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CNL in CAMBODIA’15 最終章 ー イオンモール・プノンペン ー

2015年8月23日(日)PM3:00ー
空港出発まであと二時間。自由時間として最後に選んだのは、
昨年OPENし話題を呼んだカンボジア初の『AEON MALL Phnom Penh』へ。
8K6A2197カンボジアの地でイオンモールがどんな風に受け入れられ、どんなお店や商品が並んで、
お客さんの層はどういう人たちなのか、、一度はこの場所に来てみたかった。
8K6A22042014年6月にオープンしたココは、約190店舗の専門店が入り、
日本から出店したテナントは内49店舗。その他に国内最大のシネマコンプレックスや、
おそらくカンボジア初の「スケートリンク」、ボーリング場、国内最大のフードコートや
レストラン、美容室、エステ、カルチャースクール等、、
「スケートリンク」以外はほぼ日本と同様の構成になっている。
8K6A2195館内に入ってまず驚くことは、、日本と全く違和感ないクオリティ、、。
歩いている人がカンボジア人や、中国・韓国人、ときどき欧米人なだけ。
驚くほどしっくりくる…(笑)
8K6A2196クラークスに、ロクシタン、、、
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8K6A2207急に日本に帰ってきた感覚、、。プノンペンにいるはずのに、
地元のイオンに遊びに来てるような不思議な錯覚。・・・ある意味面白い(笑)
8K6A2198エスカレーター下の展示コーナーには、どーーんと富士山に鳥居が (汗)
せっかく来たからとみんなで写真を撮る。 …ミョ〜にフツー。
8K6A2205・・・とある日本のお店に入ってみると、
天神の街にフツーにいそうなオシャレな服装の日本人女性が販売員をしていた。
8K6A2206カンボジアの恵まれない境遇の人々の自立支援に力を入れているお店。

商品はどれもがフェアトレードのものなのだが、
パッケージデザインや魅せ方がとてもデザイン性があって面白い。

「自立支援で可哀想だから買ってください」の商品ではなくて、
『良いと思って買ったらそんなストーリーある商品だった』・・・そんな品揃えのお店。

でもこういった商品は、どういった客層に向けての商品なんだろう、、
そう思い、定員さんに訊ねてみた。

すると日本女性の定員さんは親切に教えてくれた。

『カンボジア人には正直まだ購買意欲がないので、
ターゲットは(イオンモールにやってくる)日本人、中国人、韓国人、欧米人です。
ブランドを根付かせる、購買意欲を掻き立てるには、かなりの長期戦になると考えています。
今、カンボジアで根付いている日本ブランドは『資生堂』だけ。
まだまだ頑張らないといけません。』

とっても好感の湧くお店でした。

8K6A2210お店を見て歩いていると、店舗と大型スーパーの境目にある日本でも馴染み深い展示広場へ。
『JAPAN FAIR』なるものが開催されていた。
8K6A2221浴衣を来たプノンペンっ子、
8K6A2218ドンドコドンドコ、太鼓が鳴り響き、ステージでは昭和な演歌を歌っている人、、。
イオンモールのすべてが一大『ニッポン・テーマパーク』だ。
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8K6A2220フードコートには『築地 銀だこ』や『KFC』、『ロッテリア』、『吉野家』など、、
8K6A2230カンボジアは外食文化なので、ここで買ったものをフードコートで食べる。
8K6A2224お惣菜やフードコーナは徹底して日本戦略。
8K6A2223 これだけ綺麗にパッキングされたお寿司やお惣菜の数々、、
初めて見た地元の人は、きっと驚いたに違いない。
8K6A2229お惣菜屋さんは、カンボジアでは珍しいオープンキッチン。
安心・安全を売りに「魅せるやり方」に徹底してこだわっていた。
8K6A2225・・・そんな「安心・安全」な食材の中に、カンボジアらしい惣菜屋さんも。8K6A2226
8K6A2227・・・いくら安全安心でも、、僕はこれだけは無理です(汗)
8K6A2235日本のスーパーでよく見かける試食コーナーもカンボジアでは初。
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8K6A2231値札のところを見なければ、ここが日本だかプノンペンだか、全然わからない。
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8K6A2259外には『和民』の居酒屋さんがあったり、どこまでも「日本」だ。
8K6A2253福岡を代表する『秀ちゃんラーメン』や、イタリアンジェラードで有名な福岡の『ViTO』も。
『秀ちゃんラーメン』は一杯$6(約715円)。こちらの人には高価だけれど頑張って欲しいです。

ちなみに、地元在住の日本人がいうには、
日本から進出のラーメン店では「味●ラーメン」だけが成功しているそうだ。
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8K6A2243今回初めて行った念願の『AEON MALL Phnom Penh』。
日本では庶民的イメージのイオンモールだが、
ここカンボジアでは富裕層向けの巨大ショッピングセンターだった。

ジーンズが1本一万円〜

こちらの定員さんが仰っていたように、元々購買意欲のないカンボジア人にとっては、
正直手が届くレベルではない。プノンペン在住の日本人ですら手が出ないと話す方も。

カンボジアのイオンはやはりセレブ向け
でも地元の友人たちが話すのには、
そもそも本当のセレブは「庶民的空間ではごはんは食べない」という。

『セレブは、ちゃんと店を構えた個室です。』と。・・・うむむ、、なるほど。

でも、カンボジアの流通市場に風穴を開けたと言われるイオンの進出。
ちまたでは2号店ができるとのウワサもあった。

メイド・イン・ジャパン、頑張って欲しいです。

8K6A2265チーム・キャンドルナイト7名で行った、2年ぶりのカンボジア弾丸ツアー。
二泊三日ながら、超濃厚な旅となりました。

今の日本の国際協力に必要なのは、金額よりも効果。
渋谷弘延(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン専務理事)

昨年のCNL’14の収益をみんなで考え、分配し、それぞれの支援先へ責任をもって届けてきました。
僕らにできることはほんのわずかなことですが、「なにかひとつ」くらいの気持ちで。

これからも、無理をしない程度に、自分ができる範囲で、継続した活動を行っていきます。

これまで通り、みんなで楽しんで活動を行う結果、それが微力ながらカンボジアに還元されていくー
金額だけが大事ではありません。活動を行うことそのものに意義があると思っています。

今年も【CANDLE NIGHT LIVE 2015】、同じ志のもとに行います。

LIVEに来られた方が純粋にイベントを楽しんでいただき、
そのお金が形を変えて、これまでに紹介した「カンボジアNGO校」や、
「愛センター」の教育支援費になり、サムボー村の井戸建設・維持費となっていきます。

今年のLIVE収益も、経費を差しのぞき、すべて来年カンボジアへ持っていきたいと思いますー
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8th カンボジア・チャリティー・イベント CANDLE NIGHT LIVE 2015

SPECIAL LIVE :コトリンゴ/INO hidefumi

日 時:2015年11月22日(日)
会 場:浄土真宗本願寺派 松光山 西林寺
住 所:福岡市博多区吉塚1丁目25-2

詳細はコチラをご覧ください。

今年もスタッフ全員で、心よりお待ちしています!
長い長い、カンボジアの活動報告、ご拝読いただき本当に有難うございました。

さぁ、いよいよ準備も本格的に始まります!