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カンボジア国内のニュースで…

知らない間に、今年2月にカンボジアへ行った際の

『サムボー村井戸建設プロジェクト』の模様が、カンボジア国内のトップ・ニュースで取り上げられていました。

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カンボジア民間局でカルチャー&教育番組の【SEA TV】

 

ニュース中に読まれたクメール語では、一般に伝える時の言葉ではない、
僧侶に対して使われる丁寧な表現でニュースを読まれたそうで。。

・・・何と言っているのかわからなかったので、
カンボジアの友人に訳してもらいました。
以下ニュース内で読まれた言葉:

『(display point of time1:00)日本人僧侶の方々が、
カンダル州サムボー村で4つの井戸を作られました。

(カンボジア僧)チャンナン様と、寄付をされた日本人僧侶の方々は、
シハヌーク前国王の火葬式にも参列され、その日の内にサムボー村へ
井戸を公式に提供しに来られました。

(1:30)日本の僧侶代表の安武様は、
チャムナン様を通して利用水源が欠如している問題があると知り、
その問題解決のため、彼らは、日本で寄付を募り、
4つの井戸を建設することになりました。
1つの井戸は小学校内にあり、3つの井戸は村に沿っています。

それだけでなく、日本人僧侶のご一行と寄付者は、
再び村での他の問題(村の小学校の設備など)
サポートできるようにしますと仰られました。

(2:00)チャムナン様はその井戸を利用している村人に対して、
「寄付をしていただいた方々が、今後も再びこの村へやって来て、
井戸の故障等がないかをチェックに来てくださるので、
今後も井戸が役立つために、衛星上のルールを守って、
やさしく利用してください」とお教えになりました。

(2:23)また、チャムナン様は、
村人に「どうぞ健康に気をつけて、良い食事、良い水、
良い暮らしをされて下さい。
特に、たとえ症状が軽くてももし病気などがあれば、
早めに病院へ行かれてください。
もし重い病気にかかってしまえば、
時間もお金ももっとかかってしまいます。
どうぞ健康にお気をつけ下さい」と仰れました。』
・・・なんか仰々しい感じで(汗)とても恐縮ですね、、。

でも我々の活動はそんな仰々しいものではなく、
もっとフランク(笑)で、あくまで
「無理をしない程度に、できる範囲で、継続した活動」。

そして何より『楽しむ』ことを前提として、
それを良いことにつなげる活動。

これからも地に足をつけて、
無理しない程度に続けていけたらと思います。

サムボー村では、現在6つ目、7つ目の井戸が建設進行中です。
作った以上は、これからもこの村の井戸を注意深く見守り、
不具合があった場合は修理費やメンテナンス等、
できる限りみんなでサポートできればと思います。

学校と同じで井戸も『建設したら終わり』ではなく、
建設したからには『継続した支援』が必要なんだと、
最近あらためて思っています。