2015年11月21日(土)pm8:00ー
いよいよCNL’15も明日に迫った。今夜はスタッフで集まって、会場準備と最終打ち合わせー
これまで準備してきたものを続々と本堂に搬入。
当日を迎えるまで、本当に長い道のりだった。
CNLを行い始めてもう8年間が経つが、この緊張感とプレッシャーは慣れることがない。
たくさんのお客さんに来ていただけるだろうか、、
イベントの趣旨は伝わるだろうか、、無事に終える事ができるだろうか、、。
・・・このイベントに至る様々な準備と決断を下していくー
この8年間、毎年「結婚式準備」を行ってるような緊張感と忙しさ。(笑)
スタッフ最終打ち合わせー
・・・時々ひとりになると急に不安に襲われたりします。
毎年当日まで「やるぞ!」とはやる気持ち、それを落ち着かせようとする自分、
すると突然逃げ出したくなる自分、、そんなことの繰り返し。
今でこそ、同じ宗門内でご賛同いただける事も多くなりましたが、
ここは伝統を重んじる世界。…出る杭は打たれる世界でもあります、、
・・・誰でも賛否両論、批評の矢面に立つことは勇気のいることです。
本当は、波風なんか立たせたくない。
波風のない一番いい方法は、上から指示された事だけを行うという事。
リスクを負う事を一切しないのが一番良い方法。
・・・でも、自分自身には危機感があるのです。
若い人達の宗教離れ、お葬式はいらない、お坊さんなんかいらないと、お寺そのものの存在意義が問われる現在、今お寺側から若い人に向けて発信をしなければ、、いずれ住職を交代した時では遅いかもしれない、、。そんな危機感もあって始めたことでもあります。
・・・そんな中で、これまでお寺として続けていた、お賽銭をカンボジアの学校に届ける活動。
これを、もっと身近なところで、私の友人達や同世代の仲間と共にできることはないか?
そんなところからこの【キャンドルナイトLIVE】は始まっていきました。
カンボジアでの活動自体はもう13年目ー
今ではカンボジアにも沢山の友人達がいて、
これまでの交流から生まれた友情の中で、何かチカラになれることはないか?
・・・有り難い事に、自分には家族とたくさんの素晴らしい仲間達がいます。
ひとりの力では何もできないけど、仲間達とみんなで行えば、その力は大きなうねりになる。
幸い周りの友人達は、なんでも「面白い!」と思えば、すぐに実行に移す行動派。
頭であれこれ考えるよりも、まずは行動に移してみて、
失敗したら素直に反省し、また次の行動への糧とする、、。その繰り返し。・・・そんな仲間たちに押し上げられ、引き上げられて今、自分がここにいます。
そんな私たちの取り組みを、毎年あたたかく見守ってくださる先輩方、ご門徒の方、
活動に賛同してくださるたくさんの方々がいて、、CNLは成り立っています。
いよいよ本番を明日に控え、身が引き締まる思いー
pm9:30ー
全体での打ち合わせ、最終確認を行った後は、
「会場」、「物販」、「受付」、「BAR」チームに分かれてそれぞれに準備開始。
本堂の空間演出は、今年もインテリアデザイナー【PORT】坂下和長氏。
STAFFカードの準備。
物販ブース。
まずは先日届いた百何十枚もの【CNL’15】Tシャツをサイズごとに仕分け。
スタッフの買い取り分の袋詰めと受け渡し作業。今年のTシャツも良い感じで仕上がってきました。
今年からCNLに”初加入”のマネキンくん。みんなからは「やまだ」と呼ばれている。
Tシャツブースのスタッフにチヤホヤされる「やまだ」。物販ブース、よろしくです!
そうこうしている内に、【BAROQUE】サンからお花が到着!
今年は大胆にかすみ草を200本!
受付チームも着々と準備進行中。
これまでの予約者をリストにまとめ、アンケートなどの配付物をまとめる作業。8年のチームワーク。阿吽の呼吸はサスガです。
一方、会館では毎年キッズ達に大人気の『ヘアアップブース』の会場準備。
担当は、今年のTシャツデザインを担当した大山光二郎。
・・・なにやらオーガンジーをうねらせながら、、、
!!!!!!!!!!!!
お寺の会館に・・・雪の女王(?)の世界が出現。
それぞれに着々と準備が進められる中、
重苦しい雰囲気で作業に追われていたのがBARチーム。
BARチームは、今年も8月末からどこよりも先に始動。
その際、今年は初の試みとして「竹」がアイコンでもあるCNLに名物料理を登場させよう!
という新たな挑戦を開始。
限定10食の竹筒弁当と、豚汁を竹筒で提供しよう!と。
・・・その竹の器・制作作業が予想外に進まず、時間に追われていた。
・・・しかしさすがに室内でのノコギリ作業は廊下を傷つける上、埃が舞ってしまう、、。
・・・あ〜、ちょっとココでの作業はマズいかなぁー(苦笑)
外でやってもらえないかなぁ〜、、と申し訳なさそうに言うと、、
(全員)・・・。
恐ろしいほどの緊張感とオーラを漂わせ、境内に移っていった(汗)
みな竹筒つくりに燃えていた。
終始近寄りづらい空気を漂わすBARチーム、、(苦笑)
なぜここまでギリギリになったかといえば、
竹の器を前もって製作すると、竹の素材上、乾燥し竹自体が反ったり変形して、
お弁当の蓋が閉まらなくなってしまう。
また、完成した竹筒は一旦蒸すのだが、蒸したあとの寝かし方によっては、
底にカビが生えてしまうこともある、、、
・・・と、そんなこんなで前日までかかってしまっているのでした。
本当にご苦労様。(汗)でももっと笑ってー。(笑)
一方会場ではー
明日の冒頭ご挨拶の際、主な支援先である「インターナショナル・カンボジアNGO校」とのネット生中継を行うため、入念なリハーサル。
現地から生の声、感謝のことばを送ることによって、このイベントの趣旨を明確にする。
今回は、毎回ネット中継を担当しているPanas●nicのヒロくんに代わり、CNLの生え抜き「KENJI」が抜擢。今回初めてということもあり、当日来られないヒロくんに直接来てもらい、マンツーマンで映像出しのタイミングなどを引き継ぎ。
当日は無事にネット中継できるだろうか、、、
こればかりは当日、蓋を開けてみるまでわからない。 今年の『子どもキャンドルナイト』の作品を境内に展示すべくNannyさん準備。
BARチームで元デザイン学校のふたり。看板にカワイくメニューを書いてくれます。
pm11:00ー
ここでCOFFEEブレイク(!)
今年からBARチームのユニホームとしてお揃いのエプロンを製作。
そうこうしているうちに・・・
本年度CNL’15の舞台が完成!
オーガンジーの魔術師 坂下くん、渾身の一作(!)
【BAROQUE】のかすみ草200本もモコモコと浮き上がってます。
スバラシイ。
舞台は整ったー
さぁ、いよいよ明日、本番です!