2013年4月7日（日）、初の試みとして毎年お寺で行っている
『はなまつり』を拡大し【 西林寺 はなまつり -お寺マルシェ- 】を開催。
翌日4月8日は、お釈迦さまのお誕生日『はなまつり』。
仏教ではお釈迦さまのお誕生の日を「灌仏会（かんぶつえ）」や「はなまつり」といい、
4月8日には各地のお寺でお釈迦さまの誕生をお祝いします。
今回は、お誕生日前の日曜日である7日に、 お寺のご門徒をはじめ地域の方、
子どもからお年寄りまで、様々な方に『はなまつり』のご縁に触れていただけたらとイベント的な形式で開催。
当日まで『はたして、本当に沢山人が集まるのか、、』
午前中が悪天候だったこともあり、直前までドキドキしていましたが、
いざフタを開けてみると、人、人、人･･･
悪天候にも関わらず、特に子ども連れの方、お若い方々がたくさん･･･
嬉しく、有り難いかぎりでしたー
今回の『はなまつり』は、
10:00～16:00まで境内ではフリーマーケット。
12:30～ちんどん鈴乃家さんによる境内パフォーマンス。
13:00～本堂にて一心寺ご住職による『お釈迦さまのおはなし』。
14:00～障害福祉施設JOY倶楽部アトリエブラヴォ × 新井武人サンによる
LIVEペインティングと、内容盛りだくさん。
境内のフリーマーケットではお店も充実。 カンボジア料理屋【シェムリアップ】出店。
カンボジアン・コーヒーにレッドカレー、大盛況でした。
【社会福祉施設柚の木学園】出店のポップコーン屋さん。 境内は甘〜い香りが立ち込め、子ども達に大人気。
春日市にあるイタリアン【ビストロわがまんま】さんのスープ・スパゲティ！
この日寒かったため、温かなスープ・スパは絶品でした。
西林寺婦人会ブース。甘酒とお赤飯、そして飛ぶように売れていった“西林寺からあげ”（笑）
喜んでいただけて本当によかったです。
最近地方番組はもとより、全国番組にも度々登場する 大人気・志賀島のショップヒロ「さざえ飯」。
･･･立地条件の悪い場所、一時間遅れの出店でしたが、大量にあった「志賀島産わかめ」
「さざえ飯」共に早々と完売。･･･恐るべしです、、。
ところかわって物販ブース、
子ども達や若い親御さんに終始人気だったのは【Boutique ChocoChoco】。
手造りのキッズ用ヘアバンドや指輪など女子アクセ大人気。
プロダクトデザイナー [ CRITIBA ] 坂下氏のお店【PORT】も出店。
彼のデザインする洗練されたプロダクトや、
私物、子供服や雑貨もあり、見どころいっぱいなお店でした。
九州デザイナー学院のコによるアートブース。
自身描いたポストカードや手づくりアクセ。若さとエネルギーいっぱいのお店。
木彫りの手づくりアクセのお店【もくもく堂】。
名前を彫ってくれたり、ゆるーい空気感と独特の雰囲気、 まさにフリマらしい感度と雰囲気あるお店でした。
趣味で作り始めたにもかかわらず、素人の域を超えたクオリティーの革小物の店【Flew de lis】。
イタリア最高レザーのブッテーロや、英国Whitehouse Coxで用いるブライドルレザーを
駆使して作ったアイテムは、価格以上のクオリティ。
その隣のアンティーク雑貨【Handle】サンは、
1940-1976に製造されたヴィンテージのファイヤーキング・マグ。 好きな方にはたまらない品揃えでした。
障害福祉サービス事業所JOY倶楽部のアート部門、【アトリエブラヴォ】のアート作品のお店。
今回「食」の方では【社会福祉施設柚の木学園】にも出店をお願いし、様々なお店・団体が集う中に
「社会福祉団体の垣根を越えた交流が生まれたら」と、企画した「はなまつり」でもありました。
今回遊びに来ていただいた方の中には、カンボジア初のプロレスラーを目指すソムナンくんの姿も。
http://www.youtube.com/watch?v=AsWYoA3QvfE
１２：３０－
ちんどん鈴乃家さんの境内パフォーマンスが始まった。
各お店の前を練り歩き、それぞれのお店を宣伝！
境内はたくさんの人の笑顔で溢れかえった。
境内を練り歩いた後、子ども達を集めて紙芝居、 そして・・・南京玉すだれ～！！！
大盛り上がりの境内。
１３：００－
鈴乃家さんのパフォーマンスを終えると、本堂にておつとめを開始。
ご挨拶をさせていただいた後、一心寺ご住職による『お釈迦さまのおはなし』。
･･･いつものご法座のようでいつもと違う、、
ご年配の方だけでなく、若い人も親子連れで、子ども達は友人達と一緒に･･･
それぞれ椅子に座って、仏さまのお話を聞いていました。
･･･これまでお寺でなかなか見られなかった光景。
この様子が見れただけでも大きな一歩。このような形で「はなまつり」を行う意義がそこにありました。
そして最後は、アコーディオン奏者 新井武人サン、
アトリエブラヴォ 小林サンによるLIVEペインティングの始まり！
新井サンの演奏が始まると、本堂内はたちまちお洒落な空間に。
今年はもう終わってしまったサクラも再び満開の中、春爛漫のLIVEがスタート。
何も書かれていなかった無地のキャンバスに、一心不乱に描かれる絵・・・お釈迦さま！
そして遂に完成！！
小林さんは、この日のお釈迦さまを大きなキャンバスに一発書き。
ものすごい集中力と絶妙のバランス、 LIVE時間内に斬新なカラーで描かれたお釈迦さまの絵、、。
小林さんのプロフェッショナルをみました。
そして最後のご挨拶ー
三人のワザとらしいトークも冴え渡り（笑）
今回の一日を通して、心の中に、
お釈迦さまが説かれた 『仏説阿弥陀経』というお教典の中の言葉が響いてきました。
『 青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光 』。
「青色は青色に輝きを放ち、黄色は黄色の光りを、赤色は赤色に輝きを放ち、白色は白色の光りを放つー」
それぞれ色や形は違っても、その違いを認め合い、
それぞれに違うからこそ素晴らしい、と仰られたお釈迦さまの言葉ー
お釈迦さまのお誕生の日を縁として、年齢、職種、生き方もそれぞれに違う人々がお寺に集い、
お互いに違いを認め合いながらこうした形で「はなまつり」を行えたこと、、
・・・本当に意義深いものとなりました。
また是非来年も継続して行えたらと思います。
今回の「はなまつり」の企画に賛同し、快くご協力戴いた関係者の方々に、心よりお礼を申し上げます。
またお越しいただいた方々、寒さと悪天候にも関わらず、わざわざ足を運んで頂き、本当にありがとうございました。
またこのような形で「楽しく」仏縁に出遭っていただくご縁づくりができればと思います。
本当に有り難うございました！
※ 追伸：
当日西林寺婦人会ブースでの売り上げの中の20,000円
及び、出店料として各店舗から戴いた1,000円は全額、
東北震災支援「あしなが育英会」に寄付致します。
また、西林寺婦人会ブースの残りの売り上げ80,000円は全額、
社会福祉施設柚の木学園に寄付致します。