いよいよ旅の始まりー
最初の目的地はテロ爆破事件の余波が残る、厳戒態勢の地タイ・バンコクへ。
今夜はバンコクで一泊し、体調を整えてから明日カンボジア・プノンペンへ向かう。
日本ではテロの余波で、バンコクへの渡航や開催される学会などが相次いで中止となり、
さぞ空港は閑散としているのかと思いきや、、入国審査場は相変わらずの大混雑。
ココへ辿り着くまで35分も待たされた。
入国審査はテロの影響か、いつにも増して厳しいチェック。
これまで入国カードの「滞在先」には、ホテル名を記入するだけでOKだったのだが、
滞在先の電話番号、そして記入欄はないが日本の、自宅の電話番号も必ず追加記入させられた。
入国審査場を全員が通過するまでに経過すること40分ー
ようやく無事、タイ入国。
まずはカンボジアの物資を空港内の荷物預かり所へ預けに行く。
その後、全員で車に乗り込み、バンコク市内を走ること1時間、、
今回の拠点、バックパッカーの聖地カオサンへー
旅の始まりはいつもココから。
世界中からやってくるバックパッカー達が、旅の中継地として訪れる旅人の聖地。
ここカオサン・ストリートは1970~80年代頃からゲストハウス街として
世界中のバックパッカーが集まった。その後外国人旅行者向けの飲食店やパブ・クラブが増加。
現在は、無国籍な雰囲気がタイの若者をも惹きつけ、昔とはまた違う魅力を放ち続けている。
20代前半、この街へ初めて訪れた時、自分も旅人の仲間として受け入れてもらえたような、、
・・・あの時の感動が忘れられず、今もバンコクへ来るとなぜかこの街に落ち着いてしまう。
だが今回は、爆破テロの影響か、どこかいつもより元気がないカオサン。
さらにはいつも多く日本人旅行者をみかけるのだが、どこへいっても中国人と韓国人。
今回は全くといっていいほど日本人を見かけなかった。
まずはホテルへチェックイン。
今回の宿は、カオサン入口にある【BAAN CHART HOTEL】。
カオサンとワット・チャナ・ソンクラームの間にあるプチホテル。
20代の頃はカオサン・メインストリートのうるさい安宿に必ず泊まっていたけれど、
年月を経て安宿も卒業。・・・といっても1泊一人2,500円程度のプール付き(笑)
敷地内にはスタバも併設されている。
建築/デザイン系の本にも掲載される【BAAN CHART HOTEL】。
古き良き時代のタイ・モダンな香りが残るSMALL HOTELだ。
pm7:00、 一息ついた後、再びカオサンロードへ。
あたりが暗くなるに連れ、元気のなかったカオサンからいつものカオサンへ。
道端に設けられたいくつものDJブースや店内から溢れ出す爆音のダンスミュージック、、
いつも旅人たちで賑わっている路上タイマッサージ、
・・・この変わらないカオスな雰囲気、、胸がキューンとなる。
pm7:30、待ちあわせの場所へ。
今日バンコク入りした我々5名と、前日からバンコク入りしていたYくん&Nくん、ここで合流。
ふたりは今回が初タイ・カンボジア(!)
ついに7名全員が無事揃った(!)
まずは全員で集合できたこと、そして旅の始まりに、みんなでカンパイ。
先にバンコク入りしていたYクンの話を聞くと、
やはり日本人旅行者の姿はほとんど見かけなかったという、、
やはり緊張状態が続くバンコク、、。
『 こうしてみんなでココへ来れたのも、それぞれ家族の理解があっての事。
無茶はせず、ココへ来れたことの意味と感謝をもって、カンボジアまで気をついて行こう!』
・・・お酒を飲みながら、みんなでそんな話をした。
カオサンロードの入口は警察車両がガッチリと。
食事の後、今夜は自粛の意味も込め、早めに宿に戻って就寝したー
2015年8月21日(金)am7:30起床ー
みんなで朝食をいただいた後、街を散歩することに。
Yクン、Nクンは一足先に早朝の便でカンボジア・シェムリアップへ。
せっかく来たのでアンコールワットを見てくるという。
まずはカオサンの入口、宿の目の前のお寺ワット・チャナ・ソンクラームへ。
カンボジアの寺院とはまた違う重厚な造りの本堂。
続いて向かった先はー
みんなでやって来たからにはバンコクの王道、ワット・プラケオ。
風格あるビクトリア様式と純粋なタイ様式が融合した王宮。
そしてまさに『THE タイ』(!)なワット・ポー。
長さ46m、高さ15mの巨大なお釈迦さまの寝仏が御安置される、タイ式マッサージの総本山。
歩き疲れたあと、カフェで一息休憩。
その後、空港へ向かう時間まで3時間、各々フリータイム。
・・・サヨナラ・カオサン、行ってきます!
pm4:00、スワンナプーム国際空港へ到着。
pm6:15ー
さぁ、みんなでいよいよ2年ぶりのカンボジア・プノンペンへ(!)