今年も始まった『こどもキャンドルナイト’15』、
日本は戦争が終わって70年、カンボジアは戦争が終わって17年。
私たちが考える『平和』と、カンボジア人が考える『平和』、、『平和』って一体なんでしょう?
・・・そんな切り口からお話しさせてもらった。
私たちが考える『平和』と、内戦の記憶が新しいカンボジア人の考える『平和』の違いについて
お話をした。
『・・・さて、そんなみんなとカンボジアの子ども達、どんな風に生活が違うのでしょう?
そんなお話の絵本を、今からLilyさんに読んでもらいますー』
この同じ空の下のどこかに
笑顔があふれる へいわなくにがあるのだそうですー
その国には 色とりどりの花が1年中咲いています。
この花の種をもちかえり 花をさかせることができると
その国も平和な国になるといわれています。
朝が来ました。とってもいいお天気です。
くおんは リュックに iPhoneとゲーム機とお菓子を詰め込んで
おうちを 飛びだしました。
平和の花を 探しに行くのです。
ヌイはまだ夜が明けないうちに家を出て
遠くの池まで水をくみに行き
そうじ や 洗たく お家のお手伝いをすませて
はだしで おうちを とびだしました
平和の花を 探しに行くのです。
戦争が終わって70年の日本と、
戦争が終わって17年のカンボジア、
それぞれの国にとっての平和とは何なのか?
そんな問題を子ども達に提起する、Lily&Nannyサンの書き下ろし絵本最新作。
イラストには、先々月6月、私がカンボジアへ行った際、
愛センターの子ども達に書いてもらった絵の一部が絵本の中にも使われている。
みんなが思う「平和の花」を書いて、平和の花を咲かせましょう!』