キャンドルナイトライブ

『 CAMBODIA ’13 ② ー 井戸建設プロジェクトその後❶ ー 』

2013年2月3日(日)PM1:00 –

NGOスクールを跡にした後、法友チョムナン氏の故郷サムボー村へ。


昨年行ったメンバーでひとつ、キャンドルナイトの収益でひとつ、建設した2つの井戸のその後を見に。


今回はチョムナンさんのご友人僧侶も一緒に同行。

左:コン・チャントール氏 33歳(僧歴19年)
右:セニ・ブッティ氏 35歳(僧歴23年)

どちらも地方の僧院にいて、僧侶の先生をしているという。

道中、片言の英語と日本語で、笑顔の絶えない時間が続く。


プノンペンの喧噪を走ること1時間ー

辺りはすっかりのんびりとした田園風景。


のどかな田園地帯を突き進み、最後は川岸から渡し船にのって対岸のサムボー村へ。

船に揺られること15分ー


今年もサムボー村へやって来た。

・・・そして、去年作った井戸が…ちゃんとあった。


まずはチョムナンさんが水の出を確かめる。

水自体は前回来た時よりも透明な水が出ていた。・・・しかし、去年より水の出が悪い。


村の人に聞けば、2月のカンボジアは乾季。

この時期はメコン川の水位も下がることから、どうしても水の出が悪くなるという、、。

…それでも、この村の村長さんの話によれば、近隣15世帯がこの井戸を使用。

とても助かっているという。


・・・なんとも嬉しい言葉。


何やらビデオカメラをまわす人、、、 …なんと現地プノンペンのテレビ局。


『日本から来たお坊さんがカンボジアで活動している』 ということを聞いて、現地サムボー村に同行取材。

・・・この模様は、僕らがカンボジアから帰った後、現地で放送されるそうだ。

 

・・・カンボジアのような出家僧ではない、

髪の毛があって俗世間に生きる日本のお坊さん、、。

カンボジア人には一体どんな風にうつるだろうー


その後、チョムナンさんのお家の方が、「せっかく来てくれたのだから」と、ヤシの実ジュースと、

僕らの大好物“チャートゥロッコーン”(空芯菜のニンニク炒め)を振る舞ってくれた。


お礼に、日本から持参してきたお土産と、近所の子供たちにも大量のお菓子を。


・・・そんな中、先程振る舞っていただいた机をみると、

僕らが食べきれなかった空芯菜炒めの残りやジュースの飲みかけを、近所の子供たちがガッついていた。

・・・この村の状況がよくわかる光景だった。

 

自分たちがたくさんの量で食べ切れなかったことの申し訳なさと、それによって、食事にありつける子供たち、、。

とても複雑な思いになった。

その後、『チーム平安社寺』の社寺建築若き社長 I渕さんと電気工事担当のN中さん、


日本からのお土産として、チョムナンさんの家にソーラー式防犯ライトを玄関先に取り付けてあげることに。


さすが、電気工事はお手のもの。


物珍しそうに集まってきた人たち。

優しい眼差しで、工事の様子を見守っていたチョムナンさんの姿が印象的だった。


ソーラーパネルによるセンサー式ライト取り付けも無事完了!

電気の通ってない村に、はじめてソーパーパネル式電気がつきました。

最後は、チョムナンさんの家族や近所の子供たちも一緒にハイポーズ!

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