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CANDLE NIGHT LIVE’18 ③ – 開 宴 –

むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
おもしろいことをまじめに
まじめなことをゆかいに
そしてゆかいなことは、
あくまでゆかいにー 井上ひさし(作家)

開 宴

2018年10月7日(日)PM6:00
【 CANDLE NIGHT LIVE 2018 】開 宴 ー

はじめに、
キャンドルナイトライブ実行委員長あいさつ。

このイベントの趣旨について、カンボジアでの活動のご報告。

現地カンボジアより生中継 ー

ご挨拶の中で、今年も支援先の学校・卒業生を代表して、
現在、カンボジア在日本大使館職員として務めるヌットさんより、
カンボジアからみなさんにご挨拶。

今年も現地から生の声で、
来場者の皆さんへお礼の言葉と気持ちを伝えていただいた。

…今年は、残念ながら回線が途切れ途切れとなり、
言葉がきれいには伝わりにくかったが、
彼女が皆さんにどうしても伝えたかったことなどは、
フォローしながらスピーチしていただいた。

ヌットちゃん、どうもありがとう。

毎年ご挨拶をさせていただく中で、必ず後ほど
『副住職、挨拶長すぎ。』ともっともなご指摘をいただきます。(苦笑)

・・・私もそれは重々承知しているのです(笑)

…しかしこれは、単に『お寺でライブ』ではなく、
皆さんから入場料をいただいて現地へ届ける、カンボジアのチャリティー。

イベントの趣旨と活動報告、このイベントがカンボジアとどう繋がっているのか、、
そんなことをお話しすることを、毎回大事にさせてもらっていますー

でも有り難いことに、11年間このスタイルを続けていると、
毎年真剣な眼差しで、耳を傾けてくださいます。

…そのことがただただ嬉しくて、、本当に有り難いです。

我々のイベントは、「奉仕の精神」、「犠牲心」といった
西欧的な意味合いの強い『ボランティア』というより、
仏教のみ教えである『自他一如』の教えに基づいた活動。

『 自分と他人は一つの如し 』

私たちは人間としていのちをいただき、
あらゆる関係性の中でお互いを支え合い、
生きているのではなく「生かされている」という
視点に立った時、ごくごく自然と手を差し伸べる活動ー

日本では「ボランティア」という言葉がいわれる前から、
この仏教の教えを実践して来られた言葉がある。
「お裾分け」や「恩返し」、「おかげさま」、そして「困った時はお互い様」。

…つまり、私たちの活動は『困ったときはお互い様

の活動』であるとー

ご挨拶させてもらいました。

pm6:30、LIVE START!

PM6:30、
日は落ちて、辺りはだんだんと暗くなってきたー

大きな拍手の中、
おお雨(おおはた雄一+坂本美雨)のおふたり、遂に登場!

おお雨(おおはた雄一+坂本美雨)、登場。

 

おお雨(おおはた雄一+坂本美雨):
個々に活動をしている、シンガーソングライターのおおはた雄一とミュージシャンの坂本美雨のユニット。FUJI ROCK FESや、情熱大陸LIVEなど、野外フェスをはじめ、さまざまなライブにて活動中。

坂本美雨
両親は、世界的な音楽家の坂本龍一と矢野顕子。1999年「Ryuichi Sakamoto featuring Sister M」として「 The other side of Love」 を歌いデビュー、その後本名の“坂本美雨”で本格的に音楽活動を開始。最新アルバムは、聖歌隊CANTUSとコラボレートした「Sing with me Ⅱ」2015年第一子出産。音楽活動以外、JFN系列のラジオ「ディアフレンズ」のパーソナリティやナレーション、執筆など仕事と子育てと奮闘中。

おおはた雄一
1975年茨城県生まれ。シンガー・ソングライター、ギタリスト。
2004年1stアルバムを発表。現在までにオリジナルアルバム8枚のほか、カバー集、ギターインスト集など合わせ、14枚のアルバムを発表している。代表曲「おだやかな暮らし」は、クラムボンをはじめ多くのアーティストにカバーされている。楽曲提供を含むアルバム参加は100作以上にのぼり、映画・CM音楽、ナレーション等活動は幅広い。

オープニングは、『波間にて』。
素敵な曲からCNL’18が始まったー

今年の総来場者数は363名。過去最高を更新。
本堂は超満堂。床が抜け落ちるのでは…と不安になるくらい、嬉しい悲鳴でした。

今年は敢えて本堂に上がらず、
境内のベンチでお酒を片手に、ぼんやりと光る竹明かり、
本堂全体を眺めながら、心地良い音楽に耳を傾けている方々もー

本堂の縁側から眺める親子。

本堂正面の階段では、日本、カンボジア、
両国の子ども達がつくった「夢の街」の積み木で遊ぶ親子ー

皆それぞれ、想い想いの形で素敵な音楽に耳を傾けていましたー

haruka nakamura、登場。

おお雨のお二人による『かぞくのうた』が終わったところで、
haruka nakamuraサン、登場ー

これまでの美雨さんLIVEで、おおはたさん、
harukaさんとそれぞれ組んでのLIVEはあっても、
・・・この三人が一堂に会してのLIVEは今回が初とのこと(!)

haruka nakamura ( Piano ):
青森出身。杉本博司「江之浦測候所」カロリーメイトCM「すすめ、カロリーナ。」NHK BSプレミアム「ガウディの遺言」などの音楽を担当。東京スカイツリーのプラネタリウムにて、オリジナルの音楽が弦楽四重奏により毎週生演奏される企画が2018年より1年間行われている。ブランドとのコラボレーションでevam evaとのオリジナルアルバム「ゆくさき」を制作。柴田元幸の朗読とのセッションを繰り返しアルバム「ウインドアイ」を発表。ミロコマチコとのライブペインティングセッションシリーズを継続中。「FOLKLORE」の旅を続けている。

繊細なタッチで紡ぎ出す、harukaサンの優しいピアノの音色、、、
昔からCDを聴いていた私にとっては、まさかharukaさんがお寺のピアノで、、

感慨深いものがあったー

前半セットリスト:

第一部:
【 おお雨 】
1、波間にて
2、かすかな光
3、Yesterday yes a day
4、ノスタルジア
5、かぞくのうた

【 haruka nakamura in 】
6、彼と彼女のソネット
7、Don’t think twice it’s alright
8、シェナンドゥ
9、遠い町で

印象的だったのは大貫妙子カバーの名曲『彼と彼女のソネット』。
中学生時代、TV『ASAYAN』を見ていた時、
いつもエドウィンのCM挿入歌で流れてたあの曲。

…当時の甘酸っぱい時代を思い出した。

そして、おおはた雄一サンが歌う、
ボブ・デュランの『Don’t Think Twice It’s All Right』!
MCTに続き、本当によかった、、

聴き応え充分な、濃い前半が終了後、25分の休憩ー

休憩タイム

PM7:20−

ごった返す人、人、人。BARブースは大忙し。

今年は、ビールをはじめ、ドリンク類、フード共に完売続出(!)
フードブース売り上げも過去最高を記録した。

映画鑑賞する子ども達。

CNLのこれまでの活動の写真を眺める子ども達。
大きくなって、スタッフに加わってもらえたら嬉しいなぁ。

pm7:45ー

準備が整ったところで、いよいよ第二部のはじまりです。