pm6:40−
ワークショップの作品が完成すると、突如モニターに現れたのは、
カンボジア・愛センターの子ども達。
リアルタイムで現地と中継がつながった。
食い入るように、画面に群がる子ども達ー
今年6月7日、現地カンボジア・愛センターを訪問した際、
昨年のCNL’15の収益から、愛センターと International Cambodia NGO Schoolへ、
それぞれに日本で購入したプロジェクターを寄贈。
これによって、現地の多くの子ども達とネット交流が出来やすい環境が整った。
2年ぶりに実現したネット交流。(昨年は停電やネット環境の不具合でつながらず。)
『現地の子ども達はご挨拶をする時、必ず合掌をしてあいさつをします。
よかったらみんなでカンボジアの言葉で「こんにちは」と挨拶してみようか、せ〜のッ!』
『チョムリアップ・スォ〜〜!(こんにちは〜)』
少し遅れて、カンボジアから笑顔で、
『コンニチワ〜〜!!』と日本語で返ってきた。(笑)
その後、子ども達同士の質問タイム。
『じゃあ、現地の子ども達に質問してみたい人!』
ハイッ!ハイッ!!と、すぐに手が挙がる。
『勉強は好きですか!?』
『好きな食べ物は何ですか!?』
『好きなスポーツは何ですか!??』
・・・するとカンボジアから、
『私ハ サッカー ガ 好キデス。』と、丁寧な日本語でひとつひとつ言葉が返ってくる。
一同『おぉ〜〜〜』。(笑)
最後には、『将来の夢は何ですか?』との質問にー
カンボジアの子ども達、
『ワタシハ 医者二 ナリタイデス。』
『ワタシハ 学校ノ先生二ナリタイデス。』と、、、
日本語で返すカンボジアの小学生。異国の同世代の子ども達が、母国語以外で、
一生懸命日本語で伝える姿は、日本の子ども達にどんな風に映ったでしょう、、
・・・10分間という短い時間だったけど、本当に貴重な時間だった。
『じゃあ最後に、カンボジアのみんなに合掌して
「オークン(ありがとう)」と伝えよう!』
一同:『オークン!!!』
するとカンボジアからは、
『ドウモ、アリガトウゴザイマシタ!!』
と、元気なご挨拶が返ってきた。最後はみんなで手を振ってお別れ。
お互いの子ども達にとって、生きた交流ができて本当に良かった。
(無事にネットがつながったことで一安心、、。)
pm18:50ー
チルチルとミチルは 様々な国をたずね歩きました、、
・・・でも、青い鳥は どこにもいませんでした ー
・・・そして、やっと 気づいたのです、、
・・・しあわせの青い鳥は、
ずーっと前から 自分のうちに いたんだ・・・と ー
私達が本当に大切なモノとは、
未来や、遠くにあるものでなく、実はいつもそばにあって気づきにくいものー
『当たり前』の反対は、『有り難い』。
私達の日々の生活や今の環境は、決して「当たり前」ではなく、「有る」ことが「難しい」もの。
絵本を聴かせてもらいながら、
私自身、「有り難さ」の意味を改めて味わさせていただきました。
最後にまとめのお話しをさせていただいてー
みんなで阿弥陀さまに向かって、合掌・礼拝。
今年も無事に、西林寺キッズサンガ『こどもキャンドルナイト’16』を終えることができました。
最後に参加してくれた子ども達と一緒に。
そしてお家の方も一緒に。
pm7:10ー
すべてのプログラムを終えた後は、毎年恒例の花火大会。
LOVE…
夏休みの思い出の1ページになれたらいいな。
こうして今年も無事に【こどもキャンドルナイト’16】を終えることができましたー
スタッフや関係者の皆さんには、
いつも本当にたくさんのご協力を戴き、有り難い限りです。
みんなのチカラ、支え合っての「こどもキャンドルナイト」、「CNL」です。
本当にありがとうございました。
そして参加していただいた皆さま、本当にありがとうございました。
また来年も楽しい企画で行いたいと思います。
お寺は悲しい場所や、亡き人に手を合わせる場所だけでなく、
みんなで笑ったり、感動したり、学んだり、、そんな場所でもあります。
これからも、「歓び」や「悲しみ」も、
共に分かち合う場所としてあり続けるお寺でいたいと思いますー