キャンドルナイトライブ

JSR’15 CAMBODIA① – 出 発 –

『 人生において一番重要なことは、実際の経験を通して学ぶこと。』
稲盛 和夫(京セラ創業者/日本航空名誉会長)IMG_5878『 知識があることと、身体で体験することは違う。』
渋谷 弘延(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン専務理事)

『 同じ知識でも、実際に体験するとしないのとでは、
その理解の度合いはまるで異なってくるものです。』安藤 忠雄(建築家)

『 言葉に説得力を持たせるには、自分の体験の意味をしっかり掴むこと 』野村 克也(野球解説者)
『 挑戦することそのものが、自分の大きな宝物になる。』安藤 忠雄(建築家)

本当の知恵や教養は、学校の勉強では学べない。

今年もJSRの仲間達と共にカンボジアへー

京都・本願寺内の「勤式指導所」で学んだ同期会で結成したJSR[Jodo Shinsyu Rensyo-kai]
自分たちの持つスキルや経験を活かしてそれを国際交流につなげ、
「これまでになかった視点での研鑽を深めよう!」と、カンボジアへ行き始めたのが2006年。

・・・あれからもう10年の歳月が経ちました。
今も変わらぬ仲間達と、こうして活動が続けられているなんて、、本当に感慨深いものがあります。

CNLは今年が8年目。
お寺として、カンボジアへお賽銭を持って行く活動を始めて12年目。

・・・当初は活動に懐疑的な目、偽善的な目で見られたこともありましたが、
偽善的活動もここまでやれば立派なベテランです。(笑)

そもそも我々は偽善かどうか、ボランティアかどうかなど、そんなことはどうでも良いのです。

我々自身、その国の人々との交流を「楽しむ」ということが大前提で、
その延長上に、現地の友人達をサポート・応援したい!という気持ちで継続してきた活動なのです。

その上で、日本では経験できないこと、
普段当たり前と思っていることがいかに当たり前でないかなど、
本当に多くの事を学ばせてもらってきました。

・・・もう10年以上もカンボジアへ行っていますが、
何度行っても新しい発見や沢山の気づき、学びの場があります。

この経験をお寺にも還元しなければ!と思いたったのが、「キャンドルナイトLIVE」でした。

勇気を持って行った一つの行動が複数に派生し、
それがいまでも「楽しむ」ということを前提として、
カンボジアの人達のお役に立てていられるという幸せ。

こういうことが10数年できる背景には、
それを理解してくれる家族がいるからというのを忘れてはいけない。

・・・そんなことを噛み締めながら、カンボジアへ向かいます。
タイ・バンコク、スワンナプーム国際空港到着。

今年も無事、関西から飛んできた仲間達4人と合流。ココからいざ、カンボジア・プノンペンへ!

日本を出発して約10時間後、プノンペン国際空港到着。

台湾/ベトナム経由でやって来た、平安社寺建築の石渕さんと、
大岩メタルワークスの中島さんとも無事に合流。7名全員が揃ったところでいざ市内へー

今回の我々の宿泊先であり、カンボジアの友人達との再会は必ずココと決まっているコチラへ。
内戦当時「外国人記者クラブ」だった歴史的レストラン【FCC PHNOM PENH】へ行くと・・・
仲間達が全員集合。
主な支援先であるインターナショナル・カンボジアNGOスクールの校長 Tydyサンを始め、
学校の日本人代表の上田さん、NGOスクールのOBの面々や法友チョムナンさん夫妻、
いつもワゴンの運転手を務めてくださるナリーさんも!
OBの面々は、この学校で日本語を学び、大使館や地雷撤去団体、
日系企業の第一線で働いている、私達の「誇り」でもある友人達です。
楽しい宴は、深夜0:00まで続きました。

私が始めてカンボジアを訪れた12年前、
カンボジアでは外務省の通達で『夜8:00以降の外国人の外出は全面禁止』とされていた。
昼間、あれだけ活気ある街が、夜8時を過ぎると、薄暗く、恐ろしいほど静寂に包まれていた。

当時一泊3ドルだった伝説的安宿『キャピトル』の窓から眺める不気味な街の景色が忘れられない。

・・・こんな時間まで、みんなで楽しく過ごせるくらい、プノンペンは平和になったんだなぁ、、

 

感慨深いもの感じながら、旅の始まり、第一日目を終えたー

 

 

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