皆さん、大変遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
2019年1月9日(水)、およそ1年ぶりに、
熊本 益城町福原の皆乗寺さんへ行ってきました。
今年も、昨年のCNL‘18収益から3万円を、
皆乗寺さんへ寺院再建費として寄附させていただきました。
ご住職からその後の皆乗寺さんの近況を伺いました。
皆乗寺さんの近況
先日の1月3日の地震(益城は震度3)で山門の棟瓦が崩落の危機に陥ったとのこと。
皆さん、震度3とは思えない揺れだったと話しておられました。
先日ご門徒の皆さんと一緒に棟瓦だけ撤去されたそうです。
震災当初『建っているだけの全壊』とされ、
本堂の解体が決まっていた皆乗寺さん。
しかし昨年急転直下!お寺から出てきた、
歴代ご住職の室町時代からの古い日記や
お手紙、文献等によって、町の指定重要文化財に。
「解体」から一転、町の文化財として「保存」が決まり、
今年の4月から本格的に修復工事が始まるそう。
完成は二年後とのこと。(!)
指定文化財となったことから本堂修復工事の補助は出るものの、
全体の再興となれば、依然として財源のメドは立っておらず、
やはり数億円規模の費用がかかってしまうとのこと。
そこで、宗教法人の『指定寄附金制度』を利用して、
広く本堂復元に伴うご寄付を呼びかけています。
詳しくは皆乗寺さんのホームページをご覧下さい。
本堂復元に伴う寄付金について/
熊本では、今も2万人余りの人々が
仮設住宅などで避難生活を送っています。
皆乗寺さんのある益城町福原地区では、
仮設住宅で暮らしている方々を新しく迎えるべく、
現在、住宅建設ラッシュが始まっていた。
これからの課題として、
新しくこの町に来られる方を含めた
新しいコミュニティづくりが今後求められてくる。
…その時が、お寺の出番。
そして我々もまた、
再びお手伝いできることがあるのではと思ってます。
2年後、本堂が完成した時には、
お披露目の法要と合わせて、
再び『みんなのっけて皆乗寺まつり』を開催したい。
…そんな話を、ご住職や坊守さんと笑ってお話して帰りました。
復興への道のりはまだまだ険しい道のりですが、
これからも、益城町を、皆乗寺さんを、
ささやかながら応援していきたいと思っています。