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JSR CAMBODIA’23 ② 5年ぶりのカオサン

Bangkok / THAI

2023年2月20日(月)、タイ・バンコクに到着し、夜9時にカオサン近くのホテルにチェックイン。

バンコクには安宿からラグジュアリー、リゾートまで幅広いホテルがある中、初心に戻るため、カオサンエリアにある中級ホテルをとった。

このエリアにあるホテルでも最も大好きな『Baan Chart Hotel』1泊7,000円。少し前までは5,000円ちょっとで泊まれたが今は円安で高い。

カオサンエリアにありながら落ち着いた雰囲気、そして静か。

古き良き時代のチャイニーズモダン。ホテルと同じ敷地内にはスタバも併設されており、徒歩圏内には食事、買い物、タイマッサージ、すべてが揃う。
旅の始まりはまずはここからー

5年ぶりのカオサン

20年前、初めて訪れた地、かつてバックパッカーの聖地だったカオサン。

5年ぶりに帰ってきた。

「安宿街」、「バックパッカーの聖地」と言われていたカオサンは今は昔。

2015年あたりから街の再整備が進み、活気のあったカオサンは一時期みるみる勢いを失っていた。

そこから追い討ちをかけるようにコロナ禍となり、お店はほとんど営業していなかったと聞いていたが、パッと見7〜8割復活している印象。

しかし、昔を知る人間にとっては随分と街が様変わりしたように感じた。

お土産物屋が次々となくなっている代わりにPubやクラブ、ライブハウスが向かい合って並ぶ。

数えてみると、道に面したPubやクラブ、ライブハウスは38軒も。
そのほぼ全てが大音量で、向かいのお店を煽るかのように競い合って爆音を轟かせる。

道の両サイドから違う音楽が重低音を効かせて轟く様子はまさにカオス。
その音量と音質の悪さに、終始顔が歪む。クラブ音楽は好きだけど、こんなところにはいられない、、。

さらには2022年、大麻が解禁されたタイ。
本来は医療用として解禁されたにも関わらず、その後続々と大麻ショップがカオサンにもオープン。

堂々とした店構えのショップから、大麻のキッチンカー、大麻の露天商とあらゆるスタイルでカジュアルに売られていた。

大麻ショップの店を数えて見ると、カオサン通りだけで32店舗。(汗)
…これは、Pubやクラブ、ライブハウスの数とほぼ変わらない多さ。

しかし、タイでは娯楽目的で吸引した場合は厳罰に処せられる。公共の場で吸引した場合、3カ月以下の禁錮や約11万円の罰金。完全に合法化された訳ではない。

…そんな危ない橋は、興味本位でも渡らないのである。

より海外からの観光客を意識した新しいお店も登場していた。ワイルドなワニグリルの店。

以前にも増して昆虫食の露天も増えた印象。

勢いだけはコロナ前に戻った様子。

しかし、かつてのような「旅人の聖地」的な雰囲気から、大きく様変わりしていたカオサン。

昔の雰囲気が好きだった僕にとってはなんか少し寂しかった。