エイズ病棟をあと、香港からプノンペン入りした美容師 上野理絵さんも合流。
5人全員が揃ったところで、今年も旧ゴミ山そばにあるフリースクール、
日本人女性・藍さんが設立した学校『愛センター』へ。
近所に住む、50~60人の小学生が、毎日夕方5時まで勉強をしています。
また午後からは中学生以上の子ども達の時間となります。
こちらでは日本語と、日本式のしつけも教えていて、
私たちが訪れるや、全ての子ども達が『こんにちはー!』と元気な笑顔で挨拶をしにやってきます。
それも私たちのグループまとめてではなく、一人一人に、近づき、手を合わせて元気よくご挨拶。
・・・こちらが逆に教わることばかりです。
そして今回も開催しました。
美容師 上野理絵さんによる、子どもたちの髪を切ってあげる “ 青空HAIR CUT SHOW ”!
はじめにあいさつをした後、『今日、髪を切ってもらいたい人―っ!』というと…
ハァイ!ハァイ!ハァイ!!と手を挙げる。
この日、12人の子どもたちが上野さんに髪を切ってもらうことに。
上野さんが持参してきた音楽にのせて、 ” 青空HAIR CUT SHOW PART2 ” が開始。
今回も日本から持参したヘアカット実例集で、
カットして欲しい髪型を選んでもらい、髪を切ってもらいました。子どもたちは興味津々。
私たちスタッフは、“髪は切らないけどスタイリングして欲しい”という子どもたち担当。
上野さんのカットにより、子どもたちがどんどんカッコ良くなって行きます。
子どもたちはみな変わっていく自分に大興奮。
完成すると、持参してきたインスタントカメラで写真を撮り、それぞれ子どもたちにプレゼント。
18歳の先生には、別の美容師さんから預かってきた髪飾りをプレゼント。
他のスタッフは、同時進行で日本から持ち込んだ風船でバルーンアートショー。
これを頭に巻いて子どもたちは大ハシャギ。一番人気は、シンプルな“ハチマキスタイル”でした。
交流会後半部分には、日本から持参してきた画用紙とクレヨンで子ども達に絵を描いてもらいました。
テーマ:『あなたの夢は何ですか?』
・・・この絵は日本に持ち帰り、今夏の「子どもキャンドルナイト」や、
様々な現場での“貴重な資料”として使いたいと思っています。
愛センターでの“交流会”は今年も大成功。
皆それぞれに、“無理をしない程度に、自分のできること”を行った。
最後はみんなで合掌して、“ありがとうございましたー!!! ”
こちらこそ、自分自身が勉強になる交流会でした。