2015年8月22日(土)PM1:30ー
チョムナンさん宅にて長老方との対話を終えた後、
校長先生の勧めで、学校の子ども達に日本から持参した文具を直接手渡そうという事に。
この学校も、始めて訪れてから三年が経過した。
当初「井戸プロジェクト」を立ち上げた時、
最初に井戸を設置したのがチョムナンさん宅前と、この学校の校庭だった。
校長先生:『井戸がこの学校に建設されて、
私達は校庭の花や木にも水をあげることができるようになりました。
学校に木や花が植えられていることはとても重要なことです。』と。
そんな学校の教室へ入ると、授業中(?)の子ども達。
そこにあとから急いでやってきた子ども達がドドドーーっと教室になだれ込む。
・・・あっという間に、満員御礼。
校長先生に促され、みんなで自己紹介。
『今日は日本からみなさんにプレゼントを持ってきました!今から皆さんに配りたいと思います』
子ども達ひとりひとりに、手渡しでまわる。
遅れて教室にやってきた子ども達にも全員に行き届くように、宮原は特に注意してまわった。
やはりこの学校ももまた、授業は午前組と午後組に分かれて2部生で行われている。
理由は「愛センター」の時にも書いたが、
① 午前午後のいずれかに家の手伝い(児童労働)がある、
② 教室や先生の数が不足している、
このため、子ども一人あたりの授業時間は短い。
外務省データによると、
カンボジアの若者(15ー24歳)識字率、男88%、女86%(2009ー2013)
小学校へ入学した児童が最終学年まで残る割合 66%。
中学校への就学率、17%程度(外務省データ2013年)
サムボー村の子ども達、、頑張って欲しいです。
この文具は、昨年のCNL’14の収益の一部から、
そして【田村教材】さんのご好意によって寄贈させていただきました。
『余ったノートと鉛筆は、今日ココにいなかった子ども達にも渡してください。』
そして、翌日に行う「サッカー交流会」のために今回サポートしてくださった
【MIKASA】さん提供のサッカーボールとバレーボールを4つ寄贈させてもらうことに。
ボールを取り出すと、教室から歓声が沸き起こる。
・・・ただ今回申し訳なかったのが、空気入れを宿に置いてきてしまい、、(汗)
ペチャンコのまま寄贈…(苦笑)
ただ、空気入れは村にもあるとのこと。・・・安心しました。
まさかのボールタワー、、先生も子ども達も苦笑い。
また、【田村教材】さんのご好意によって、学校に貼るアルファベットのポスターや、
世界地図などの教材等も一緒に寄贈させてもらいました。
・・・この学校から、この子ども達の中から、
第二、第三のチョムナンさんが登場してくれたら嬉しいな。
予定にはなかったけれど、今回サムボー村の子ども達に直接文具を手渡しできて、
本当に充実した、サムボー村小学校の学校訪問となりましたー
最後は、子ども達みんなをお見送り。
またね!