今年も始まった『こどもキャンドルナイト’16』、
始めにLilyサンによるOPENINGー
今日のお世話をしてくれるお兄サン・お姉サン達をご紹介。
扇風機で涼む子ども。今日は本当に暑い!
Lillyサン『・・・それでは、ココのお寺の〜、
副住職・安武サンをみんなで呼びましょう。やーすたーけさ〜ん!』
副住職:『ハーイッ!!』。気合いの返事。
・・・いつも内陣脇から現れるところを、真後ろから現れてみた。
子ども達、、写真の様子以上に微妙な反応、、。
・・・気合いが入りすぎてしまい、マイクで絶叫してしまった(汗)。
本堂内が和やかにドン引き。
軽くご挨拶をさせていただいたところでー
始めに『おつとめ』の時間。
みんなで正座をしてー
一緒に『讃仏偈』のおつとめをしますー
家族で一緒にお経を読んでみる光景ー
本当に、貴重で、有り難い時間です、、
最後は、お経本は膝の上に置いてー
みんなで合掌、、礼拝。
おつとめの後は『副住職のおはなし』ー
『みんなには毎年始めに聞いてるけど、
「お寺」ってどんなイメージがありますか?
「お寺」っていったらどんなことを想像する?
・・・お寺という場所は、一番には『仏様のお話を聞くところ』です。
モチロン亡くなられた方をご縁に、手を合わせる場所でもあります。
でもね、お寺って何も悲しいところだけではありません。
こうやってみんなで楽しく笑ったり、学んだり、感動したり、、
お寺は「歓び」も「悲しみ」も、『みんなで分かち合う場所』です。
その中で今日は、お寺で楽しむ一日です!
どうか今日というお寺での一日を、
夏休みの楽しい思い出のひとつにしてもらえたら嬉しいです!
このキッズサンガを始めた頃、
参加の子ども達がまだ小さかったこともあるけれど、
お寺でお話しを聴くという土壌がなかったこともあるせいか、
目をこちらに向けて、話を聞いてくれる事だけでも一苦労でした。
・・・それが、こうして純粋で真剣な眼差しが返ってくる光景は、、
何ものにもかえがたく、継続して行えばこその光景なのかな、、
・・・そんなことを、お話しさせてもらいながら思ったのでした。
さぁ、今日の【こどもキャンドルナイト】のテーマは、
『あなたにとって大切なモノはなんですか?』というテーマです。
みんなにとって『大切なモノ』って何でしょう? ー
みんなには、大切なお家の人がいて、お家があって、
キレイなお布団で寝て、食べ物もある、、
・・・それってとても当たり前のことかも知れないけど、
実はこれって、全部、当たり前ではないんですー
熊本での地震、カンボジア・サムボー村での電気・水道のない生活を例に、
プロジェクターで映し出されたカンボジア写真を見ながらお話しさせてもらいました。
『今回は、熊本地震やカンボジアの同じ世代の子ども達の様子を通して、
あらためて、私たちにって「大切なモノ」を今一度考えるご縁にしたいと思いますー』
『みんなにとって大切なモノって何でしょう?・・・今日はみんなで考えていきましょうー』
と最初の問題提起が終わると、Lilyサンにバトンタッチ。
pm5:25ー
Lilyさんによる『絵本読みきかせLIVE』の始まり始まり〜
始めの読みきかせ本は、、昨年同様、
このイベントから生まれたオリジナル作品『へいわのはな』ー
この同じ空の下のどこかに
笑顔があふれる 平和な国があるのだそうですー
その国には 色とりどりの花が1年中咲いています。
この花の種をもちかえり 花をさかせることができると
その国も平和な国になるといわれています。
朝が来ました。とってもいいお天気です。
くおんは リュックに iPhoneとゲーム機とお菓子を詰め込んで
おうちを 飛びだしました。
平和の花を 探しに行くのです。
ヌイはまだ夜が明けないうちに家を出て
遠くの池まで水をくみに行き
掃除や洗たく、お家のお手伝いをすませて
はだしで おうちを とびだしました
平和の花を 探しに行くのですー
日本の男の子とカンボジアの女の子が平和の花の種を求めて冒険へ出る物語ー
日本とカンボジアの文化・生活の様子についての違いにも触れながら、
子ども達に問題提起する書き下ろし本。
みんな笑顔で、お話しを聴いてくれましたー