2013年2月4日(月)PM7:00 ー
3時間に及ぶシアヌーク前国王の国葬が終わり、プノンペンの街の交通規制が解かれた。
街は一気に大混雑。
プノンペン最後の夜ー
プノンペンでの全行程を無事に終えて、友人キムタウが押さえてくれた中華料理屋へ向かう。
お店へ行くと、NGO学校長TDさん家族、キムタウ家族、そしてソピャやソキム、ヌットちゃん、
ラカナ、レカナ、サンバットくん、ヴィサールさん、ソパちゃんは彼氏と一緒に。
カンボジアの大切な仲間たちが勢揃い。
毎年、僕らの滞在最後の夜に合わせて、現役NGO学校スタッフや、かつて学生や先生だったOB、
昔お坊さんだった友人も含め、みんなが集まってくれるー
…国を越えても持つべきものは『トモダチ』ですね。
今回はシアヌーク殿下の国葬という事で、乾杯は謹んで…
当初17名で予約をしていたが、それをはるかに越えてしまい、急遽2部屋貸し切ることに。
キムタウ(写真右)も忙しい中、家族でやって来てくれた。
彼はかつてNGO学校で日本語を学び、日本での留学を経て、日本の地雷撤去団体の通訳として働いていた。
現在は、今度スーダンの地雷撤去へ向かうカンボジア軍に、地雷取り扱い講習の日本語通訳として出向している。
…NGO学校で学んだ日本語が、こうして世界平和に貢献しているんですね。
法律を一生懸命勉強する彼女。彼女は間違いなく、カンボジアの未来を背負って立つ女性だと思う。
写真左から、上田さんの工場で働くレカナ。いつも来てくれてありがとう!
写真左から2番目の日本人 A井さんは現地で働くパワフルな女性。先日TVでON AIRされていた、
『世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?』カンボジア編のコーディネートは彼女だったとのこと。
・・・どうりでやけにリアルだと思った。
これから色々ご縁があるかと思いますがよろしくお願いします。
そして真ん中の通訳ラカナ。
穏やかな女性らしさの中に“日本語をもっと上手になりたい!”と、情熱をもって頑張るNGO学校のhope.
彼女にはいつも感謝しています。
今回、◯教省大臣の息子さんで、かつて僧侶だったヴィサールさんも誘ったところ、快く来てくれた。(写真私右:)
今はお父さんの大臣職を手伝っているという。
…これからのカンボジアを背負って立つ人。将来が本当に楽しみ。
…Party終盤、電気が消えてケーキが登場(!)
数日後に誕生日を迎える池田氏。[ カンボジアネーム:イケチャ。]
Happy Birthday to You~♬でお祝い。
そして、今年結婚する二人をみんなで祝福!
JSRのこれまでの活動は、彼なくしてあり得ない。
彼は去年と今年、自分たちの活動を、彼女にこの目で見て感じてもらうために誘って参加。
本当におめでとう!!!
初めは単なるバックパッカーとして訪れたカンボジアだった。
アンコールワットの壮大さもさることながら、カンボジア人の人懐っこくて、温かな人柄に魅了され、
“ 今後も何か自分にできることはないか ”と、ネットで学校を検索し、翌年現地の学校を訪ね歩き、
当時のNGO学校長の芹沢先生と意気投合してこの学校の支援が始まった。
毎年、旅費はお小遣いの積み立て。持っていくのは寺のお賽銭とご門徒方からお預かりした浄財。
最初は個人的な活動であったけど、京都時代、
本願寺内 勤式指導所で共に学んだ同期を誘い【JSR】(Jodo Shinsyu Rensyo-kai略)を結成。
若手僧侶7名でカンボジアを訪問し、現在はこの仲間達とさらに賛同してくれた先輩方も加わり
今もこの活動が続いている。
この活動を、さらに自分の寺や、友人、仲間たち、同世代のメンバーでできることはないか?
…そこから『キャンドルナイトLIVE』は生まれ、活動に賛同してくれた仲間達は46名にー
今では県外も含む300人以上の方が毎年来場される恒例のカンボジア・イベントとなった。
…そんな活動を始めて今年で11年目。
縁もゆかりもなかったこの地に、今ではこんなにもたくさんの仲間達が ・・・
自分ひとりの力では何もできないけれど、
こうしてたくさんの人に支えられ、協力し合って今の活動ができることを本当に有難く思っています。
たまに『ボランティア』という言葉で括られる場合もありますが、
自分自身は『ボランティア』で行っているは感は毛頭ない。
むしろ勉強させられることの方が多く、ここには今の自分の生活、生き方、
本当の幸せとは何かを改めて考えさせれることがたくさんあります。
そして何より楽しいー
『 楽しむということが前提で、それをいいことにつなげる。』
この言葉に尽きます。
これからも、
『無理をしない程度に、自分が出来る範囲で、継続した活動』を行っていきたいと思います。
以上、カンボジア2013の報告まで。
合 掌
※ おまけ
僕らの宿にチョムナンとブッティさんが見送りにやって来た。
『空港へ送ります、この車に乗って下さい。』
・・・みると、昨日、王宮内に各国VIPが何度も乗り入れていた黒いレクサス…(汗)
さっそく警察によるバリケードを施された通行規制区域へ。しかしこの車だと簡単にOPEN。すごい、、(汗)
空港に到着し、車両の運転手席を見てみると…『VIP』の三文字。(汗)
・・・チョムナンさんの粋な計らいだった。
本当にありがとう!
みなさん、また会いましょう!!