『 楽しむことを前提で、それをいいことにつなげるー 』
2014年10月11日(土)PM 8:00、本番前夜 ー
スタッフで会場準備と、打ち合せの最終確認。
まずは竹キャンドルをグルッと柱に巻くように、レイアウトから。
ステージとなる外陣前方を毛氈で敷き詰める。
内陣余間奥の倉庫に眠っている「CNL備品」の数々を、列を作って運び出す。
…さすが七年目。何も言わなくても、どこに何があるかを分かってらっしゃる(笑)。
今年の会場演出もご近所プロダクト・デザイナー 坂下和長氏。
昨年、一昨年前とオーガンジーを使い演出してくれたが今回は不織布(ふしょくふ)を使って。
フランスでの展示会も大成功だった彼。今度は日本の「お寺」で、不織布を使いどんな魔法をかけるのかー
あらかじめ振り分けられた『会場』、『受付』、『物販』、 『BAR』チームに分かれ、
顔合わせと当日の動き最終確認が自然とはじまっていく。
【 受付チーム 】は今回参加できないメンバーもいて手薄になっていることから、急遽大型補強。
タイ人のポムくん、リボンちゃん、カンボジア人で初参加のリーマちゃんも加入し、
多国籍な “ 新生受付チーム ” となった。
毎年熊本・八代から参加してくれるMちゃん。(写真・右)
本番を前に、今年は前日から博多入り。…本当に有難い。
【物販ブース】では、当日の記念グッズのディスプレイ準備。
今年の目玉は、春にCNLチームで現地学校【愛センター】に寄贈した、
『 愛センターのオフィシャル・グッズ 』。その中から今回はトートバックを。
左の「ホワイト×蛍光ピンク」、中の「ブラック×ベビーピンク」はCNL’14限定カラー。
Mサイズ1,000円、Lサイズは1,500円。売り上げは経費を差し引き全て愛センターへ寄付される。
今年の『CNL’14Tシャツ』は、愛センターTシャツの改良バージョンで。
今回のTシャツでは、新たに主な支援先である【インターナショナル・カンボジアNGOスクール】の
現地校長Tydy氏に書いてもらった学校名と【CANDLE NIGHT LIVE】という文字を英語とカタカナで
日本の子ども達に書いてもらった。【CNL】×【愛センター】×【NGOスクール】のトリプルネーム仕様。
CNL’14タンブラー。
Nannyサン・デザインの今年のフライヤーをモチーフに、大山光二郎がさらに進化させて、、
・・・なんとも大胆で…ありがたいタンブラーができた。
デザイナー学院卒のHちゃん、今年は物販で大活躍の予感。
写真右のO野っち。大学時代の剣道部の後輩。
活動に賛同し、毎年岡山から駆け付けてくれる有り難い後輩。
レイアウトの最終チェック。
birdさんの事務所から販売用のCDも届いた。
今年もLONDONで美容師として活躍していた Sちゃん、
PARISで美容師となり現在も福岡で活躍中のRちゃんによる【ヘアアップ・ブース】。
今年の空間デザインは大山光二郎が担当。
・・・その大山・ヘアアップ・ブース。…何やら円形の赤い輪を作りゴソゴソ…
【BARブース】。今年はフード/ドリンク共に充実のラインナップ。
BARブースの大将 ダーマツ親分…何を見た!?
!!!!!!!!!!!!!!!!!
和室の大広間に突如現れた、円形の赤いヘアアップ・ブース、、。
大山氏、…相当気合いが入ってマス。
一方、【会場ブース】。
建築家の斉藤康平くんも今年から加わり、あーでもない。こーでもないと思案中。
そんな中で花屋【BAROQUE】の大石さんも到着。今年の会場の花の準備。
今年は色とりどりの花を透明の花瓶に入れて、沢山シンプルに。
素敵な花の数々、、。
ココからさらにライトを、花ではなく花瓶にあてると・・・
BAROQUEの花は本当に素敵です。いつも意表を突かれる演出に感謝です。
花のディスプレイ横では、プロジェクター/PC担当の西田くんと打ち合せ。
…オープニングの挨拶時、どのタイミングで映像を映し出すかを確認中。
今年から新しく仲間に加わってくれたSサン。
そのSサンのアイデアで小規模なプロジェクションマッピングを実験的に。
映し出す場所、雨天時も考えながら思案中ー
PM 9:00- 各グループの準備を一旦やめて、本堂に全員集合。これから全体の最終打ち合せ。
まずはその前に、今回新しく加わってくれたメンバーの自己紹介。
ピッチくんの後任として福岡へ留学、来日してまだ1ヶ月目のリーマちゃん。
今年のカンボジア代表スタッフ。
カンボジアのお隣、タイからもポムくんとリボンちゃん。
【こどもキャンドルナイト】に続き、スタッフ入り。
そしてCNLスタッフとして、アメリカ、メキシコ、キューバ、カンボジア、タイ人に続く
6カ国目の新外国人「イタリア人」のフェデリコ・ケンジ(笑)。
ヴェネチア出身の彼。「ケンジ」と言うニックネームはイタリアで有名な
「北斗の拳」の「ケンシロウ」から自分で命名。「ケン」はイタリアで強いイメージなのだとか。
今年のCNL’14スタッフは55名。初めて加わるメンバーも多いことから、
改めてイベントの趣旨の共有と、どういう姿勢で本番を迎えるかを再確認。
楽しむことが前提で、それをいいことにつなげるー
PM10:00ー 全体会議を終えた後、再び各チームに別れて最終準備。
不織布を使った今年の演出、ようやく形が定まってきた。
前日まで悩みに悩んだ今年の会場演出 ー
悩んだ末の答えは、ダイナミックな演出だった。
今回のアーティスト birdサンにちなみ、
羽毛に見立てた繊維をランダムに絡ませて作られる不織布を採用。
・・・正面から見ると、鳥が羽を広げて飛んでいるようにもみえた。
『チャリティで一番大事なのは、いくら寄付をしたかということではなく、
どれだけ多くの人と一緒に楽しみ、思いをひとつにできたかということ。 』
勝ち負けだけの挑戦じゃない、人生を豊かにする挑戦を!