ココからワークショップ担当Nannyサンとキッズスタッフのお姉サン達にバトンタッチ。
熊本の被災地・避難所でも使用されていた段ボール製のパーテーション。
その上にペンキを塗り、今年6月にタイ・カンボジアへ行ってきた際、
現地で買った新聞を継ぎ接ぎして制作した『木』。
木の幹はNannyサンが即興でつくり、木の枝に関しては、
キッズスタッフの女のコたちが「枝」を表現してくれた。
この『木』をベースに、子ども達が『大切なモノの実』をならせてくれますー
これから行うワークショップの説明を、キッズスタッフからー
『それぞれ色画用紙に『大切なものの実』を描いてもらいます。
最後に自分にとっての『大切なモノ』を書きて下さい。』
みんなが描いた『大切なモノの実』が撓わに実っていく、、作品づくりの始まりです。
今年6月7日ー
カンボジア・愛センターの子ども達には、すでに同様のテーマで絵を描いてもらっていた。
大切なもの:『 家族 』
オレンジの実の中に、『 家族 』。
大切なもの『 お父さん 』
フルーツの王様ドリアンの中に、『 お兄ちゃん 』。カンボジア特有の南国フルーツ「ランブータン」に『 家族 』。
・・・南国特有の木の実と発想、色使い、、本当に面白い。
これらカンボジアのこども達の『大切なモノの実』も一緒に、実らせていきますー
日本の子ども達も、各班に別れて作業開始!
キッズスタッフのお姉サンに教えてもらいながら描いていくー
大切なモノ・・・『お金』。
実にわかりやすい(笑)
ご門徒さんで今回イギリスから参加のオースティンくん。
大切なモノの実の中心には何やら見慣れない文字。・・・聞けば『お金』とのこと。
しかも、日本の ¥ マークではなく、イギリスの「£」(ポンド)(!!)
・・・実に面白い。(笑)その頃、境内ではー各班ごとに本堂内での作業を中断し、こどもキャンドルナイトの”お土産用”として、
今年も【NEU+STYLE】山口サンの木工ワークショップが同時進行。
高級家具で使用する人気のウォールナットやチェリー、アッシュ、チーク材を使用して、
“キャンドルナイト”だけに、今回は「キャンドルホルダー」を制作。
家具職人・山口サンが機械の取り扱いを教えながら、一緒に穴を開ける作業。
ママが見つめる中で穴を開けます。
穴を開けたら、紙ヤスリを手に取って、各角を削る『面取り』の作業。
皆ひたすらに角が柔らかくなるまで擦る。
・・・近年、こういった作業を子ども達にさせることは『危険』、
ということから敬遠をされがち。でも、そんな今だからこそ、
本物の職人さんのそばで、直にものづくりの体験をさせてあげたい。
【こどもキャンドルナイト】= 目指すところは『エデュテイメント』(edutainment)。
『エデュテイメント』 とは、『教育』(education)+『娯楽』(entertainment)の造語で、
娯楽でありながら、学びの要素が含まれるもの。
遊びに行ったつもりが、いつのまにか学んでいて、しかもそれが楽しいものー
つまり、お寺で「遊ぶ」、「楽しむ」という娯楽でありながら、
仏縁に出遭い、自然災害やカンボジアのご縁を通して幅広い視野を養う。
また、ものづくりの第一線で活躍する人たちと直に接する中で、
子ども達の感性を刺激するキッズサンガ。・・・目指すところはココだ。
キャンドルホルダー、面取り作業が済んだらいよいよ総仕上げ。
大人三人がかりで直接木に「焼き印」を押す最後の作業。
押しの一手は自分でジュ〜ッと。
【CANDLE NIGHT LIVE】の刻印がしっかりと。
・・・今はわからなくても、後々に何か少しでも感じてもらえたら嬉しいー
本堂では、完成した『大切なモノの実』が次々完成し、屏風の木に実がなっていくー
『木の実』ではないものの(苦笑)、これにはちゃんと意味があるそうで、
K=「お金」、I=『いのち』で、さらに5つの☆マークは、
水色=『水』、黄緑色と緑色=『自然』、赤=『太陽』、オレンジ=『食料』を表すとのこと。
絵が完成したら両面テープを貼ってペタペタ好きなところへ。
大切なモノ『ほん』、
大切なモノ『£(ポンド)』、『たべもの』、『おべんきょう』、『金』。
りゅうはくんの大切なモノは『ユンボ』。
きっとお父さんが仕事される中で大切な重機なんでしょう。
『大切なモノの木』に、一気に実がなり始めた。
『カンボジア の子ども達の絵も貼ってくださ〜い』
日本の子ども達と、カンボジアの子どもの『大切なモノの実』が沢山・・・
そして遂に完成です!!!
これまで『こどもキャンドルナイト』でつくってきた、
日本とカンボジアの子ども達の作品に囲まれて、、
またひとつ、素晴らしい作品が完成しましたー
pm6:40−
突如スクリーンに映し出されたのは、、
カンボジア・愛センターの子ども達(!)
同じ作品をつくった、日本とカンボジアの子ども達が西林寺でつながったー
・・・つづく。