2023年8月17日(木)17:30、
カンボジア・プノンペンに到着し、あらかじめ予約しておいた車でいざ、プノンペン市内へ。
街は先ほど雨が上がったばかり。市内に近づくに連れ、街が渋滞して来た。
カンボジアのトゥクトゥク事情
ちなみにカンボジアの『トゥクトゥク』に2017年頃から変化が見られ始めている。
現在、カンボジアで走るトゥクトゥクの大半が、カンボジア製ではなく“インド製”のオートリキシャ。
インド【Bajaj Viper Auto社】のものがほとんどだ。
インド製のトゥクトゥクは、燃費の良さと機動性がウリで、価格にすると約2500ドル。
二人しか乗れないが、カンボジア製トゥクトゥクよりも良いというドライバーさん達の評判で、だんだんカンボジアのトゥクトゥクが減少中。
プノンペンの高層ビル群
市内に入ると、街の雰囲気が一変する。
半年前、3年ぶりに訪れた時にも驚いたが、とにかくプノンペン市内に高層ビル群が増えた。
まるでゲームの世界のように、今も尚、あちこちでビルがニョキニョキと建ち始めている。
シンガポールの国際調査機関、ASEANプラス3マクロ経済調査事務局(AMRO)によれば、カンボジアの2023年の国内総生産(GDP)成長率を5.7%と予測。22年の5.2%を上回る見通しという。
観光・サービス業の好調が経済成長をけん引しているんだそう。日本とは比べ物にならないくらい、街の勢いを感じる。
…最後は渋滞で車が動かなくなった。
プノンペンの宿
本来、空港から市内まで約30分で行ける距離だが、1時間かかってようやくホテルに到着。
プノンペンの宿は、前回に引き続き【AQUARIUS HOTEL 】。
今回参加の4人の子ども達のうち3人が、全く初めての海外旅行(!)
子ども達へ活動以外の「お楽しみ要素」も含まれたホテルとして、また安全性やコスパ両面を考えた上でこのホテルを準備した。
このホテルの最も良いところは、ルーフトップのプール(!)
子ども達はさっそく水着に着替えてひと泳ぎ。
眼前には中国が建てたカジノホテルがギラギラと輝いている。
これでひとり朝食付き5600円。
円安によって少し高くなったが、それでも立地・コスパ共に非常に良いホテル。オススメです。
余談だが、このような活動をおこなっているとたまに『収益の中から自分達の旅費や飲食代もだしてるんでしょ?』と言われることがある。
ちなみに僕らチームCNLは、イベントで得た収益は全て現地の各支援先へそのまま届けるのがルール。
カンボジア渡航費も全部自費で行き、飲み会も含め収益からの補助は一切しない。
でも全部自費だからこそ、『思いっきり旅を楽しんで帰る!』というのが我々のスタイルです。
子ども達には、学びの要素がありながらも、アジアのホテルで楽しい思い出もつくってもらいたい。
晩ごはん。
20:00(日本時間22:00)、遅めの夕食へ。
今回、僕らの旅に同行してくれるヌットちゃんに加え、チョムナンさんも家族で会いに来てくれた。
そしてさらに私の高校の後輩で、カンボジアで9年事業を展開している泊くん、上智大出身で3年間現地で働く飯田さんも駆けつけてくれた。
今回は泊くんのオススメで、今カンボジアの若者に人気のクラフトビールのお店へ。
泊くんや飯田さんは、子ども達にカンボジアでの生活や海外で仕事をすると言うこと、また生き方や考え方について子ども達に話をしてくれた。
高校生の蓮くん、息子の久遠が真剣に耳を傾けていたのがとても印象的だった。
とても貴重な価値観に触れて、この時間だけでも子ども達を連れてきた甲斐があったと思う夜でした。
泊くん、本当にありがとう!
プノンペン二日目の朝ー
朝、6:30起床ー
屋上の食事会場へ。
そもそも窓がない、開放感たっぷりのレストラン&バー。
ここの朝食が美味しく、特に新鮮な野菜が豊富。アジア料理が苦手な子ども達でも朝食はしっかりと食べられるし、野菜もとれるのでここのホテルにしたのです。
さぁ、ここからプノンペンでの活動が始まります!