キャンドルナイトライブ

CANDLE NIGHT LIVE ’15 ー INO hidefumi ー

むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
おもしろいことをまじめに
まじめなことをゆかいに
そしてゆかいなことは、
あくまでゆかいにー

井上ひさし(作家)

2015年11月22日(日)pm7:30、
コトリンゴ LIVE 終了後、これから20分の休憩ー


BARブースにはドリンクを求める人で溢れかえる。
大将の背中。・・・勇ましい。
BARチーム大忙し。

ごった返す人の中に、プライベートで福岡の音楽シーンを牽引するあの人も。
『やっと今年は来れましたよw』と有り難いお言葉。

会館のフードコート、、
もはや足の踏み場もないくらい、若い人たちでごった返す。
そんな中、今年も木下繭サンの『子ども達のための英会話ワークショップ』開始。

お寺のご門徒であり、英会話講師の繭さん。
自分にできるイベントへの携わり方として2年前から来場の子ども達のために企画。
今年は関西外大出身の浅井くんも加わって、、・・・良いコンビです。

今年も遊びに来てくれた50名超のキッズたち、
LIVEを行いながら隣の会館では子どもワークショップというウルトラ技。(笑)
・・・今では子ども達に映画を見せる前の名物コーナーとなった。
今はその後、子ども達に映画を見せるくらいですが、
来年はもう少し子ども達も楽しめるプログラムができればと・・・現在考え中。

pm7:50 ー
INO hidefumi LIVE START:
まずはひとりで登場されー
アルバム『Living Message』から、
The Way is The Way is The Way」を美しいスローなテンポで。

INO hidefumi:
宮崎県延岡市生まれ。エレクトリック・ピアノの名器フェンダー・ローズ・ピアノの美しい音色と清廉でミ ニマムなサウンドは幅広い層の心を掴みながら浸透中。2004年に7インチシングル『Billie Jean』でデビュ ー。同年に“1レーベル・1アーティスト”をコンセプトにした音楽レーベルinnocent recordを設立。2006 年には1stアルバム”SATISFACTION”を発表し、国内外で年間ベストに選出されるなどゼロ年代を象徴する作品としてロングセールスを記録。
藤原ヒロシとのユニットや小泉今日子のアルバムに参加してきたほか、
近年はTOWA TEIが主宰するMACHレーベルからの音源リリース、
鈴木茂とのユニットなど活動の枠を広げている。
自身の代名詞でもあるフェンダーローズ・エレクトリックピアノで奏でられるメロディーと共に、 骨太のビート、うねるベースライン、初期の電子楽器を用いて構成されるヴィンテージサウンドは遊び心溢 れる音世界とセンチメンタリズムの色彩をまとい、幅広い層の心を揺らしながら浸透中。
キャンドルナイトLIVEへは2年ぶり3度目の出演ー

一曲目が終わった後、今回のパートナー小川貴史氏も登場。
東京を拠点に活動中のバンド【カンバス】のギター/ボーカル、小川貴史氏。

聞けば、三年前の【CNL’13】[ 藤原ヒロシ+INO hidefumi ]の際には、
お客さんとしてこのCNLに来られたのだそう(!)
・・・まさかCNLのお客様が、今度はアーティストとしてのご登場、、感無量であります。

・・・その頃、境内ではー

お客様の出入りも落ち着きー
受付チームが集まって、、
みんなで記念撮影。イベントを続けて8年目、、
【こどもキャンドルナイト】から参加してくれていた子ども達が、
今度はスタッフとして手伝ってくれています。
今年は本当によく頑張ってくれました。もう立派なCNLスタッフだ。

その頃、門徒会館では子ども達がゆっくり映画鑑賞。その奥では・・・
子ども達の【へアップブース】まだまだ大人気。

ママもお友達も、みんな嬉しそう。
CNL’15が終了後、お家に帰った子ども達の中には、
せっかくのスタイリングがとれてしまうから『お風呂に入らない!』と。

・・・結局そのまま就寝した女の子達が多数。(笑)
お寺での楽しい出来事が、子ども達の記憶に少しでも刻まれてくれたらー

・・・そんな子ども達の写真を撮っていたら、別のグループの女の子から、、

『あ”ー!ワルいお坊さんっーー!!!!』と突然女子に囲まれ、、、
(なぜワルいお坊さん?汗)
『ちょっとこっち来てー!』と、キッズ女子に玄関まで拉致られ・・・

『ハイ、ココでもう一度「井戸」の話して!外国の話!』と。(汗)

・・・子ども達が私の話の断片を覚えてもらえただけで感動、、。
何となくでも印象に残ってくれただけで嬉しい。
 『ハイ、じゃあワルいお坊さんも一緒に写真!』と言われるがまま…ハイポーズ。
・・・しかし、なぜワルいお坊さん?(苦笑)
LIVEも終盤に差し掛かり、BARブースチームは安堵の片付け準備。
竹ガールズ・・・どうした?
・・・何をやりたいかは意味不明(笑)。

INOサンのLIVEも終盤にー

ピアニカで『愛の賛歌』、、、心に染み渡る名曲。

そしてラストはTHE BULE HEARTSの『泣かないで恋人よ』。

・・・CNL’15前にINOサン、Instagramにて、、

お寺リハ終了。本堂の響きに合うように今回は箱庭のようなミニマルな
ライブ編成とアレンジを組み立てた。最小ながらも感動の度数は最大を目指す。
INO hidefumi(2015.11.20 Instagramより)

福岡キャンドルナイト。お寺でのライブは特に、
下手な演奏できないなと身が引き締まります。仏様が後ろから見てらっしゃるから…
INO hidefumi(2015.11.21 Instagramより)

・・・ことば通りの素晴らしいパフォーマンスでした。
・・・最後には、
♪ やーまのお寺の 鐘が鳴る〜、、とエンディングのイントロ。
・・・何とも粋な終わり方。まさにお寺仕様のLIVE編成。

鳴り止まない拍手。
再びINOサン、ひとりで登場するとー
「副住職のリクエストで」と、名曲『Spartacus』(涙)。

そして曲終了後、、
サプライズにコトリンゴさんが再登場(!)
お二人ともこのCNL’15で初遭遇・初セッションが実現(!!) しかもお二人ともCNL Tシャツを着ての再登場で、、。(涙)
・・・当初は、コトリンゴさんにご負担のないよう、歌を歌っていただく
だけの予定でしたが、コトリンゴさん自らのご意志でアコーディオンで登場。

一曲目『ありがとう』を披露。そして、いよいよ最後の曲はー
コトリンゴさん:『・・・いやぁ、、この曲を聞いた時、
とても衝撃でした。。。
本当にやるんですか?歌って良いんでしょうか、、?』・・・良いんですっ!!!(笑)
♪〜♬〜、、、どこかコミカルで聞いたことのあるメロディ、、、

・・・なんと!まさかの『しょうじょうじのたぬきばやし』西林寺バージョン(笑)
しかもINOサン、譜面と歌詞までしっかりと…(笑)

・・・音楽に一切の妥協のないINOサンらしさ…本当に感激しました、、。
『 さい さい さいりんじ〜 さいりんじの庭は〜

キャ キャ キャンドルナイトに みーんなでて こいこいこいっ!』
本当に素晴らしいパフォーマンスをどうもありがとうございました!

お二人のファンにとっても、今夜たまらない一夜になったのではと思いますー

LIVE終了後の挨拶ー

冒頭での御礼の挨拶。・・・アーティスト、ご協賛ご協力頂いた各企業団体の皆さま、
そして関係者、スタッフのみんな、、

・・・結局、今年もココで言葉が詰まり、、不覚にも8年連続の涙。(恥)

今年こそは泣かずに最後までご挨拶するぞ!と意気込むのだが、、
この日を迎えるにあたって沢山のスタッフに支えられ、
みんなで準備してきたことを
振り返ると・・・何年やってもダメだ。涙なしにムリです、、。

今日のこの日を迎えられたことは、沢山の方々の理解とお力添え、支えがあってのこと。
スタッフはもとより、快くお寺へだしてくれるスタッフの家族、
たくさんの励ましのお言葉を頂いた諸先輩方、友人、地域の方々、ご門徒さん、、
そんな色んな人たちの顔が浮かんでくると、胸が熱くなってしまいます。

このイベントは、「カンボジア」のチャリティーではあるけれど、
これによって、『カンボジアの人々を幸せにしよう』とか、
『カンボジアの世の中を変えてやろう』とか、・・・そんな大それた事は思っていない。
こんなことを行ったくらいで、カンボジアの世の中は変わらない。

そんな事より、家庭や子育て、仕事など、今一番忙しい僕ら世代でも、
カンボジアの友人達のために 『何か一つくらい』の気持ちで、、。

・・・そう考えると、まずは自分達自身が このイベントを楽しんで企画し、
お客様自身が純粋にイベントを楽しんだ結果、その収益がカンボジアに還元されていく-

楽しむことを前提に、それをいいことにつなげるー

これが自分たちに出来る一番『 健全なやり方 』ではないかと。
これからも無理をしない程度に継続して活動を続けていきたいー

CNL’15 終了後ー


『 言ったことなど忘れられてしまう。したことも忘れられてしまう。
でも、感じさせたことが忘れられることはないー 』 マヤ・アンジェロウ

『 決意とやる気が、成功の度合いを左右するー』
『 勝ち負けだけの挑戦じゃない、人生を豊かにする挑戦を!』
鈴木康之(コピーライター)


・・・終了後の竹キャンドルは、記念に自由に持って帰っていただいている。
コトリンゴさん、子ども達と一緒に物販ブースへ。
子ども達もプロのアーティストと一緒の販売ブースに立つ。

間近に見るアーティストは、彼女達の目にどんな風に映ったでしょう?


最後は、CNLの看板にサインをー
コトリンゴさんのお名前もINOサンの横に刻まれました。
今年も大成功、大盛況にて終えることができましたー

【 CANDLE NIGHT LIVE 2015 】

観客動員数250名、スタッフ50名、
経費を差し引いた収益237,542円。

来年6月、私、安武義修が責任を持ってカンボジアへ届けて参ります。

この度のキャンドルナイトLIVEに際して、ご協賛ご賛同戴いた企業・団体・関係者の方々、
50名の素晴しきスタッフの仲間達、そしてお越し頂いた方々に篤く篤く、篤く御礼申し上げます。

皆さま本当にありがとうございました。

キャンドルナイト実行委員長
西林寺 副住職 安武 義修

Live Photos by TETSUYA NAKASHIMA / HANAKO NAGAI /
RYOSUKE UEMURA / KENJI YAMAGUCHI / YOSHINOBU YASUTAKE

 

 

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