第一部『大好きなお家の人に似顔絵を贈ろう!』ワークショップを終えると、
次は、我々が日本に「お持ち帰り用」として絵を描いてもらう事に。
・家族でご飯を食べている様子
・遊んでいる様子
・お家で使っているお水の様子 etc…
子ども達の自由な描写によって見えてくる「カンボジアの生活」を知りたい、と。
お家から出ているパイプのようなもの…これは屋根から伝った雨どい。
その下に描かれている四角いボックスは、雨水を貯める水瓶。
家の屋根から下りてきた雨どいの先には水瓶が設置されてあり、
雨水がそのまま水瓶に貯まるようになっている。
貯まった水はそのまま2〜3日放置。すると不純物が沈殿する。
そのキレイな上水だけをとって料理に使用したりするのだ。
・・・今回あまり写真を撮っていないが、そんな絵を描いた子ども達が沢山いた。
その平和の象徴を『花』と見立てて、日本とカンボジアの子ども達に『花』の絵を描いてもらい、
『平和の花を咲かせよう!ワークショップ』を開催予定。・・・詳しくはまた後ほどに。
絵を描き終えた子ども達から順に校庭に集まってもらい、全員が揃ったところで、、
毎回訪れる度に、色んなことを学ばされ、気づかされます。
ジャンケンで勝った子から順に、好きなモノを二つずつプレゼント。
今回も、事前に学校側から「必要なものリスト」をいただいていたので、その中にあった
小学生向けの計算ドリル(100ます計算、3桁足し算、引き算、2桁かけ算etc…)。
そしてお預かりしてきた浄財の一部を使わせていただき、百科事典を寄贈。
お祭り行事などあらゆる日本文化が網羅された「にっほんの図鑑」、そして、
ヒトの心や脳のしくみ、からだの成長・発達などが分かり易く図解された「人間」を寄贈。
今後日本のボランティア先生が日本文化を紹介したり、高学年を対象とした性教育授業を行う際の、
ひとつの「資料」にしてもらえたらと、これらを選びました。
そして様々な「同志」から託されてきたご寄付も責任を持ってお渡ししてきました。
JSRのチームワークに支えられ、楽しいワークショップとなりました。
また面白い形で次につながっていきそうです。