈迦様、大きすぎて入らない。
・・・一同、呆然。
とりあえずは、全員で木枠を外す。
とりあえず全員で抱えてみようとするが、
大人8名でも400kgのお釈迦様は動かない・・・
動きはするものの、重さのバランスが均一でないため、非常に危険なのです。
・・・やはり素人では無理と判断。
急遽、重機を手配してお御堂へご安置することに。。。
これぞ最後の産みの苦しみ。
お釈迦様が遂にご降臨。
その威風堂々とされた迫力たるや、、
業者さんは午後から来られるとのことでしばらくの間、
お釈迦様は市場の前に座っておられました。。。
とにかく迫力がすごかった、、
・・・その間、私も法務があり、一旦お寺へ戻る。
そしてご法事を終えると、「お釈迦さまはもうご安置された」と連絡があり(!!!!)
衣姿で走って行きましたが間に合わず、、
…しかしながら、、
遂にご安置!
ミャンマーのお釈迦さまと遂にご対面!!!
燦然と眩い光を放ち、輝くお釈迦さま。
…想定以上に大きな、そして立派なお釈迦様でした。
ミャンマー人たちは皆、自国からお釈迦様が御到着されたとあって心底喜んでいました。
これから外国人仏教徒をはじめ、地域に皆さんにも喜んでいただける、
新たな心の支えとなる場所になってもらえたらと思います。