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『こどもキャンドルナイト’15』③ ー 絵本/アプサラ/花火大会 ー

DPP_0265『平和の花を咲かせよう!』ワークショップを終えた後、いよいよ最後の絵本読みきかせ。
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DPP_0549日本の終戦70年、カンボジア終戦17年から『平和」をテーマに、
最後の絵本読みきかせはこの本!と決めていた。

『 へいわってすてきだね 』 詩 安里有生、画 長谷川義史
DPP_05516歳の少年が書いた、心揺さぶられる一編の詩。
DPP_0553『へいわって なにかな。
僕は、かんがえたよ。

おともだちと なかよし。
かぞくが、げんき。
えがおで あそぶ。
DPP_0302ねこが わらう。
おなかが いっぱい。
やぎが のんびり あるいてる。

けんかしても すぐなかなおり。
DPP_0272ちょうめいそうが たくさん はえ、
よなぐにうまが、ヒヒーーンと なく。

みなとには、フェリーがとまっていて、
うみには、かめやかじきが およいでる。
DPP_0270やさしいこころが にじになる。
へいわっていいね。
へいわってうれしいね

みんなこころから、へいわがうまれるんだね。』
IMG_3750プロジェクターから映し出される画、静かに流れる沖縄民謡の音に、
・・・子ども達はみな真剣な表情で、Lilyさんのことばに耳を傾けていた。
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IMG_3753『・・・ああ、ぼくは、 へいわなときにうまれてよかったよ。
このへいわが、ずっとつづいてほしい。
みんなのえがおが、ずっとつづいてほしい。』
IMG_3758『・・・これからも、ずっと へいわが つづくように
ぼくも、ぼくにできることから がんばるよ ー』
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IMG_3754この本は沖縄県平和祈念資料館が募った「児童・生徒の平和メッセージ」で、
小学生低学年・詩の部門で当時最優秀を獲得した安里くんの詩。

2013年、沖縄県全戦没者追悼式で、自らの詩を朗読した。
DPP_0291・・・同世代の子ども達の心に、ひとりでも何か響いてもらえたらー
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DPP_0565最後にまとめのお話しをした後は・・・
IMG_3775カンボジア文化に触れてもらう最後のプログラム、
DPP_0560昨年に引き続き、今年はチャン・スレイリヤさんによるカンボジアの伝統舞踊アプサラダンス。
IMG_3760手の動きに特長のある、カンボジアに古くから伝わる宮廷舞踊のひとつ。
カンボジア独特の雰囲気を放つといわれている伝統舞踊。
IMG_3771アプサラダンスは本来、宮廷内で王様の前で踊る、
或いは「お寺」で仏さまに捧げるのが、本来のアプサラダンス。
IMG_3766日本のお寺で、本当の意味でのアプサラダンス。
IMG_3769子ども達にとって異国の文化、本物の伝統文化に触れる良い機会になってもらえたらー
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IMG_3784最後はみんなで集まってー
DPP_0575 今年も無事にここまで辿り着くことができました。

IMG_3840pm6:30ー 全てのプログラム終了後、最後の最後は子ども達のお待ちかね・・・
IMG_3817恒例の花火大会!
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IMG_3838・・・pm6:30の花火大会は、あまりにも明るすぎた(苦笑)
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IMG_3847手持ち花火の後は打ち上げ花火!
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DPP_0634最近は近所の公園でもだんだんと花火を行うことが難しくなってきた。
お寺での花火もまた、子ども達の良い思い出になってもらえたらいいな。
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IMG_3860いよいよ最後のメイン花火、ドドーーンとパラシュート20連発(!)
IMG_386320個のパラシュートが舞い降りる。
IMG_3865子ども達、必死の争奪戦が始まった!
IMG_3873あ!コケた。
DPP_0683最後は暴動のような盛り上がりで(苦笑)、
DPP_0686 賑やかに、みんな笑顔で今年の『こどもキャンドルナイト』を終えました。

IMG_3786本年も様々な方の支えによって、無事フィナーレを迎えました。

今年は関わってくれたスタッフみんながいつになく多忙で、
なかなか集まることができませんでしたが、
その分をこれまでに築き上げたチームワークで、乗り越えることができました。

なかなか気が回らなかったり、詰め込みすぎて多々至らない点もあったかと思います。
そして何より今回のキンズサンガは、一般募集前から予約が殺到し、
今年は初めて一般募集を前に締め切りとなってしまいました。
・・・ご参加できなかったという方も沢山いらっしゃったと思います。本当に申し訳ありませんでした。

今回の反省は、また来年に活かしていきたいと思います。
IMG_3794みんなの支えとチカラあっての「こどもキャンドルナイト」。

お寺は悲しい場所や、亡き人に手を合わせる場所だけでなく、
みんなで笑ったり、感動したり、学んだり、、そんな場所でもあります。

これからも、「歓び」や「悲しみ」も、
共に分かち合う場所としてあり続けるお寺でありたいと思います。

本当にありがとうございました。