先日、カンボジアの法友チョムナンさんからメールが送られてきた。
『 Now Well in village 12wells ,
The peaple very happy to use well, And I bought chairs for primary school in village.』
サムボー村に、これまでに井戸が12基完成したそうだ。
かつてフランスのNGOが設置した井戸はその後メンテナンスがないために朽ち果てていた。
・・・改修工事も期待できそうにないので、申し訳ないが、取り外して隣に新しい井戸を設置。
村唯一の病院で患者さんが使う井戸なので、こちらは特に注意深く見守っていかなければ。
去年、村を訪れたとき、村の人たちはこの井戸水をとても大切に使っていた。
井戸の水の出をチェックしようと、蛇口に手をあてると、村の人があわててバケツを敷きにきた。
・・・こぼれ落ちた水でさえ「もったいない」からだという、、
こぼれ落ちた水は、その後バケッに貯めて畑にまいていた。
井戸の排水出口はそのまま畑へとつながっている。
もし万が一水が流れ落ちても、そのまま畑へと流れていく。
『水一滴無駄にしない。』
・・・そんな思いが伝わってきた。
彼らを通して、今の日本での生活を考えさせられる。
限りある資源を、なるべく無駄にしないと思いながらも、僕はどれだけそれができているだろう。
カンボジアへはいつもそんなことを学ばせてもらいに行っています。
キャンドルナイトLIVE(CNL)で、皆さんから頂いた入場料や浄財の一部は、
このような形でサムボー村の人々から大変喜ばれています。
また、CNL収益の一部で寄贈した、村の小学校の赤い椅子も大変喜ばれているそうです。
今年はCNLスタッフで2年に一度、CNL収益を直接カンボジアへ持っていく年。8月に予定。
それと同時に、今年は【JSR】[Jodo Shinsyu Rensyo-kai](京都・本願寺 勤式指導所で学んだ同期会で結成する若手僧侶の会)の、カンボジアでの活動10周年目にあたる年。
JSRでは、現地僧侶との仏教交流と学校への教育支援を中心として活動しています。
CNLで立ち上げた「サムボー村井戸支援」も現在一緒にかつ積極的に井戸建設に関わってもらっています。彼らの協力もなくして、この事業はありえません。
今回そのJSRの「活動10周年」ということで、現在プロジェクト計画中です。
詳しくはまた後ほど…