ブログ

ブログ

JSR CAMBODIA’19 ① – 旅の始まり –

『冒険とは、自分のいるポジションから一歩前に踏み出す勇気だ。』
河野 兵市(冒険家)

2019年2月19日(月)、今年もカンボジアへ向けて出発です。
『国際仏教交流チームJSR』の仲間達と共にカンボジアへ。

『KIZUNA FESTIVAL 2019』へ

今回は大阪の深親亮介くん、山口の冷泉康正くんと三人で、まずはバンコクへ。

関西組メンバーは、明日成田から直接プノンペン入りし、
明日20日(火)、現地で全員集合です。

今年も在カンボジア日本大使館と国際交流基金が主催するジャパンフェスティバル、
【絆フェスティバル2019】に、再び真宗僧侶として『声明と雅楽』を披露させていただきます。

カンボジアへ行き始めて17年目ー
日本文化を紹介する、3日間で2万人を集める国内最大級のジャパンフェスティバル。

今回は一般公開時のワークショップのご縁をいただきました。

カンボジアに携わる日本人として、
また一日本の僧侶としてこんな光栄なことはありません。

有り難く、楽しみにながら、私達にできることを全うしたい。

いざ、出発!

まずはカンボジアへ向け、タイ・バンコクへ。

am11:40 福岡発 ー バンコク着 pm3:40。6時間のフライト。

FUKUOKA ▷ BANGKOK

あっという間の6時間、タイ・バンコクに到着。
今日はバンコクに一泊して、明日プノンペンに向かいます。

空港から車で40分、宿に着いたー

今回は、三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台にもなった
ワット・アルンを真正面にのぞむ宿。
倉庫街を突ききったところにある、旧倉庫をリノベーションしたプチホテル。

夕暮れになるとワットアルンが金色に輝きはじめた。
このお寺が一番美しく見えるのは、その名の通り、暁の頃。
高さ約57メートルの仏塔が茜色に染まり、幻想的な風景になる。

そんな金色に染まる暁の寺を眺めながら、
深親くんはお寺からかかってくる電話の対応に追われていた。

・・・みんなそれぞれにお寺が忙しい中を集まってくれています。

…なんかやり手のビジネスマンみたい。(笑)

夕食は、…やっぱりカオサンロードへ

日が暮れた頃、食事をしにカオサンロードへ向かう。
正面に見えるワットポーの仏塔もまた美しい。

トゥクトゥクに揺らること5分ー

世界中からやってくる旅人の交錯地、カオサン。
今も世界中のバックパッカー達がバンコクに着くなり目指す場所。

…初めてこの街を訪れてから、もう17年が経った。
それでもなお、この街に惹きつけられ、帰ってきてしまう街。

この街の匂いを嗅ぐと、今でも17年前、
初めてここを訪れた時の気持ちや思い出が蘇ってくる。

…至るところから流れてくるダンスミュージックの爆音にのせて、
街ゆく人の汗や香水の匂い、タイ特有の香辛料やパパイヤ、
マッサージオイルの香り、路上で調理されるパッタイの香り、
生ゴミや下水の鼻をつく匂い、、

すべてが一緒くたとなって鼻の奥まで届いてくる、、。

“あぁ、、今年も帰って来たんだな” …そんな事を思ってしまう。

でも、『カオサン=安宿街』は今は昔。

最近では安宿は周辺の通りなどに移転し、
外国人旅行者相手のレストランやショップが所狭しと並んでいる。

そんな中、最近、食事をするなら大好きな通りがカオサンの一本裏手にある、、

『ランブトリ通り』(Rambuttri Alley)

それが「ランブトリ通り」(Rambuttri Alley)。

最近のお気に入りは、このラムブトリ通り。
カオサンほどうるさくなく、小さな活気と落ち着きがある通り。

そしてカオサンよりも少し大人っぽい。
何より街路樹、自然との調和がとっても良い感じ。

今回もこの場所で祝杯を挙げた。
三人で楽しく熱いトーク。

カオサンのエリアは、何度来ても初心に戻れる場所。
やっぱり旅の始まりはココからじゃないと始まらない!

…話の尽きない夜だった