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『こどもキャンドルナイト’19』① – OPENING!-

2019年8月4日(日)、台風接近と大雨で延期になっていた
【こどもキャンドルナイト’19】、今年も遂に開催の日を迎えました。

今年で9年目ー
初開催当時参加してくれた子ども達は、もう中学生や高校生になりました。

毎年毎年の積み重ねによって、独自に進化してきた『こどもキャンドルナイト』。
これまでの活動と経験を活かして、今回は満を持して外へ飛びだします!

8月4日(土)pm3:00ー

スタッフ集合。

さっそく現場へ行って下準備です。

今年のテーマは、『わたしのまちをキラキラに!シャッターアートを描こう』。

カンボジアでの活動の根底にある『 自他一如 』という、
仏教のみ教えを柱に展開する『 困った時はお互い様 』の活動。

今回はお寺を飛びだし、身近な存在である地元商店街に目を向け、
『吉塚商店街・景観再生プロジェクト』の一環として
商店街の皆さん全面協力のもと、子ども達によるシャッター・アートの制作を行います。

この日の実現に至るまでー

今年5月、今回の企画に向けて
商店街の皆さんへ向けて、企画書とシャッター提供募集のチラシを提出。

商店街の会合にも顔を出させていただきながら、
ようやくいくつかのシャッター提供の申し出をいただきました。

その中から今回はメインストリートながら暗いトタン壁で覆われていた一角に決定。
絵のテーマは、商店街の皆さん、地権者のYさんと話をした結果、

現在商店街は福岡市が進める『一人一花運動』に力を入れていることから『』に決定。
今回はこの壁に子ども達の『おすそわけの花』を咲かせることにしました。

7月中旬、CNLスタッフ、愛和外語学院の留学生らと共に壁の下地塗り作業を展開。

あとは本番を待つのみとなった。

そして、本 番。

開催当日の8月4日(日)、この日の気温は35度。

「危険な暑さ」の中、どこまでできるのか、、色々不安もありましたが、
とにかく子ども達の体調には最善の注意を払っていこう!と認識を共有。

pm3;45ー
スタッフ最終打ち合わせを行い、それぞれの動き、役割を再確認。
今回はCNLスタッフ14名、そして愛和外語学院の留学生が5名手伝ってくれる。
頼もしい仲間達です。

pm4:15、
本堂の飾り付けを急ピッチで行う。

そして、am4:30ー

受付開始と同時に、子ども達、親御さん方が続々やって来ました。

【 こどもキャンドルナイト’19 】START!

2019年8月4日(日)pm5:00ー

今年も【こどもキャンドルナイト’19】がスタート!
Lilyさんによるオープニングで幕が開けた。

子ども達の感性を刺激しながら、
楽しむことを前提とした仏さまとのご縁づくり。

カンボジアでの活動や経験を通して、
手を合わせる心を通して、「大切な心」を伝えるご縁づくりですー

 

最初に『おつとめ』の時間から

Lilyサンからバトンタッチしたところで、
まずは『お経をよんでみよう!』の時間。

まずはみんなで正座。
お経本を配ってー

大きな声を出して「重誓偈(じゅうせいげ)」のおつとめです。

背筋をぴーんと伸ばして、
みんなで仏さまの前でお参りさせてもらいました。

おつとめが終わると、『住職のおはなし』。

お寺は、亡くなった方に手を合わせる、
あるいはご法事やお墓参りをしたり、
悲しみのご縁で訪れるところだけではありません。

仏さまのお話を聴いていくことを大事にしながら、
みんなで楽しく笑ったり、学んだり、時には感動を分かち合ったり、、

つまり、「歓び」「悲しみ」も、みんなで分かち合う場所 

今回のテーマを軸に、「仏教のことば」と「おすそわけ」の心、
他人への「思いやり」を持つことの大切さをお話しさせてもらいました。

みんな真剣な眼差しできいてくれました。

『絵本読み聞かせLive』

住職のはなしを終えると、Lilyさんにバトンタッチ。
今回のテーマは、『わたしのまちをキラキラに!』。

今回のワークショップ・テーマに繫がる絵本の読み聞かせライブw

『にょき にょきのき』作/斉藤洋、絵/高畠純

にょきにょきのき

にょきにょきのびる
にょきにょきのき

花が咲いた!

にょきにょきの 実 がなって
ぶっちーん。飛んでった!

実が欲しいになって…

また 、にょきにょきの芽がでた!

この実が【吉塚商店街】にも飛んできて、
今 にょきにょき 伸びてます!

『吉塚商店街にキレイな花が咲くように、みんなで お手伝いしにいきましょう!』

花が散ると、実がなって、また蕾がついて、花が咲くー
限りなく続くいのちの物語の絵本を通して、今回のテーマを表現してくれました。

ワークショップのはじまり

絵本読みきかせのあとは、Nannyサンにバトンタッチ。
いよいよワークショップの時間です。

これから吉塚商店街へ行ってペンキで描いてもらう前に、
子ども達には描く花を、具体的にイメージしてもらいます。

Nannyサン:
『吉塚商店街を通る人がキラキラな気持ちになる「お花」ってどんなお花かな?
想像してみて?踊ってるお花!?ニコニコお顔のお花!?実がなって美味しいお花!??』

子ども達は、テーマから浮かぶ花を一生懸命想像中。

思いついた花を紙とえんぴつで下書きしたら、その紙を持ってー

いざ、吉塚商店街へ向けて出発です!