キャンドルナイトライブ

CANDLE NIGHT LIVE 2013 ③ – 開 宴 –

『 チャリティに関わる良さとは、「自分が世界とつながっている感覚」を得られること 』
渋谷弘延(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン専務理事)

PM 6:00ー

【CANDLE NIGHT LIVE 2013】ついに開宴。総来場者数は260名、超満堂ー
本当に沢山の方に今年もお越しいただいた。

福岡県内外はもとより、遠くは東京、千葉、滋賀、大阪、神戸、熊本、宮崎・・・
飛行機や新幹線、夜行バスで来られた方もいた。

後に頂いたアンケートの調査結果によれば、

・『アーティストお目当て』に来られた方が全体の38%、
・『お寺でのイベント/カンボジアのイベントだったので』が40%も。

・・・これも地道な積み重ねの賜です。

初めにご挨拶を兼ね、このイベントの趣旨とカンボジアでの活動報告。

途中、インターネットでカンボジアへつなぎ、
現地学校より今年もリアルタイムで挨拶をしてもらった。

本番では音声トラブルもあったが、当イベントの支援先と支援先からの声・・・

思いが少しでも来場者の方に伝わればー

ご挨拶後、注意事項の説明。MCは今年も『こどもキャンドルナイト』でおなじみ、
ラジオパーソナリティー/ナレーターとして活躍する Lilyサン

今年はスタッフの仲間と共に初めてカンボジアへ。
愛センターにて『絵本読みきかせLIVE』も敢行した。

PM 6:30 ー OPENING ACT ; 逆瀬川 剛史 LIVE

逆瀬川氏の甘いフェイスもさることながら、
ギター一本の演奏とは思えない、何層にも重ねられた音色ー

美しく爽やかで、タッピング奏法を駆使した超絶パフォーマンスに、若い人からお年寄りまでが釘付け。

アンケートの中でも「逆瀬川氏がよかった!」とたくさんの声。

『 逆瀬川さんの演奏、本当にスゴかった。
技術はもちろん表現力に聞き入ってしまいました。』(33歳 女性)

『 逆瀬川さんのギターが新鮮で良かった。
楽しいイベントがチャリティーにつながっていてよかった』(34歳 女性)

『ギターに感動しました。』(81歳 女性)等々…

PM 7:10- ここで20分の休憩時間。


BAR/物販ブースは多くの人でごった返す。

今年のBAR/物販ブースは【サッポロビール】提供の生ビールが完売。
【ビストロわがまんま】ラスク、【MILK】100円クレープ、
【ショップヒロ】サザエ飯と、すべてが完売。

さらには今年のCNLTシャツも初の完売。

これまでの過去のデータを元に、無駄のない発注を心がけたのも要因。
過去の失敗の数々が今回に活かされていますー

PM 7:30 ー

『HIROSHI FUJIWARA + INO hidefumi』プレミアムLIVE、遂に。

緊張感がある中にも優しいライブー

・・・まるで『MTV Unplugged』を観ているようだった。

さすがのパフォーマンス、、。

ヒロシさんは新作アルバム『manners』が発売されたばかり。
INOさんも5月に『NEW MORNINGー新しい夜明け』がリリース。
今年は本当にタイムリーなスペシャルライブでした。

LIVE中、INOサンの滅多に見せない表情の1コマ。

ヒロシさん:『INOくんの表情って、
東京でサラリーマンに傘で目を突いたりしてそうじゃないですか?
・・・まぁ、実際やってるんですけど。』

INOサン:『そんなことするわけないでしょう(汗)』・・・の1コマ。

一方その頃ー

隣の会館(キッズルーム)では、痺れを切らし騒ぎ始めた子ども達のために、
英会話教師でもあるスタッフが、即席英会話教室を開始。

大人たちがLIVEを楽しんでいる間、隣の部屋ではおよそ25名の子ども達が一つに。

その後、英会話の内容とリンクした特別映像を流す。

本堂で大人がLIVEを聴き入っているように、子ども達も隣の部屋で釘付けに。(笑)

『子ども達の英会話教室、
子ども達にとっても楽しいイベントになったようでした!』(37歳 女性)

『大人と子どもが楽しそうにしていたのが良かったです。』(40歳 女性)

・・・ありがとうございます。

その頃ー

境内では、ふたりの兄弟が竹灯籠に見入っていた。

なんて素敵な光景ー

『言ったことなど忘れられてしまう。したことも忘れられてしまう。
でも、感じさせたことが忘れられることはない。』
マヤ・アンジェロウ(作家・詩人)

子ども達の記憶にいつまでも残ってくれたら…

今回のキャンドルナイトに対し、アンケートの中で沢山の有り難いお声や感想を頂きましたー

『 スタッフの皆様の良いイベントにしたいという思いが伝わる素敵なイベントでした。
来年も期待しています。』(33歳 女性)

『 多くの人々の“おかげ”の力で楽しませて頂きました。
私にもできることを探していきたいです。』(21歳 女性)

『 自分が楽しんだことが、誰かの役にたつことができる、
そんな輪の中に入ることができ、とても幸せです。』(31歳 女性)

『 前回、初めてこのイベントに来て、趣旨などを知り、
それから1年間の活動を知る機会になったので、来てよかった。
ライブも楽しかったです。来年もINOさんに是非来てほしいです!
メンバーの方の日々の活動をブログ等で拝見し、本当に素晴らしいなぁと思っています。
感動しました応援しています。』(35歳 女性)

『企画、アイデアが素晴らしい。日常の嫌なこと全て忘れることができた。
明日から頑張れます。』(32歳 男性)

『カンボジア支援の話、子ども達への対応、ライブ、お店、写真、全て。
感動した。演奏が素晴らしかった。』(41歳 女性)

『カンボジアへの思いが伝わって来たことです。
私も自分のできることを精一杯していこうと思います。』(19歳 女性)

『カンボジアの事、学校の事、続けていくことの大切さ、
難しさを今回考えさせられた。』(33歳 女性)

『カンボジアの復興が実際すごく大変なことを知りました。』(39歳 女性)

『支援を続けていかなければ本当の支援にはならないという
現実を伺って、そのことがとても印象に残りました。』(40歳 女性)

『本当に手を叩いても叩いても足りないくらい良かったです。
1年1年楽しい時間をありがとうございますー』(82歳 女性)

・・・本当にもったいないくらいの有り難い言葉の数々、、、
スタッフ一同、この言葉を励みにまた来年も頑張りたいと思います。

そしてLIVE終了後、最後のあいさつー

・・・これまでの6ヶ月間の様々な思い出、
今年も様々な方の支えでここまでこれたことを思うと、不覚にも感極まってしまった。

でも、これだけは今年も言いたかったー

『私たちは、このカンボジアのチャリティーイベントを
6年間続けてきましたが、このイベントを行ったからといって、
カンボジアの人々が幸せになるとか、カンボジアの世の中が変わるとか、
そんな大それた事は毛頭思っていません。

そんな事よりも、今、日本で日常の生活を送り、
仕事や家庭を持つ私たちに、一体何ができるのか・・・?

・・・そう考えると、
とにかく私達自身が “ 楽しんで ”このイベントを行っていく。
そこに来られたお客さんも純粋にイベントを“ 楽しんだ ” 結果、
その収益が、カンボジアの学校に還元されていく-

これが今の私たちの現状の中でできる、一番 “ 健全なやり方 ” ではないか- と。

これからも、
「無理をしない程度に、自分が出来る範囲で、継続した活動」を行って行きたい。』 とー

そんな話をさせてもらい、今年のキャンドルナイトLIVEを終えました。

イベント終了後、スタッフ全員で後片づけをしていると、

「まだ余韻に浸っていたい気分で、お家に帰りたくない。」と、82歳のお婆ちゃん。

境内でお客さんが帰られた後も、ずっとスタッフとお話をされていました。

手塩に掛けて製作した竹キャンドルは、来場者に好きなだけ持って帰っていただいた。


ライブに終始 “ かぶりつき ” で観ていたお洒落な若者集団。

・・・きっとヒロシさん目当てに来られたのだろうと、
『ヒロシさん、お好きなんですか?』と声をかけてみた。

すると、

『僕等はこのイベントが好きで、去年も来ました!
今年もサイコーでした。副住職サイコー!また来年も来ますっ!』

・・・CNLにファンの方がいたなんて、、(汗)…

・・・これまでお寺の世界では、
『若い人がお寺の本堂に足を運ぶこと自体、ありえない』と言われてきた。

でも、明確なコンセプト、情報の媒体を見直し、
これまでと違う角度からお寺をみせることによって、
立地や交通の便に関係なく、若い人だってお寺に足を運ぶー

お寺本来の『魅力』と『可能性』は、無限大に広がるー
・・・そんなことを思い続け、実証すべく活動してきた6年間。今ではそれが確信に。

 

あとは、この事実をどう通常のお寺の世界で活かしていけるのか、
宗門にどう還元できるのか・・・これが今後の僧侶としての課題です。

それでも難しいことはさておき、単純に
お寺というものを、もっと身近に感じていただけたら有り難い。
仏縁はもっと楽しみの中から、身近な日常から生まれてもいいと思う。

観客動員数260名超、スタッフ48名、経費を差し引いた収益 395,760円。
昨年の収益 208,676円を大幅に上回る浄財をお預かりしました。

本当に有り難うございました。

 

来年また、責任を持ってカンボジアの学校に直接届けに行きたいと思います。

この度のキャンドルナイトに際して、ご協賛ご賛同戴いた企業・団体・関係者の方々、
48名の素晴らしきスタッフの仲間達、そしてお越しいただいた方々に篤く篤く御礼申し上げます。

 

皆さま本当にありがとうございました。

 

 

 

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